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公開番号2024141758
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023053578
出願日2023-03-29
発明の名称分散電源制御システム及び分散電源制御方法
出願人京セラ株式会社
代理人TRY国際弁理士法人
主分類H02J 3/38 20060101AFI20241003BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】分散電源の寿命又は異常などを検知しつつ、分散電源を適切に制御することを可能とする分散電源制御システム及び分散電源制御方法を提供する。
【解決手段】分散電源制御システムは、施設に設置される分散電源を制御する制御指令を生成する第1サーバと、前記第1サーバと前記分散電源との間において前記制御指令を中継する第2サーバと、を備え、前記第2サーバは、前記分散電源に関する計測データを格納する記憶部と、所定時刻を基準として前記計測データの予測値を算出する算出部と、を備え、前記第1サーバは、前記計測データの予測値に基づいて前記制御指令を生成する生成部を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
施設に設置される分散電源を制御する制御指令を生成する第1サーバと、
前記第1サーバと前記分散電源との間において前記制御指令を中継する第2サーバと、を備え、
前記第2サーバは、前記分散電源に関する計測データを格納する記憶部と、所定時刻を基準として前記計測データの予測値を算出する算出部と、を備え、
前記第1サーバは、前記計測データの予測値に基づいて前記制御指令を生成する生成部を備える、分散電源制御システム。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記第2サーバは、前記第1サーバの要求に応じて、前記計測データ又は前記計測データの予測値を前記第1サーバに送信する送信部を備える、請求項1に記載の分散電源制御システム。
【請求項3】
前記第2サーバは、前記計測データの予測値を前記第1サーバに送信した場合に、前記第1サーバから特定指示を受信するまで、前記分散電源の動作を制限する制御部を備える、請求項1に記載の分散電源制御システム。
【請求項4】
前記算出部は、前記第1サーバによって指定された前記所定時刻を基準として前記計測データの予測値を算出する、請求項1に記載の分散電源制御システム。
【請求項5】
前記第2サーバは、前記第1サーバによって指定された条件に基づいて、前記計測データの予測値の算出対象とされる前記分散電源を選択する選択部を備える、請求項1に記載の分散電源制御システム。
【請求項6】
前記第2サーバは、前記計測データの予測値を前記第1サーバに送信した場合に、前記計測データの予測値に対応する条件が満たされた場合に、前記分散電源の動作を制限する制御部を備える、請求項1に記載の分散電源制御システム。
【請求項7】
前記第2サーバは、前記制御指令の想定される予定時刻が特定時刻よりも後である場合に、前記計測データの予測値に対応する前記分散電源の動作を制限せずに、前記予定時刻が前記特定時刻よりも前である場合に、前記計測データの予測値に対応する前記分散電源の動作を制限する制御部を備える、請求項1に記載の分散電源制御システム。
【請求項8】
第1サーバが、施設に設置される分散電源を制御する制御指令を生成するステップAと、
第2サーバが、前記第1サーバと前記分散電源との間において前記制御指令を中継するステップBと、
前記第2サーバが、前記分散電源に関する計測データを格納するステップCと、
前記第2サーバが、所定時刻を基準として前記計測データの予測値を算出するステップDと、を備え、
前記ステップAは、前記第1サーバが、前記計測データの予測値に基づいて前記制御指令を生成するステップを含む、分散電源制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、分散電源制御システム及び分散電源制御方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、コミュニティ内で蓄電装置を共用するために、蓄電装置の容量の一部を確保しつつ、蓄電装置の充電又は放電を制御するサーバが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-174486号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、蓄電装置などの分散電源を制御するサーバ(以下、事業者サーバ)と分散電源との間において、事業者サーバから送信される制御指令を分散電源に中継する中継サーバが配置されるケースが想定される。例えば、中継サーバは、分散電源に関する計測データを取得することによって、分散電源の寿命又は異常などを検知することが可能である。
【0005】
しかしながら、事業者サーバと分散電源との間において中継サーバが配置されるケースでは、事業者サーバが制御指令を送信するにあたって、分散電源から計測データが送信されてから分散電源に制御指令が到達するまでの遅延時間が想定される。例えば、遅延時間としては、中継サーバが分散電源から計測データを収集する時間、事業者サーバが中継サーバから計測データを読み込む時間、事業者サーバが計測データに基づいて制御指令を生成する時間などが考えられる。
【0006】
すなわち、分散電源を制御する制御指令は、上述した遅延時間だけ前の計測データに基づいて生成されるため、分散電源の状態が想定とは異なってしまう可能性があり、分散電源を適切に制御することができない可能性がある。
【0007】
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、分散電源の寿命又は異常などを検知しつつ、分散電源を適切に制御することを可能とする分散電源制御システム及び分散電源制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
開示の一態様は、施設に設置される分散電源を制御する制御指令を生成する第1サーバと、前記第1サーバと前記分散電源との間において前記制御指令を中継する第2サーバと、を備え、前記第2サーバは、前記分散電源に関する計測データを格納する記憶部と、所定時刻を基準として前記計測データの予測値を算出する算出部と、を備え、前記第1サーバは、前記計測データの予測値に基づいて前記制御指令を生成する生成部を備える、分散電源制御システムである。
【0009】
開示の一態様は、第1サーバが、施設に設置される分散電源を制御する制御指令を生成するステップと、第2サーバが、前記第1サーバと前記分散電源との間において前記制御指令を中継するステップと、前記第2サーバが、前記分散電源に関する計測データを格納するステップと、前記第2サーバが、所定時刻を基準として前記計測データの予測値を算出するステップと、前記第1サーバが、前記計測データの予測値に基づいて前記制御指令を生成するステップと、を備える、分散電源制御方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、分散電源の寿命又は異常などを検知しつつ、分散電源を適切に制御することを可能とする分散電源制御システム及び分散電源制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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