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公開番号2024166407
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2024163178,2020565222
出願日2024-09-19,2020-01-10
発明の名称超音波歯ブラシ
出願人伊藤超短波株式会社
代理人個人
主分類A46B 15/00 20060101AFI20241121BHJP(ブラシ製品)
要約【課題】超音波歯ブラシに使用する超音波の周波数を特定する。
【解決手段】上記した課題を解決するために本発明において以下のような手段を講じた。即ち本発明の歯ブラシは、超音波を発する振動子に供給する駆動信号を出力する信号生成部を有する把持部と、前記振動子が配置された振動部と、前記振動部に対向する位置に配置されて、前記振動子から発せられた前記超音波が供給されるブラシと、を少なくとも有する超音波歯ブラシであって、前記振動部は空間部を有し、前記空間部は、前記空間部内に充填された接着剤中に挿入された前記振動子と、前記振動子を配置するための押圧手段を備えた台座部を有し、前記押圧手段により、前記振動子が前記ブラシに近接する方向に押圧される構成を成し、前記駆動信号の周波数が、3MHz乃至5MHzであることを特徴としている。
【選択図】図6B
特許請求の範囲【請求項1】
超音波を発する振動子に供給する駆動信号を出力する信号生成部を有する把持部と、
前記振動子が配置された振動部と、
前記振動部に対向する位置に配置されて、前記振動子から発せられた前記超音波が供給されるブラシと、を少なくとも有する超音波歯ブラシであって、
前記振動部は空間部を有し、
前記空間部は、前記空間部内に充填された接着剤中に挿入された前記振動子と、前記振動子を配置するための押圧手段を備えた台座部を有し、前記押圧手段により、前記振動子が前記ブラシに近接する方向に押圧される構成を成し、
前記駆動信号の周波数が、3MHz乃至5MHzである超音波歯ブラシ。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
前記空間部に空気が排出される流路を有し、前記流路の断面は角部を有することを特徴とする、請求項1に記載の超音波歯ブラシ。
【請求項3】
前記流路は前記振動部の先端に貫通孔として設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の超音波歯ブラシ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気式歯ブラシ、特に超音波を発する電気式歯ブラシに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
ブラッシング時にブラシを振動させてプラークの除去や清掃等を含めたブラッシングの効果(以下、単にブラッシング効果という)を上げる電気式歯ブラシが実用化されている。さらに超音波を使用してブラッシング効率を上げて良好な歯磨きを実現する超音波歯ブラシが例えば特許文献1のように提案されている。超音波歯ブラシで使用される超音波の周波数は、例えば特許文献2や特許文献3のように、通常1MHzから2MHz程度、例えば1.6MHzなどの周波数を使用する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-61985号公報
特開2005-102837号公報
特開2004-202065号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
超音波歯ブラシは超音波を使用しない歯ブラシに比較すると、超音波特有の優れたブラッシング効果が得られることは確認されている。一方、最もブラッシング効果の高い周波数の検討は十分にされていないのが現状であり、より効率を上げて好適な歯ブラシを実現したくても、周波数をいくらに設定すればいいのか定かでなかった。
【0005】
さらに超音波の周波数が高くなると振動子の厚みが薄くなり、歯ブラシに実装する際に振動子に加えられる負荷による破損が容易に発生して不良率が高くなる。例えば所定の位置と異なる位置の振動子を正しい位置に移動させる際に振動子には余分な力が与えられて、当該余分な力によって振動子が割れたりクラックが入ったりするなど、振動子の破損が発生しやすくなる。この傾向は、例えば特許文献1のような方法によって振動子を配置する場合は、充填する例えば接着剤の中で振動子を移動させるためにより顕著となる。従って振動子の破損を避けるために、所定の位置とは異なる位置に振動子が配置されても振動子はそのまま固定される場合もある。振動子の位置が所定の位置ではないので歯ブラシに所定の超音波が伝達されるとは限らず、十分なブラッシング効果が得られない事態を引き起こしていた。
【0006】
または所定の位置であっても、余計な力が加えられた状態で振動子が固定されやすくなり、例えば振動子が湾曲された状態で固定される場合など振動子が所定の超音波を出力できない事態となりうる。さらには、所定の位置と異なる場所に装着されやすくなるため、或いは余計な力が加えられた状態で固定された場合は、振動子が割れやすくなるなど所定の耐久性が得られない等の別の問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決するために本発明において以下のような手段を講じた。即ち本発明の歯ブラシは、超音波を発する振動子に供給する駆動信号を出力する信号生成部を有する把持部と、前記振動子が配置された振動部と、前記振動部に対向する位置に配置されて、前記振動子から発せられた前記超音波が供給されるブラシと、を少なくとも有する超音波歯ブラシであって、前記振動部は空間部を有し、前記空間部は、前記空間部内に充填された接着剤中に挿入された前記振動子と、前記振動子を配置するための押圧手段を備えた台座部を有し、前記押圧手段により、前記振動子が前記ブラシに近接する方向に押圧される構成を成し、前記駆動信号の周波数が、3MHz乃至5MHzであることを特徴としている。
【0008】
さらに本発明の超音波歯ブラシは、前記空間部に空気が排出される流路を有し、前記流路の断面は角部を有することを特徴としている。
【0009】
さらに本発明の超音波歯ブラシは、前記流路は前記振動部の先端に貫通孔として設けられていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、超音波歯ブラシに使用する超音波の周波数を特定することでより効果的なブラッシング、例えばプラークの除去などの清掃効果を高める超音波歯ブラシを提供できる。
(【0011】以降は省略されています)

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