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公開番号
2024166718
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023083018
出願日
2023-05-19
発明の名称
多層配線基板
出願人
TOPPANホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
H05K
3/46 20060101AFI20241122BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】優れた特性のMIMキャパシタを備える多層配線基板を提供する。
【解決手段】実施形態の多層配線基板は、基板10と導電体層20、40、60a及び80aと誘電体層30とを含む。基板10は絶縁性を有する。導電体層20は基板10上に設けられる。誘電体層30は導電体層20の一部分の上に設けられる。導電体層40は誘電体層30上に設けられる。導電体層60aは、底部が導電体層40に接したビア部V1aと、ビア部V1aの上部に設けられたランド部L1aとを含む。導電体層80aは、底部がランド部L1aに接したビア部V2aと、ビア部V2aの上部に設けられたランド部L2aとを含む。導電体層20の一部分と誘電体層30と導電体層40とは、MIMキャパシタの一方電極、絶縁膜、及び他方電極にそれぞれ対応する。平面視においてランド部L1aは、導電体層40と重なっており、導電体層40と重ならない部分を有しない。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
絶縁性を有する基板と、
前記基板上に設けられた第1の導電体層と、
前記第1の導電体層の一部分の上に設けられた誘電体層と、
前記誘電体層上に設けられた第2の導電体層と、
底部が前記第2の導電体層に接した第1のビア部と、前記第1のビア部の上部に設けられた第1のランド部とを有する第3の導電体層と、
底部が前記第1のランド部に接した第2のビア部と、前記第2のビア部の上部に設けられた第2のランド部とを有する第4の導電体層と、
前記第1の導電体層の前記一部分と、前記誘電体層と、前記第2の導電体層とは、MIM(Metal-Insulator-Metal)キャパシタの一方電極、絶縁膜、及び他方電極にそれぞれ対応し、
平面視において、前記第1のランド部は、前記第2の導電体層と重なっており、前記第2の導電体層と重ならない部分を有しない、
多層配線基板。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
平面視において、前記第1のランド部の外縁部は、前記第2の導電体層の外縁部よりも内側に配置される、
請求項1に記載の多層配線基板。
【請求項3】
前記基板上に回路層と絶縁体層とが交互に積層されたビルドアップ層をさらに備え、
前記ビルドアップ層は、前記第1の導電体層を含む第1の回路層と、前記第1のビア部が貫通した部分を含む第1の絶縁体層と、前記第1のランド部を含む第2の回路層と、前記第2のビア部が貫通した部分を含む第2絶縁体層と、前記第2のランド部を含む第3の回路層とを含む、
請求項1に記載の多層配線基板。
【請求項4】
前記基板は、前記第1の導電体層と接した第1の面と、前記第1の面の反対側の第2の面と、少なくとも1つの貫通孔とを有し、前記第1の面側に設けられた回路と前記第2の面側に設けられた回路とは、前記少なくとも1つの貫通孔を介して電気的に接続される、
請求項1に記載の多層配線基板。
【請求項5】
前記基板は、ガラスからなる、
請求項1に記載の多層配線基板。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、多層配線基板に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
積層された複数の回路層(配線層)を備える多層配線基板が知られている。多層配線基板に対しては、電子機器の高機能化及び小型化に伴い、回路の高密度化や高周波特性への要求が高まっている。回路を高い周波数で動作させるためには、インダクタンス及びキャパシタンスのそれぞれが小さく、且つ高いQ値を有する受動素子を用いることが好ましい。Q値は、素子のインピーダンスから素子の寄生抵抗成分を差し引いた数値に対応する。
【0003】
また、多層配線基板に形成される受動素子の一つとして、MIM(Metal-Insulator-Metal)キャパシタが知られている。MIMキャパシタは、容量(単位:F)を得ることができる容量素子の一種である。MIMキャパシタは、2つの電極により絶縁膜(誘電体)が挟まれた構造を有する。多層配線基板に形成された回路は、MIMキャパシタの素子特性が改善されることによって、高い周波数で動作することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-200911号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、優れた素子特性を有するMIMキャパシタを備える多層配線基板を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様によると、絶縁性を有する基板と、上記基板上に設けられた第1の導電体層と、上記第1の導電体層の一部分の上に設けられた誘電体層と、上記誘電体層上に設けられた第2の導電体層と、底部が上記第2の導電体層に接した第1のビア部と上記第1のビア部の上部に設けられた第1のランド部とを有する第3の導電体層と、底部が上記第1のランド部に接した第2のビア部と前記第2のビア部の上部に設けられた第2のランド部とを有する第4の導電体層とを含み、上記第1の導電体層の上記一部分と上記誘電体層と上記第2の導電体層とはMIM(Metal-Insulator-Metal)キャパシタの一方電極、絶縁膜、及び他方電極にそれぞれ対応し、平面視において上記第1のランド部は上記第2の導電体層と重なっており上記第2の導電体層と重ならない部分を有しない多層配線基板が提供される。
【0007】
本発明の第2の態様によると、平面視において、上記第1のランド部の外縁部は、上記第2の導電体層の外縁部よりも内側に配置される第1の態様に係る多層配線基板が提供される。
【0008】
本発明の第3の態様によると、上記基板上に回路層と絶縁体層とが交互に積層されたビルドアップ層をさらに含み、上記ビルドアップ層は、上記第1の導電体層を含む第1の回路層と、上記第1のビア部が貫通した部分を含む第1の絶縁体層と、上記第1のランド部を含む第2の回路層と、上記第2のビア部が貫通した部分を含む第2絶縁体層と、上記第2のランド部を含む第3の回路層とを含む第1の態様に係る多層配線基板が提供される。
【0009】
本発明の第4の態様によると、上記基板は、上記第1の導電体層と接した第1の面と、上記第1の面の反対側の第2の面と、少なくとも1つの貫通孔とを有し、上記第1の面側に設けられた回路と上記第2の面側に設けられた回路とは、上記少なくとも1つの貫通孔を介して電気的に接続される第1の態様に係る多層配線基板が提供される。
【0010】
本発明の第5の態様によると、上記基板はガラスからなる第1の態様に係る多層配線基板が提供される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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