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公開番号2024151684
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023065231
出願日2023-04-12
発明の名称ヒートシンクおよび半導体装置
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類H01L 23/36 20060101AFI20241018BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本開示はヒートシンクおよび半導体装置に関し、放熱特性を容易に調整でき、フィンとベースを容易かつ確実に固定できる、ヒートシンクおよび半導体装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本開示のヒートシンクは、発熱体と熱的に結合し発熱体からの熱を放熱する放熱面、および放熱面に設けられたネジ穴とを有するベースと、ネジ穴に締めこまれたネジとを備える。本開示の半導体装置は、該ヒートシンクと、発熱体としての半導体モジュールを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
発熱体と熱的に結合し前記発熱体からの熱を放熱する放熱面と、前記放熱面に設けられたネジ穴とを有するベースと、
前記ネジ穴に締めこまれたネジと、
を備える、ヒートシンク。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記ネジのネジ頭は前記放熱面から突出し、前記放熱面とは接触しない、請求項1に記載のヒートシンク。
【請求項3】
前記ネジは、前記ベースを除く他の部材に接触しない、請求項1に記載のヒートシンク。
【請求項4】
発熱体と熱的に結合し前記発熱体からの熱を放熱する放熱面と、前記放熱面に設けられた溝とを有するベースと、
前記溝にネジ頭が挿入され、ネジ先端部が前記放熱面から突出するネジと、
を備える、ヒートシンク。
【請求項5】
前記ネジには他の部材が螺合されない、請求項4に記載のヒートシンク。
【請求項6】
発熱体と熱的に結合し前記発熱体からの熱を放熱する放熱面と、前記放熱面に設けられたナット挿入部とを有するベースと、
前記ナット挿入部に挿入されたナットと、
ネジ頭が前記放熱面から突出するように、前記ナットに締めこまれたネジと、
を備える、ヒートシンク。
【請求項7】
前記ネジは、前記ナットを除く他の部材に接触しない、請求項6記載のヒートシンク。
【請求項8】
前記ナット挿入部は、前記ナットを挿入するナット挿入穴である、請求項6に記載のヒートシンク。
【請求項9】
前記ナット挿入部は、前記ナットを挿入するナット挿入溝である、請求項6に記載のヒートシンク。
【請求項10】
請求項1から9いずれか1項に記載のヒートシンクと、半導体モジュールを備える半導体装置であって、
前記発熱体は前記半導体モジュールである、半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ヒートシンクおよびヒートシンクを搭載する半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
ヒートシンクを放熱シートまたはグリース等で半導体モジュールに固定し、半導体モジュールの発する熱を放熱させる技術が知られる。
【0003】
特許文献1においては、放熱特性を容易に調整可能なヒートシンクが開示されている。そこでは、金属板のベース部の表面側に凹部のピン挿入部を複数配列形成し、該ピン挿入部にそれぞれピンフィンの基端部を挿入固定して複数のピンフィンをベース部上に立設配置する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-114688号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ピンフィンとベースとを固定具により固定する上述の方法では、フィンの安定性が課題となる。また、固定具を使用せず、ピンフィンを圧入機によりベースに圧入するとしても、複数のピンフィンを確実に圧入するには相応の圧入力が必要となる。もしくは、はんだなどにより固定する場合にも、はんだの手間が必要となる。
【0006】
本開示は上述の問題を解決するため、放熱特性を容易に調整でき、フィンとベースを容易かつ確実に固定できる、ヒートシンクを提供することを第一の目的とする。
【0007】
また、本開示は、放熱特性を容易に調整でき、フィンとベースを容易かつ確実に固定できる、半導体装置を提供することを第二の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第一の態様は、
発熱体と熱的に結合し前記発熱体からの熱を放熱する放熱面と、前記放熱面に設けられたネジ穴とを有するベースと、
前記ネジ穴に締めこまれたネジと、
を備える、ヒートシンクであることが好ましい。
【0009】
また、第二の態様は、
発熱体と熱的に結合し前記発熱体からの熱を放熱する放熱面と、前記放熱面に設けられた溝とを有するベースと、
前記溝にネジ頭が挿入され、ネジ先端部が前記放熱面から突出するネジと、
を備える、ヒートシンクであることが好ましい。
【0010】
また、第三の態様は、
発熱体と熱的に結合し前記発熱体からの熱を放熱する放熱面と、前記放熱面に設けられたナット挿入部とを有するベースと、
前記ナット挿入部に挿入されたナットと、
ネジ頭が前記放熱面から突出するように、前記ナットに締めこまれたネジと、
を備える、ヒートシンクであることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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