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公開番号2024138354
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-08
出願番号2024108120,2023107377
出願日2024-07-04,2021-10-21
発明の名称通信制御方法、ネットワークノード、プロセッサ、プログラム及び移動通信システム
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人キュリーズ
主分類H04W 72/30 20230101AFI20241001BHJP(電気通信技術)
要約【課題】高速・大容量かつ高信頼・低遅延のマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供する通信制御方法、ユーザ装置、ネットワークノード、プロセッサ、プログラム及びシステムを提供する。
【解決手段】移動通信システムで用いる通信制御方法は、RRC(Radio Resource Control)コネクティッド状態にあるユーザ装置(UE100)が、MBS受信に必要なMBS設定を含むユニキャストシグナリングを基地局(gNB200)から受信し、RRCコネクティッド状態からRRCアイドル状態又はRRCインアクティブ状態に遷移したユーザ装置が、RRCコネクティッド状態において受信したMBS設定を用いて、MBS受信を行う。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
ネットワークからユーザ装置に対してマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムで用いる通信制御方法であって、
RRC(Radio Resource Control)コネクティッド状態にある前記ユーザ装置が、前記MBSにおけるマルチキャストサービスの受信に必要なマルチキャスト設定を含むRRC Releaseメッセージを前記ネットワークから受信することと、
前記RRCコネクティッド状態からRRCインアクティブ状態に遷移した前記ユーザ装置が、前記RRCコネクティッド状態において受信した前記マルチキャスト設定を用いて、前記マルチキャストサービスの受信を行うことと、を有し、
前記マルチキャスト設定は、MBSベアラに関する設定及びMBSトラフィックチャネルのスケジューリング関する設定のうち少なくとも一方を含む
通信制御方法。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記RRCコネクティッド状態にある前記ユーザ装置が、前記RRCコネクティッド状態において受信した前記マルチキャスト設定を前記RRCインアクティブ状態において使用可能とするか否かを示す情報を前記ネットワークから受信することをさらに有する
請求項1に記載の通信制御方法。
【請求項3】
前記RRCコネクティッド状態にある前記ユーザ装置が、前記マルチキャスト設定の受信時点、又は前記RRCインアクティブ状態への遷移時点からの前記マルチキャスト設定の有効期間を示す情報を前記ネットワークから受信することをさらに有する
請求項1に記載の通信制御方法。
【請求項4】
前記有効期間を示す情報を受信することは、前記有効期間を示す情報と、前記有効期間を示す情報と対応付けられたMBSセッション識別子と、を受信することを含む
請求項3に記載の通信制御方法。
【請求項5】
前記RRCインアクティブ状態に遷移して前記マルチキャストサービスの受信を行う前記ユーザ装置が、前記有効期間の満了に応じて、前記RRCコネクティッド状態に遷移して新たなマルチキャスト設定を取得することをさらに有する
請求項3に記載の通信制御方法。
【請求項6】
前記RRCインアクティブ状態に遷移して前記マルチキャストサービスの受信を行う前記ユーザ装置が、前記マルチキャスト設定の更新を示す通知を前記ネットワークから受信することと、
前記ユーザ装置が、前記通知の受信に応じて、前記RRCコネクティッド状態に遷移して新たなマルチキャスト設定を取得することと、をさらに有する
請求項1に記載の通信制御方法。
【請求項7】
マルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムで用いるユーザ装置であって、
前記ユーザ装置がRRC(Radio Resource Control)コネクティッド状態にあるときに、前記MBSにおけるマルチキャストサービスの受信に必要なマルチキャスト設定を含むRRC Releaseメッセージをネットワークから受信する通信部を備え、
前記通信部は、前記ユーザ装置が前記RRCコネクティッド状態からRRCインアクティブ状態に遷移したときに、前記RRCコネクティッド状態において受信した前記マルチキャスト設定を用いて、前記マルチキャストサービスの受信を行い、
前記マルチキャスト設定は、MBSベアラに関する設定及びMBSトラフィックチャネルのスケジューリング関する設定のうち少なくとも一方を含む
ユーザ装置。
【請求項8】
マルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムで用いるネットワークノードであって、
RRC(Radio Resource Control)コネクティッド状態にあるユーザ装置に対して、前記MBSにおけるマルチキャストサービスを前記ユーザ装置がRRCインアクティブ状態において受信するために必要なマルチキャスト設定を含むRRC Releaseメッセージを送信する通信部を備え、
前記マルチキャスト設定は、MBSベアラに関する設定及びMBSトラフィックチャネルのスケジューリング関する設定のうち少なくとも一方を含む
ネットワークノード。
【請求項9】
ユーザ装置に用いられ、請求項1に記載の通信方法を実行する
プロセッサ。
【請求項10】
請求項1に記載の通信方法をユーザ装置に実行させる
プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移動通信システムで用いる通信制御方法、ユーザ装置及びプロセッサに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、第5世代(5G)の移動通信システムが注目されている。5Gシステムの無線アクセス技術(RAT:Radio Access Technology)であるNR(New Radio)は、第4世代の無線アクセス技術であるLTE(Long Term Evolution)に比べて、高速・大容量かつ高信頼・低遅延といった特徴を有する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
3GPP技術仕様書「3GPP TS 38.300 V16.3.0 (2020-09)」
【発明の概要】
【0004】
第1の態様に係る通信制御方法は、基地局からユーザ装置に対してマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムで用いる通信制御方法であって、RRC(Radio Resource Control)コネクティッド状態にある前記ユーザ装置が、MBS受信に必要なMBS設定を含むユニキャストシグナリングを前記基地局から受信することと、前記RRCコネクティッド状態からRRCアイドル状態又はRRCインアクティブ状態に遷移した前記ユーザ装置が、前記RRCコネクティッド状態において受信した前記MBS設定を用いて、前記MBS受信を行うことと、を有する。
【0005】
第2の態様に係る通信制御方法は、基地局からユーザ装置に対してマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムで用いる通信制御方法であって、前記基地局が、MBS受信に必要な第1MBS設定がユニキャストシグナリングにより提供される第1MBSセッションを示す第1識別子、及びMBS受信に必要な第2MBS設定がブロードキャストシグナリングにより提供される第2MBSセッションを示す第2識別子のうち、少なくとも一方を含むブロードキャストメッセージを前記ユーザ装置に送信することを有する。
【0006】
第3の態様に係る通信制御方法は、基地局からユーザ装置に対してマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムで用いる通信制御方法であって、1つのセルにおいて複数のMBS制御チャネルを提供する前記基地局が、前記複数のMBS制御チャネルのそれぞれについて、該MBS制御チャネルの受信に用いるRNTI(Radio Network Temporary Identifier)を含むブロードキャストメッセージを前記ユーザ装置に送信することを有する。
【0007】
第4の態様に係る通信制御方法は、基地局からユーザ装置に対してマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムで用いる通信制御方法であって、前記基地局が、セル再選択におけるセル又は周波数ごとの優先度を示す優先度情報と、前記優先度情報と対応付けられたMBSセッション識別子とを含むセル再選択制御情報を送信することと、RRCアイドル状態又はRRCインアクティブ状態にある前記ユーザ装置が、前記基地局からの前記セル再選択制御情報に基づいて、所望のMBSセッション識別子に対応する前記優先度情報を用いて前記セル再選択を行うことと、を有する。
【0008】
第5の態様に係る通信制御方法は、基地局からユーザ装置に対してマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムで用いる通信制御方法であって、RRCコネクティッド状態においてMBSセッションを受信する前記ユーザ装置が、RRC再確立処理を開始することと、前記RRC再確立処理においてセル選択を行うことと、を有し、前記セル選択を行うことは、前記MBSセッションを提供するセルを優先して選択することを含む。
【0009】
第6の態様に係る通信制御方法は、基地局からユーザ装置に対してマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムで用いる通信制御方法であって、前記ユーザ装置が、前記基地局が用いるイニシャルBWP(Bandwidth part)を示す情報を前記基地局から受信することと、前記ユーザ装置が、MBS受信に必要なMBS設定を前記基地局から受信することと、前記ユーザ装置が、前記MBS設定にBWP設定が含まれない場合、前記イニシャルBWPを用いて前記MBS受信を行うことと、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。
実施形態に係るUE(ユーザ装置)の構成を示す図である。
実施形態に係るgNB(基地局)の構成を示す図である。
データを取り扱うユーザプレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。
シグナリング(制御信号)を取り扱う制御プレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。
実施形態に係る下りリンクの論理チャネル(Logical channel)とトランスポートチャネル(Transport channel)との対応関係を示す図である。
実施形態に係るMBSデータの配信方法を示す図である。
第1実施形態に係る動作例を示す図である。
第1実施形態の変更例1を示す図である。
第1実施形態の変更例2を示す図である。
第1実施形態の変更例3を示す図である。
第2実施形態に係る動作例を示す図である。
第3実施形態に係る動作例を示す図である。
第4実施形態に係る動作例を示す図である。
第5実施形態に係る動作例を示す図である。
第6実施形態に係る動作例を示す図である。
LTE SC-PTMでの2段階設定を示す図である。
NR MBSの可能な設定図を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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