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公開番号2024161980
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023077091
出願日2023-05-09
発明の名称個別指導システム
出願人株式会社ファミリア
代理人個人,個人,個人
主分類G09B 5/06 20060101AFI20241114BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】制約された狭い学習空間であっても、生徒の視線を確実に正面に向けて指導する。
【解決手段】講師Iが一人の生徒Sと椅子Cに横並びまたはL字型の位置で座って机Dの上の教材を通じて学習指導する個別指導システムは、生徒Sの正面の机D上に配置されたモニター装置3と、このモニター装置3と接続され、講師Iにより画面を通じて入力された内容が同期してモニター装置3に表示される端末装置4とサーバ5とを備えて構成される。端末装置4は、個別授業内容記録部10とモニター装置同期部11と連携部12とを有している。個別授業内容記録部10は、ネットワークを通じて連携部12によりサーバ5と連携可能に接続され、サーバ5は、端末装置4に入力された内容を生徒毎に経時的に記録するようになっている。モニター装置同期部11は、端末装置4の画面に表示された授業内容をモニター装置3に表示させるようになっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
講師が一人の生徒と椅子に座って机の上の教材を通じて学習指導する個別指導システムであって、
生徒の正面の机上に配置された表示装置と、
表示装置と接続され、講師により画面を通じて入力された内容が同期して表示装置に表示される端末装置とを備え、これら端末装置と表示装置とを通じて学習指導を行うことを特徴とする個別指導システム。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
端末装置は、ネットワークを通じてサーバと連携可能に接続され、サーバは、端末装置に入力された内容が生徒毎に経時的に記録される個別授業内容記録部を有することを特徴とする請求項1に記載の個別指導システム。
【請求項3】
サーバは、予め教材の内容が端末装置に表示可能に記録される教材内容記録部を有することを特徴とする請求項2に記載の個別指導システム。
【請求項4】
サーバは、生徒毎の成績を管理する成績管理部と、生徒毎の宿題情報を管理する宿題情報管理部と、授業に使用する動画と画像とを管理する授業動画画像管理部とのうち少なくともいずれか1を有することを特徴とする請求項3に記載の個別指導システム。
【請求項5】
端末装置は、学習指導した指導内容をプリント可能な印刷装置と接続されることを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1に記載の個別指導システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、講師が一人の生徒と椅子に座って机の上の教材を通じて学習指導する個別指導システムに関するものである。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、講師と遠隔の複数の生徒とを通信手段を用いて講師側と生徒側との端末装置を通じて学習指導する学習個別指導・支援システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、美術指導において、講師側のサーバと遠隔の生徒側の端末装置をネットワークで結び、生徒が各自のアトリエで作品の制作活動を行うようにし、講師側で広いアトリエを確保する必要がない美術指導システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-215786号公報
特開2007-127853号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載の学習個別指導システムでは、講師と遠隔の複数の生徒とを通信手段を用いて学習指導するため、講師側も生徒側も学習指導時には、必要最小限のスペースが確保されさえすればよい。また、上記特許文献2に記載の美術指導システムでは、講師側で広いアトリエを確保する必要がない。つまり、いずれもネットワークを通じて遠隔地からの指導であるため、学習空間のスペースが問題になることがない。ところが、講師が生徒用机の前の板書用ボードを通じて一対一で個別の学習指導を行う学習システムでは、広いスペースが必要になるという問題がある。このため、講師が一人の生徒と椅子に横並びまたはL字型の位置で座って机の上の教材を通じて学習指導するスタイルの個別指導システムが行われるようになってきている。この個別指導システムでは、学習空間のスペースが少なくて済むものの、生徒は常に机上の教材に視線を送るため、下向きの状態で指導を受けなければならない。また、従来の紙面を基にした授業では、講師側の記述した内容が記録・保存されず、後で内容を完全に再現することができなかった。このように、個別指導においての受講姿勢が実際の学校での授業姿勢と異なること、講師の記述内容が後から再現できないことが学習成績に影響を及ぼすという問題があった。
【0005】
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、講師が一人の生徒と椅子に横並びまたはL字型の位置、すなわち講師が横向きで座って机の上の教材を通じて学習指導する個別学習において、制約された狭い学習空間であっても、生徒の視線を確実に正面に向けて日常の学校での学習時の視線移動に近い形で、記述内容を生徒に見せるための紙面の移動を伴わず、また、講師の手によって記述内容が隠れることなく指導することができる個別指導システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の請求項1に係る個別指導システムは、講師が一人の生徒と椅子に座って机の上の教材を通じて学習指導する個別指導システムであって、生徒の正面の机上に配置された表示装置と、表示装置と接続され、講師により画面を通じて入力された内容が同期して表示装置に表示される端末装置とを備え、これら端末装置と表示装置とを通じて学習指導を行うことを特徴とするものである。
【0007】
本発明の請求項1に係る個別指導システムでは、講師が一人の生徒と椅子に座って机の上の教材を通じて学習指導する個別指導システムであって、生徒の正面の机上に配置された表示装置と、表示装置と接続され、講師により画面を通じて入力された内容が同期して表示装置に表示される端末装置とを備え、これら端末装置と表示装置とを通じて学習指導を行うようにしたことにより、講師側が端末装置を通じて書いたり入力した情報が表示装置に同期して表示されるので、生徒は顔を正面に向けた状態で表示装置を見ながら指導を受けることができ、学習効率を向上させることができる。
【0008】
また、本発明に係る個別指導システムでは、端末装置は、ネットワークを通じてサーバと連携可能に接続され、サーバは、端末装置に入力された内容が生徒毎に経時的に記録される個別授業内容記録部を有するようにすることが好ましい。係る構成とすることにより、個別授業内容記録部により端末装置に入力された内容が生徒毎に経時的に記録されるので、生徒側では、机の上のノートにメモし忘れたとしても、いつでも受けた授業内容を正確に振り返ることができる。さらに、本発明に係る個別指導システムでは、サーバは、予め教材の内容が端末装置に表示可能に記録される教材内容記録部を有するようにすることが好ましい。係る構成とすることにより、講師側は、必要に応じて速やかに教材の内容を端末装置に表示させて表示装置に同期させることができ、効率的に学習指導を進めることができる。また、本発明に係る個別指導システムでは、サーバは、生徒毎の成績を管理する成績管理部と、生徒毎の宿題情報を管理する宿題情報管理部と、授業に使用する動画と画像とを管理する授業動画画像管理部とのうち少なくともいずれか1を有するようにすることが好ましい。係る構成とすることにより、講師側は、必要に応じて、端末装置を通じて生徒毎の成績、生徒毎の宿題情報、授業に使用する動画と画像を自在に端末装置に表示させて表示装置に同期させることができる。さらに、本発明に係る個別指導システムでは、端末装置は、学習指導した指導内容をプリント可能な印刷装置と接続されることが好ましい。係る構成とすることにより、講師側は、学習指導後、その日学習指導した指導内容をプリントして生徒側に渡すことができ、また、必要に応じて、以前に行った学習指導の指導内容をプリントして生徒側に渡すことができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る個別指導システムでは、講師が一人の生徒と椅子に座って机の上の教材を通じて学習指導する個別指導システムであって、生徒の正面の机上に配置された表示装置と、表示装置と接続され、講師により画面を通じて入力された内容が同期して表示装置に表示される端末装置とを備え、これら端末装置と表示装置とを通じて学習指導を行うようにしたことにより、制約された狭い学習空間であっても、生徒の視線を確実に正面に向けて指導することができ、学習効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る個別指導システムの構成を示す構成図である。
図2は、図1の個別指導システムのサーバと端末装置の構成を示す構成図である。
図3は、図1の個別指導システムを構成する端末装置と表示装置を机の上に配置した状態を示す説明図である。
図4は、図1の個別指導システムにより個別学習を行っている様子を示す説明図である。
図5は、講師が生徒を図1の個別指導システムにより学習指導する際、机に対して異なる位置で学習指導する他の例を示す説明図である。
図6は、図1の個別指導システムにおいて、図5の位置で個別学習を行っている様子を示す説明図である。
図7の(A)ないし(D)はそれぞれ、学習指導する際、講師が机に対して生徒と異なる位置で行う例を示す配置図で、(A)は横並びで行う例を、(B)はL字型、すなわち講師が生徒に対して横向きで行う例を、(C)は、講師が生徒と机を挟んで向かい合う例を、(D)は円形の机で講師が生徒に対して斜めの位置で行う例を示す。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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