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公開番号
2024140927
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023052300
出願日
2023-03-28
発明の名称
光学素子および光フィルタリング方法
出願人
公立大学法人大阪
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G02B
6/02 20060101AFI20241003BHJP(光学)
要約
【課題】不要なモードの光を適切に減衰させることができる光学素子を実現する。
【解決手段】光学素子(101)は、第1コア(11)と第1コアを取り囲むクラッド(21)とを有する光ファイバ(10)と、第1コアを伝搬する第1伝搬光(L1)をクラッドモードの第2伝搬光(L2)に変換する第1変換部(C1)と、第1伝搬光とはモードが異なり第1コアを伝搬する第3伝搬光(L3)を減衰させる減衰部(50)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1コアと、前記第1コアを取り囲むクラッドと、を有する光ファイバと、
前記第1コアを伝搬する第1伝搬光をクラッドモードの第2伝搬光に変換する第1変換部と、
前記第1伝搬光とはモードが異なり前記第1コアを伝搬する第3伝搬光を減衰させる減衰部と、を備える、光学素子。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記第2伝搬光を、前記第1コアを伝搬する第4伝搬光に変換する第2変換部を備え、
前記減衰部は、前記第1変換部と前記第2変換部との間に位置する、請求項1に記載の光学素子。
【請求項3】
前記第1伝搬光とはモードが異なり前記第1コアを伝搬する第5伝搬光を、前記第2伝搬光とは異なるクラッドモードの第6伝搬光に変換する第3変換部と、
前記第6伝搬光を、前記第4伝搬光とはモードが異なり前記第1コアを伝搬する第7伝搬光に変換する第4変換部と、を備え、
前記減衰部は、前記第3変換部と前記第4変換部との間に位置する、請求項2に記載の光学素子。
【請求項4】
前記光ファイバは、クラッドとして、前記第1コアを取り囲む第1クラッドと、前記第1クラッドを取り囲む第2クラッドとを有し、
前記第2伝搬光は、前記第1クラッドを伝搬する、請求項1に記載の光学素子。
【請求項5】
前記光ファイバは、第2コアを有するマルチコア光ファイバであって、
前記第2伝搬光を、前記第2コアを伝搬する第8伝搬光に変換する第5変換部を備える、請求項1に記載の光学素子。
【請求項6】
前記減衰部は、前記第1コアを伝搬する前記第3伝搬光を遮蔽する、請求項1から5のいずれか一項に記載の光学素子。
【請求項7】
前記減衰部は、前記第1コアにおいて前記第3伝搬光の波長の光を吸収する、請求項1から5のいずれか一項に記載の光学素子。
【請求項8】
第1コアと、前記第1コアを取り囲むクラッドと、を有する光ファイバを用いた光フィルタリング方法であって、
前記第1コアを伝搬する第1伝搬光をクラッドモードの第2伝搬光に変換する第1変換ステップと、
前記第1伝搬光とはモードが異なり前記第1コアを伝搬する第3伝搬光を減衰させる減衰ステップと、を含む、光フィルタリング方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学素子および光フィルタリング方法に関する。
続きを表示(約 930 文字)
【背景技術】
【0002】
モード多重光通信では、モード変換部またはスイッチ部において不要なモードの光が発生し得る。不要なモードの光は通信品質を劣化させる。それゆえ、不要なモードの光をフィルタリングする技術が開発されている。
【0003】
特許文献1には、光ファイバの曲げ損失を利用して、高次モードを減衰させる技術が開示されている。
【0004】
非特許文献1には、長周期ファイバグレーティングを用いた、波長可変モードフィルタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-040002号公報
【非特許文献】
【0006】
M. Shioji et al.、”Tunable-wavelength mode filter with mechanically induced long period fiber grating”、Asia Communications and Photonics Conference, 2017、M2J.4
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1の技術では、所望のモードよりも高次のモードの光しか減衰させることができず、所望のモードよりも低次のモードの光を適切に減衰させることはできない。
【0008】
非特許文献1の技術では、高い減衰比で不要なモードの光を減衰させることはできない。
【0009】
本発明の一態様は、不要なモードの光を適切に減衰させることができる光学素子を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の態様1に係る光学素子は、第1コアと、前記第1コアを取り囲むクラッドと、を有する光ファイバと、前記第1コアを伝搬する第1伝搬光をクラッドモードの第2伝搬光に変換する第1変換部と、前記第1伝搬光とはモードが異なり前記第1コアを伝搬する第3伝搬光を減衰させる減衰部と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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