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公開番号2024139619
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-09
出願番号2023050650
出願日2023-03-27
発明の名称アンテナ及びアンテナ装置
出願人京セラ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01Q 13/08 20060101AFI20241002BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ミリ波レーダのような物体検出技術において、利便性を高めるアンテナ及びアンテナ装置を提供する。
【解決手段】アンテナ1は、基板10と、基板10の第1面に形成される第1導体21と、第1導体21の近傍にわずかに離間して配置される第2導体22と、第1導体21及び第2導体22の周囲を部分的に囲むように配置される第3導体23と、基板10の第2面側に形成される、接地導体と、給電部40と、第1導体21及び第2導体22と接地導体30との間に配置される中間導体51と、を備える。電力は、給電部40を経て第1導体21に供給される。これにより、第1導体21、第2導体22、第3導体23及び中間導体51は、放射素子として機能する。第1導体21と、第2導体22と、第3導体23と、を備えることによって、下方向(Y軸負方向)の電流分布が強められ、斜め下方向の利得が向上する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
前記基板の第1面に形成される第1導体及び第2導体と、
前記第1導体及び前記第2導体の周囲を部分的に囲む第3導体と、
を備える、アンテナ。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記第1導体及び前記第2導体は、それぞれ4辺形に基づく平面形状に形成され、
前記第2導体は、前記第1導体の近傍に並べて配置され、
前記第3導体は、前記第1導体を形成する4辺のうち3辺に沿うように、かつ前記第2導体を形成する4辺のうち1組の対辺に沿うように配置される、請求項1に記載のアンテナ。
【請求項3】
前記基板の前記第1面と反対側の第2面に形成される接地導体と、
前記第1導体及び前記第2導体と、前記接地導体との間に配置される中間導体と、
を備える、請求項2に記載のアンテナ。
【請求項4】
前記中間導体は、前記基板内部に埋設される、請求項3に記載のアンテナ。
【請求項5】
前記中間導体は、前記基板が平面透視される場合に、前記第1導体及び前記第2導体のそれぞれに部分的な重なりを有する位置に配置される、請求項3に記載のアンテナ。
【請求項6】
前記中間導体は、前記第1導体及び前記第2導体が並べて配置される方向に垂直な方向において、前記第1導体及び前記第2導体の少なくとも一方よりも小さなサイズに形成される、請求項3に記載のアンテナ。
【請求項7】
前記中間導体は、前記第1導体及び前記第2導体が並べて配置される方向に垂直な方向において、前記第1導体及び前記第2導体の少なくとも一方とほぼ同じサイズに形成される、請求項3に記載のアンテナ。
【請求項8】
前記第1導体及び前記第2導体の少なくとも一方に電磁気的に給電する給電部を備える、請求項1に記載のアンテナ。
【請求項9】
前記基板の前記第1面に形成される第4導体を備え、
前記第4導体は、前記接地導体と導通している、請求項3に記載のアンテナ。
【請求項10】
前記第4導体は、前記第1導体及び前記第2導体の周囲において前記第3導体によって囲まれていない箇所に配置される、請求項9に記載のアンテナ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、アンテナ及びアンテナ装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えば自動車に関連する産業などの分野において、自車両と所定の物体との間の距離などを測定する技術が重要視されている。特に、近年、ミリ波のような電波を送信し、障害物などの物体に反射した反射波を受信することで、物体との間の距離などを測定するレーダ(RADAR(Radio Detecting and Ranging))の技術が、種々研究されている。このような距離などを測定する技術の重要性は、運転者の運転をアシストする技術、及び、運転の一部又は全部を自動化する自動運転に関連する技術の発展などに伴い、今後ますます高まると予想される。
【0003】
上述したレーダのような技術に採用可能なアンテナとして、様々な用途又は使用態様を想定したものが提案されている。例えば、特許文献1は、薄肉化が可能で製作の容易な平面アンテナを開示している。この平面アンテナは、特定方向の指向性を向上させ、指向方向の前後の利得を上げることができるとされている。また、例えば、特許文献2は、アンテナ利得を向上して、給電アンテナ素子数を少なくすることができるマイクロストリップライン型の平面アレイアンテナを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-211447号公報
特開2005-244961号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したレーダのような技術において、RFスイッチを使用せずとも、受信アンテナの指向性を異なる方向に変化させることができれば、特定の用途又は使用態様において利便性を高めることができる。
【0006】
本開示の目的は、例えばミリ波レーダのような物体検出技術において、利便性を高めるアンテナ及びアンテナ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態に係るアンテナは、
基板と、
前記基板の第1面に形成される第1導体及び第2導体と、
前記第1導体及び前記第2導体の周囲を部分的に囲む第3導体と、
を備える。
【0008】
一実施形態に係るアンテナ装置は、
前記基板上に、一実施形態に係るアンテナが複数配置される。
【発明の効果】
【0009】
一実施形態によれば、例えばミリ波レーダのような物体検出技術において、利便性を高めるアンテナ及びアンテナ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態の比較例に係るアンテナの構成を示す正面図である。
図1に示すA-A’線の断面を示す図である。
一実施形態の比較例に係るアンテナによる動作のシミュレーション結果を示す図である。
一実施形態の比較例に係るアンテナ装置の構成を示す正面図である。
一実施形態の比較例に係るアンテナ装置による動作のシミュレーション結果を示す図である。
第1実施形態に係るアンテナの構成を示す正面図である。
図6に示すB-B’線の断面を示す図である。
第1実施形態に係るアンテナによる動作のシミュレーション結果を示す図である。
第1実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す正面図である。
第1実施形態に係るアンテナ装置による動作のシミュレーション結果を示す図である。
第2実施形態に係るアンテナの構成を示す正面図である。
図11に示すC-C’線の断面を示す図である。
第2実施形態に係るアンテナによる動作のシミュレーション結果を示す図である。
第2実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す正面図である。
第2実施形態に係るアンテナ装置による動作のシミュレーション結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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