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公開番号
2024164541
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-27
出願番号
2023080102
出願日
2023-05-15
発明の名称
加熱装置、定着装置、画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20241120BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】本発明では、潤滑剤の偏りを抑制することを課題とする。
【解決手段】無端状の定着ベルト21と、定着ベルト21の長手方向両端部を保持するベルト保持部材27と、定着ベルト21の内面と摺動する摺動シート30と、ベルト保持部材27に付着する液状または半固体状の潤滑性を有する物質と、を備えた定着装置20であって、定着ベルト21は、用紙Pを搬送する搬送方向へ回転する正回転動作、および、当該正回転動作とは逆方向の回転動作である逆回転動作が可能に設けられ、逆回転動作を実施する定着ベルト21の温度を50℃以上に設定することを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
無端状のベルト部材と、
前記ベルト部材の長手方向両端部を保持するベルト保持部材と、
前記ベルト部材の内面と摺動する摺動部材と、
前記ベルト保持部材に付着する液状または半固体状の潤滑性を有する物質と、を備えた加熱装置であって、
前記ベルト部材は、記録媒体を搬送する搬送方向へ回転する正回転動作、および、当該正回転動作とは逆方向の回転動作である逆回転動作が可能に設けられ、
前記逆回転動作を実施する前記ベルト部材の温度を50℃以上に設定することを特徴とする加熱装置。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記逆回転動作を実施する前記ベルト部材の温度を100℃以上に設定する請求項1記載の加熱装置。
【請求項3】
前記逆回転動作を実施する前記ベルト部材の温度を100℃以上205℃以下に設定する請求項2記載の加熱装置。
【請求項4】
前記逆回転動作を実施する前記ベルト部材の温度を100℃以上200℃以下に設定する請求項2記載の加熱装置。
【請求項5】
前記逆回転動作を実施する前記ベルト部材の温度を100℃以上185℃以下に設定する請求項2記載の加熱装置。
【請求項6】
前記逆回転動作が、前記ベルト部材の累計走行距離あるいは前記加熱装置を通過して加熱された記録媒体の累計枚数に応じて実施される請求項1記載の加熱装置。
【請求項7】
請求項1から6いずれか1項に記載の加熱装置を備え、熱により記録媒体に画像を定着させる定着装置。
【請求項8】
請求項7記載の定着装置を備えた画像形成装置。
【請求項9】
前記逆回転動作は、定着装置の温度調整空回転時あるいは画像形成装置の調整動作時における定着装置の空回転時に行われる請求項8記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱装置、定着装置および画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
複写機又はプリンタなどの画像形成装置に搭載される加熱装置の一例として、用紙などの記録媒体を加熱して記録媒体上の未定着画像を記録媒体に定着させる定着装置が知られている。
【0003】
このような定着装置においては、定着ベルトなどのベルト部材に対して相対的に摺動する摺動部材及びベルト保持部材(例えば、下記特許文献1参照)などの部材とベルト部材との間に生じる摺動抵抗を低減するため、一般的にオイルあるいはグリースなどの液状または半固体状の潤滑性を有する物質(以下、「潤滑剤」という。)が用いられている。ベルト部材の摺動抵抗を減らすために、ベルト部材と摺動部材あるいはベルト保持部材との間に潤滑剤を適切に保持させることが必要になる。なお、潤滑性を有する物質とは、部品と部品の間に介在することで、それら部品間の摩擦抵抗を減少させる物質のことを指す。
【0004】
例えば特許文献1(特開2015-138113号公報)では、定着ベルトを逆回転させることにより、定着ベルトの長手方向の正回転時と逆方向へ潤滑剤を移動させ、長手方向の潤滑剤の偏りを抑制する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のように逆回転動作を行っても、潤滑剤の粘度が高い場合には潤滑剤が長手方向へ移動しづらく、潤滑剤の偏りを十分に抑制できないという問題があった。
【0006】
このような事情から、本発明では、潤滑剤の偏りを抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明は、無端状のベルト部材と、前記ベルト部材の長手方向両端部を保持するベルト保持部材と、前記ベルト部材の内面と摺動する摺動部材と、前記ベルト保持部材に付着する液状または半固体状の潤滑性を有する物質と、を備えた加熱装置であって、前記ベルト部材は、記録媒体を搬送する搬送方向へ回転する正回転動作、および、当該正回転動作とは逆方向の回転動作である逆回転動作が可能に設けられ、前記逆回転動作を実施する前記ベルト部材の温度を50℃以上に設定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、潤滑剤の偏りを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
本実施形態に係る定着装置の中央部断面図である。
本実施形態に係る定着装置の斜視図である。
摺動シートの網目の方向と定着ベルトの正回転動作時の潤滑剤の移動方向を示す図である。
定着ベルトの逆回転動作時の潤滑剤の移動方向を示す図である。
定着ベルトの温度と潤滑剤の粘度の関係を示す図である。
画像形成装置の制御構成を示す機能ブロック図である。
本発明を適用可能な他の定着装置の構成を示す断面図である。
図8に示される定着装置の分解斜視図である。
本発明を適用可能なさらに別の定着装置の構成を示す断面図である。
図10に示される定着装置の分解斜視図である。
本発明を適用可能なさらに別の定着装置の構成を示す断面図である。
図12に示される定着装置の分解斜視図である。
本発明を適用可能なさらに別の定着装置の構成を示す断面図である。
図14に示される定着装置を定着ベルトの長手方向に沿って切断した断面図である。
本発明を適用可能なさらに別の定着装置の構成を示す断面図である。
図16に示される定着装置の分解斜視図である。
本発明を適用可能なさらに別の定着装置の構成を示す断面図である。
図18に示される加圧ローラの保持構造を示す断面図である。
本発明を適用可能なさらに別の定着装置の構成を示す断面図である。
図20に示される定着装置の斜視図である。
乾燥装置を備えるインクジェット式画像形成装置の一形態を示す図である。
乾燥装置の一例を示す図である。
潤滑剤の温度と微粒子の発生濃度との関係を示す図である。
サンプル容器の斜視図である。
従来の定着装置を定着ベルトの長手方向に沿って切断した端部側の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付の図面に基づき、本発明について説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材及び構成部品などの構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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