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公開番号2024165192
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023081121
出願日2023-05-16
発明の名称情報処理装置、画像形成装置、情報処理方法、プログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類G06F 21/31 20130101AFI20241121BHJP(計算;計数)
要約【課題】すでに導入されている追加の認証機能を修正せずに多要素認証を行うこと。
【解決手段】本発明は、予め装備されている標準の認証機能、及び、追加の認証機能を有する情報処理装置であって、前記追加の認証機能による第一の認証要素を用いた認証結果と前記標準の認証機能による第二の認証要素を用いた認証結果、に基づいて前記標準の認証機能がユーザーを認証する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
予め装備されている標準の認証機能、及び、追加の認証機能を有する情報処理装置であって、
前記追加の認証機能による第一の認証要素を用いた認証結果と前記標準の認証機能による第二の認証要素を用いた認証結果、に基づいて前記標準の認証機能がユーザーを認証する情報処理装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
予め装備されている標準の認証機能、及び、追加の認証機能を有する情報処理装置であって、
複数の前記追加の認証機能による、異なる認証要素を用いた複数の認証結果、に基づいて前記標準の認証機能がユーザーを認証する情報処理装置。
【請求項3】
前記追加の認証機能は、前記第一の認証要素を用いた認証結果を前記標準の認証機能に通知するものであり、
有効な前記追加の認証機能が1つのみである場合、前記標準の認証機能は、前記追加の認証機能から通知された認証結果と、受け付けた前記第二の認証要素に基づいた認証結果とに基づいて、前記ユーザーを認証する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記情報処理装置は、相互に通信できる第1の装置と第2の装置を有しており、
前記標準の認証機能と前記追加の認証機能は前記第1の装置で実行され、前記標準の認証機能は前記第2の装置にログイン要求するものであり、
前記追加の認証機能はユーザーから受け付けたログイン情報を前記標準の認証機能に通知し、前記標準の認証機能は、前記第2の装置に前記ログイン情報を用いたログイン要求を行いログイン可否問い合わせを受信した場合に、
前記標準の認証機能は、前記ログイン情報を用いた認証を前記追加の認証機能に要求する請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記追加の認証機能がユーザーから受け付けた前記ログイン情報を前記標準の認証機能に通知した場合、
前記標準の認証機能は、第2のログイン情報を受け付ける第2のログイン画面を表示し、
前記第2のログイン情報を用いた前記標準の認証機能による認証結果と、前記ログイン情報を用いた前記追加の認証機能による認証結果に基づいて、前記ユーザーを認証する請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記追加の認証機能は、前記追加の認証機能による第一の認証要素を用いた認証結果を前記標準の認証機能に通知するものであり、
有効な前記追加の認証機能が2つである場合、前記標準の認証機能は、前記標準の認証機能による認証を行わず、2つの前記追加の認証機能による認証結果に基づいて、前記ユーザーを認証する請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記情報処理装置は、相互に通信できる第1の装置と第2の装置を有しており、
前記標準の認証機能と前記追加の認証機能は前記第1の装置で実行され、前記標準の認証機能は前記第2の装置にログイン要求するものであり、
1つめの前記追加の認証機能はユーザーから受け付けたログイン情報を前記標準の認証機能に通知し、前記標準の認証機能は、前記第2の装置に前記ログイン情報を用いたログイン要求を行いログイン可否問い合わせを受信した場合に、
前記標準の認証機能は、前記ログイン情報を用いた認証を1つめの前記追加の認証機能に要求する請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
1つめの前記追加の認証機能が認証結果を前記標準の認証機能に通知した場合、
前記標準の認証機能は、第3のログイン情報を受け付ける第3のログイン画面の表示を2つめの前記追加の認証機能に要求し、
2つめの前記追加の認証機能から前記第3のログイン情報を取得した場合、前記標準の認証機能は、前記第3のログイン情報を用いた認証を2つめの前記追加の認証機能に要求し、
前記ログイン情報を用いた1つめの前記追加の認証機能による認証結果と、前記第3のログイン情報を用いた2つめの前記追加の認証機能による認証結果に基づいて、前記ユーザーを認証する請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
多要素認証を行うか否かの設定を受け付けることができ、
多要素認証を行わない設定を受け付けた場合、前記標準の認証機能のみがユーザーの認証を行う請求項1~8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
複数の前記追加の認証機能のうち有効とする追加の認証機能の選択を受け付けることができ、
前記標準の認証機能は、選択された追加の認証機能に応じて、前記標準の認証機能と前記追加の認証機能、又は、複数の前記追加の認証機能による多要素認証を行う請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、画像形成装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
情報処理装置を使用するユーザーに対し情報処理装置がユーザーの認証操作を求める場合がある。情報処理装置のメーカーは、標準の認証機能とは別に、顧客や販売会社などがユーザー認証機能をカスタマイズする仕組みとして、カスタム認証アプリなどの追加の認証機能を提供している。顧客は、カスタム認証アプリを利用して独自の認証方法を採用したり、ユーザーインターフェースをカスタマイズしたりすることができる。
【0003】
セキュリティ向上のために多要素認証を可能にする技術が知られている(例えば特許文献1参照。)。特許文献1には、追加アプリをインストールすることで多要素認証を実現する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、情報処理装置に導入済みの追加の認証機能を修正せずに、多要素認証を実現することが困難である。すなわち、すでにカスタム認証アプリをインストール済みの情報処理装置で多要素認証を実現するためには、既存のカスタム認証アプリのアップデート等が必要になってしまう。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、すでに導入されている追加の認証機能を修正せずに多要素認証を行う技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、予め装備されている標準の認証機能、及び、追加の認証機能を有する情報処理装置であって、前記追加の認証機能による第一の認証要素を用いた認証結果と前記標準の認証機能による第二の認証要素を用いた認証結果、に基づいて前記標準の認証機能がユーザーを認証する。
本発明は、予め装備されている標準の認証機能、及び、追加の認証機能を有する情報処理装置であって、複数の前記追加の認証機能による、異なる認証要素を用いた複数の認証結果、に基づいて前記標準の認証機能がユーザーを認証する。
【発明の効果】
【0007】
すでに導入されている追加の認証機能を修正せずに多要素認証を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
カスタム認証アプリによるカスタム認証の流れの比較例を説明する図である。
カスタム認証アプリを用いて多要素認証を行う認証方法の流れを説明する図である。
認証システムの構成例を示す図である。
画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
画像形成装置が有する機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。
画像形成装置がユーザー認証を行う処理又は動作を説明するシーケンス図の一例である。
画像形成装置が表示する認証要素選択画面の一例を示す図である。
認証要素選択画面において選択された認証要素に応じて標準認証アプリが行う認証の内容を説明するフローチャート図の一例である。
画像形成装置が有する機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。
2つのカスタム認証アプリが有効である場合に認証処理の流れを説明する図である。
画像形成装置が2つのカスタム認証アプリによりユーザー認証を行う処理又は動作を説明するシーケンス図の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、情報処理装置と情報処理装置で行われる情報処理方法について説明する。
【0010】
[第1実施形態]
<認証の概略>
本実施形態の画像形成装置は、ユーザー認証の際、画像形成装置に標準の認証機能でユーザー認証を行う標準認証アプリと、顧客が認証要素(認証に使用するログイン情報など)をカスタマイズできるカスタム認証アプリとで多要素認証を実現することができる。なお、カスタム認証アプリがインストール済みでない場合には標準認証アプリが標準の認証要素でユーザー認証できる(一要素認証)。
(【0011】以降は省略されています)

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