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公開番号
2024143237
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023055806
出願日
2023-03-30
発明の名称
ゼオライト膜複合体、分離装置、脱水装置及びゼオライト膜複合体の製造方法
出願人
大阪瓦斯株式会社
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B01D
71/02 20060101AFI20241003BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】ゼオライト膜の支持体として多孔質ガラス支持体を備え、様々な用途に用いることが可能なゼオライト膜複合体を提供する。
【解決手段】ゼオライト膜複合体Cは、多孔質ガラス支持体Kと、当該多孔質ガラス支持体Kの表面Kaに形成されたゼオライト膜Mとを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
多孔質ガラス支持体と、当該多孔質ガラス支持体の表面に形成されたゼオライト膜とを有するゼオライト膜複合体。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記多孔質ガラス支持体は、平均細孔径が50nm以上100μm以下である請求項1に記載のゼオライト膜複合体。
【請求項3】
前記ゼオライト膜の膜厚は、0.1μm以上100μm以下である請求項1に記載のゼオライト膜複合体。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載のゼオライト膜複合体を有し、前記ゼオライト膜複合体によって気体の分離を行う、分離装置。
【請求項5】
請求項1~3のいずれか一項に記載のゼオライト膜複合体を有し、前記ゼオライト膜複合体によって水を含む混合流体の脱水を行う、脱水装置。
【請求項6】
多孔質ガラス支持体と、当該多孔質ガラス支持体の表面に形成されたゼオライト膜とを有するゼオライト膜複合体を製造する方法であって、
前記多孔質ガラス支持体の表面に、ガスデポジション法によってゼオライト膜を形成するゼオライト膜形成工程を含む、ゼオライト膜複合体の製造方法。
【請求項7】
前記ゼオライト膜形成工程では、アルミノケイ酸塩の粒子を搬送ガス中に分散させたエアロゾルを、前記多孔質ガラス支持体の表面に向けて噴出して、前記表面上にゼオライト膜を形成する、請求項6に記載のゼオライト膜複合体の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゼオライト膜複合体、分離装置、脱水装置及びゼオライト膜複合体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、多孔質体の上にゼオライト膜を形成してゼオライト膜複合体としたものについて、ゼオライトの分子ふるい作用を利用した特定の分子の分離等の用途に関する様々な研究開発が行われている。
【0003】
このようなゼオライト膜複合体としては、支持体として多孔質セラミックを用いたものや金属支持体を用いたものが提案されている(特許文献1~3)。
【0004】
特許文献1には、セラミック焼結体(アルミナ焼結体やムライト焼結体、チタニア焼結体など)の表面に水熱合成法によってゼオライト膜を形成してなる複合体が開示されている。
【0005】
一方、特許文献2には、多孔質金属酸化物担体の表面を金属酸化物粒子や金属窒化物粒子で被覆した上で、被覆表面に水熱合成法によってゼオライト膜を形成してなる複合体が開示されている。
【0006】
また、特許文献3には、管状の多孔質金属支持体に塩基や酸による処理を施した後、処理した部分に、水熱合成法によってゼオライト膜を形成してなる複合体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
国際公開第2020/255867号
特開2001-146416号公報
特開2010-142809号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ゼオライト膜複合体は、様々な用途に用いられ、用途に応じて求められる性能(分離可能な流体の種類や透過速度等)が異なる。ゼオライト膜複合体の性能には、ゼオライト膜を構成するアルミノケイ酸塩の種類や支持体の多孔度の他、支持体の材質も影響する。そのため、ゼオライト膜複合体の用途の幅を広げる上で、ゼオライト膜複合体に利用可能な支持体についての知見の蓄積が望まれている。
【0009】
本発明は以上の実情に鑑みなされたものであり、ゼオライト膜の支持体として多孔質ガラス支持体を備え、様々な用途に用いることが可能なゼオライト膜複合体、当該ゼオライト膜複合体の製造方法、ゼオライト膜複合体を用いた分離装置及び脱水装置の提供を、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するための本発明に係るゼオライト膜複合体の特徴構成は、
多孔質ガラス支持体と、当該多孔質ガラス支持体の表面に形成されたゼオライト膜とを有する点にある。
(【0011】以降は省略されています)
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