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公開番号2024143755
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023056581
出願日2023-03-30
発明の名称硬化物の製造方法
出願人株式会社大川構造設計
代理人個人,個人
主分類C04B 26/02 20060101AFI20241003BHJP(セメント;コンクリート;人造石;セラミックス;耐火物)
要約【課題】高硬度の硬化物の製造方法を提供する。
【解決手段】硬化物は、無機物を粉砕した粉状体、接着剤およびウルトラファインバブル水を混合し、撹拌し、混合材を硬化させて形成したものである。無機物は産業廃棄物および自然物を含む。産業廃棄物は建築物などの構造物を破砕したときに発生するコンクリート、モルタル、瓦などを含む。自然物は貝殻、岩石、砂、ラテライト、動物の骨などを含む。また、無機物は脱水ケーキを含む。ウルトラファインバブル水に含まれる超微細気泡の平均粒径は約0.13μm以下である。1cc当たりの超微細気泡の含有数は約1億個またはそれ以上である。硬化物の表面にアラミド繊維シートが張り付けられてもよい。混合材の材料にアルミナが追加されてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
無機物からなる粉状体を生成する工程と、
前記粉状体、ウルトラファインバブル水および接着剤を含む材料を混合および撹拌して混合材を生成する工程と、
前記混合材を型枠に流し込む工程と、
前記混合材を硬化させる工程と、
を含む硬化物の製造方法。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記混合材を硬化させる工程が、混合材に圧力を加えながら硬化させる工程を含む請求項1の硬化物の製造方法。
【請求項3】
前記無機物がカルシウムまたはカルシウム化合物を含む請求項1の硬化物の製造方法。
【請求項4】
前記混合材を硬化させて形成された硬化物の表面にアラミド繊維シートまたは炭素繊維シートを張り付ける工程を含む請求項1の硬化物の製造方法。
【請求項5】
前記混合材を生成する工程で混合および撹拌される材料にアルミナを追加した請求項1の硬化物の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、硬化物の製造方法に関するものである。
続きを表示(約 960 文字)【背景技術】
【0002】
下記の特許文献1にリグニンとセルロースとから選択される少なくとも一種およびコンクリート等の廃材を含む硬化物の製造方法が開示されている。リグニンとセルロースは植物由来の廃棄物などから得ることができる。
【0003】
特許文献1は十分な強度を有することを開示しているが、さらに強度を高めることで材料の削減が可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7157984号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は高硬度の硬化物の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の硬化物は、無機物からなる粉状体を生成する工程と、前記粉状体、ウルトラファインバブル水および接着剤を混合および撹拌して混合材を生成する工程と、前記混合材を型枠に流し込む工程と、前記混合材を硬化させる工程と、を含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、ウルトラファインバブル水を利用することでウルトラファインバブル水が粉状体の奥深くまで浸透し、粉状体の奥深くまで水和反応が発生し、硬化物を強固にできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
無機物を粉砕する模式図である。
混合材を撹拌する模式図である。
混合材を型枠に入れ、圧力釜の中で硬化させる模式図である。
型枠から取り出された硬化物の模式図である。
硬化物にアラミド繊維シートを張り付けている模式図である。
アラミド繊維シートの上に上塗り材を塗布した模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の硬化物の製造方法について図面を参照して説明する。図面は説明のために模式的に示している。
【0010】
[実施形態1]
硬化物は、無機物を粉砕した粉状体、接着剤およびウルトラファインバブル水を混合し、撹拌し、混合材を硬化させて形成したものである。
(【0011】以降は省略されています)

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