TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024160967
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-15
出願番号2024073106
出願日2024-04-26
発明の名称装置が移動する準備ができているかどうかを決定する方法及びシステム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06T 7/246 20170101AFI20241108BHJP(計算;計数)
要約【課題】装置が移動する準備ができているかどうかを決定するコンピュータ実装方法を提供すること。
【解決手段】装置が移動する準備ができているかどうかを決定するコンピュータ実装方法であって、コンピュータ実装方法は、装置に関する一連の画像を取得すること(10)と、一連の画像からモーション情報を抽出すること(12)であって、モーション情報は、一連の画像における少なくとも1つのオブジェクトのモーションに関する情報を備える、ということと、モーション情報に基づいて、装置が移動する準備ができているかどうかを決定すること(28)と、を含む、コンピュータ実装方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
装置が移動する準備ができているかどうかを決定するコンピュータ実装方法であって、前記コンピュータ実装方法は、
前記装置に関する一連の画像を取得することと、
前記一連の画像からモーション情報を抽出することであって、前記モーション情報は、前記一連の画像における少なくとも1つのオブジェクトのモーションに関する情報を備える、ということと、
前記モーション情報に基づいて、前記装置が移動する準備ができているかどうかを決定することと、
を含む、コンピュータ実装方法。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記抽出は、前記一連の画像において前記少なくとも1つのオブジェクトを検出することと、前記一連の画像に基づいて前記少なくとも1つのオブジェクトのモーションを推定することと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記推定は、前記一連の画像から全体的なモーションを導出することと、前記全体的なモーションの1つ以上の部分を、前記検出された少なくとも1つのオブジェクトのうちの1つ以上に関連付けることと、を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記全体的なモーションは、前記一連の画像から取得されるセマンティックマスクに基づいて導出される、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記全体的なモーションは、前記一連の画像全体を通じたモーションの比率又はモーションの量のマップを備える、請求項3又は4に記載の方法。
【請求項6】
前記少なくとも1つのオブジェクトは、人間、動物、植物、若しくは物品のうちの少なくとも1つを備えるか、又は前記装置は、車両若しくは製造機器である、請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記一連の全体を通じて前記少なくとも1つのオブジェクトを追跡することを含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
決定木などの分類モデルを実行して、前記装置の移動を不安全にするように前記少なくとも1つのオブジェクトが移動しているかどうかを表すインジケータを、前記モーション情報に基づいて出力することを更に含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記モーション情報から定位置のモーションをフィルタリングして除去することを更に含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記決定は、前記装置が移動する準備ができているかどうかを表す少なくとも1つの確率を出力することを含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
1.本発明の分野
本開示は、自動化の分野に関し、特に、装置が移動する準備ができているかどうかを決定する方法及びシステムに関する。方法及びシステムは、自動車産業を含む全ての種類の産業における用途を見出し得る。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
2.関連技術の説明
近年、全ての分野の技術全体にわたって自動化の需要が増加している。特に、自律車両の分野は、通常運転者によって行われる運転タスクを部分的に又は完全に自動化するように大きな発展を経験してきた。しかしながら、車両において、より具体的には、共有車両、例えば、バス、シャトル、電車などにおいて、運転者(又は場合によっては、車掌若しくは操縦者)は通常、純粋な運転タスク以外のタスク、例えば、ドアの開閉の管理、車両が出発できるかどうかの決定、障害者の援助、緊急状況の対処、及び同種のことを行う。
【0003】
したがって、特に、車両又はより概略的には装置が移動する準備ができているかどうかを決定することに関して更なる自動化が必要である。
【0004】
以下の参考は、コンピュータビジョンの分野に関する方法を開示する。
[参考1]Zheng Geら、YOLOX:Exceeding YOLO Series in 2021、arXiv:2107.08430v2
[参考2]Nicolai Wojkeら、Simple Online and Realtime Tracking with a Deep Association Metric、arXiv:1703.07402v1
[参考3]Liang-Chieh Chenら、Rethinking Atrous Convolution for Semantic Image Segmentation、arXiv:1706.05587v3
[参考4]D. Vega-Hernandez、A.M.Herrera-Navarro、及びH.Jimenez-Hernandez、Background Subtraction Model Based on Adaptable MOG、2012 IEEE Ninth Electronics、Robotics and Automotive Mechanics Conference、Cuernavaca、Mexico、2012、pp.54-59、doi:10.1109/CERMA.2012.17
[参考5]D.Fierens、G.Van den Broeck、J.Renkens、D.Shterionov、B.Gutmann、I.Thon、G.Janssens、及びL.De Raedt、Inference and learning in probabilistic logic programs using weighted Boolean formulas、Theory and Practice of Logic Programming、15:3、pp.358-401、Cambridge University Press、2015.
【発明の概要】
【0005】
この点で、本開示は、装置が移動する準備ができているかどうかを決定するコンピュータ実装方法に関し、コンピュータ実装方法は、
装置に関する一連の画像を取得することと、
一連の画像からモーション情報を抽出することであって、モーション情報は、一連の画像における少なくとも1つのオブジェクトのモーションに関する情報を備える、ということと、
モーション情報に基づいて、装置が移動する準備ができているかどうかを決定することと、
を含む。
【0006】
方法のステップは、1つ以上のプロセッサによって行われ得る。方法は、以下で決定方法と称される。
【0007】
装置は、1つ以上の可動部分を有し得る。「装置が移動する準備ができている」は、1つ以上の可動部分のうちの少なくとも1つが移動する準備ができていることを意味する。
【0008】
一連の画像の取得は、例えば、カメラなどの画像取得モジュールを通じて一連のものを取得すること、又はデータベース、例えば、ローカルサーバか遠隔サーバ若しくは同種のものから、既に取得された一連のものを得ることを含み得る。
【0009】
更に、取得ステップは、一連の画像に関する任意の所望の前処理、例えば、修正、切取り、サイズ変更、回転など、又はそれらの組合せを含み得る。
【0010】
一連の画像は、複数の画像を備える。一連の画像は、ビデオクリップの複数の連続フレームを備え得る。代替的に、一連の画像は、例えば、所与のサンプリング周波数(例えば、ビデオクリップの3フレームごと)で選択されるビデオクリップの複数の非連続フレームを備え得る。一連の画像は、規則的な周波数でサンプリングされなくてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
マウス用テーブル
1か月前
個人
管理装置
1か月前
個人
人的価値発掘システム
24日前
アズビル株式会社
防爆装置
1か月前
個人
契約管理サーバ
1か月前
個人
業界地図作成システム
21日前
株式会社セガフェイブ
遊戯機
1か月前
キヤノン電子株式会社
情報処理装置
24日前
株式会社宗建
SNSサーバー
1か月前
個人
技術マッチングシステム
3日前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
12日前
ミサワホーム株式会社
システム
24日前
個人
配送システムおよび同包箱
24日前
ミサワホーム株式会社
管理装置
24日前
個人
選択操作音声出力システム
1か月前
株式会社ジール
文章の分析装置
1か月前
株式会社奥村組
削孔位置検出方法
1か月前
オムロン株式会社
認証中継サーバ
1か月前
個人
動作のデザイン評価の方法及び装置
1か月前
大同特殊鋼株式会社
棒材計数装置
1か月前
アスエネ株式会社
森林管理の方法
1か月前
個人
文字入力方法、文字入力プログラム
4日前
株式会社八咲
イベント管理システム
1か月前
個人
口座悪用を防止する口座管理システム
26日前
日本電気株式会社
システム及び方法
1か月前
株式会社インザック
コンピュータシステム
3日前
トヨタ自動車株式会社
作業評価装置
10日前
株式会社チノー
ユーザ認証システム
19日前
三菱電機モビリティ株式会社
メモリ制御装置
25日前
個人
分類処理プログラム、システム及び方法
1か月前
セコム株式会社
監視装置
1か月前
セコム株式会社
監視装置
1か月前
個人
分類処理プログラム、システム及び方法
1か月前
スタートバーン株式会社
管理装置
1か月前
樋口工業有限会社
求人情報提供システム
4日前
個人
処理制御装置及びプロセッサ
18日前
続きを見る