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公開番号2024140351
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023051451
出願日2023-03-28
発明の名称中継装置及び通信システム
出願人KDDI株式会社
代理人弁理士法人創光国際特許事務所,個人,個人,個人
主分類H04W 16/26 20090101AFI20241003BHJP(電気通信技術)
要約【課題】中継装置2を介して通信端末と基地局との間で通信を開始する場合に、通信端末側から通信を開始する。
【解決手段】基地局と通信端末との通信を中継する中継装置2であって、通信端末から、中継装置2と基地局とが通信する際に使用するビームを識別するためのビームIDを示す制御データを受信する制御通信部21と、基地局と通信する基地局側通信部222と、ビームIDに対応するビームを用いて基地局側通信部222が基地局との間で通信するように基地局側通信部222を制御する制御部24と、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
基地局と通信端末との通信を中継する中継装置であって、
前記通信端末から、前記中継装置と前記基地局とが通信する際に使用するビームを識別するためのビームIDを示す制御データを受信する制御通信部と、
前記基地局と通信する基地局側通信部と、
前記ビームIDに対応するビームを用いて前記基地局側通信部が前記基地局との間で通信するように前記基地局側通信部を制御する制御部と、
を有する中継装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記制御データは、複数のビームに対応する複数のビームIDを含み、
前記制御部は、前記複数のビームIDに対応する前記複数のビームのいずれかを送信するように前記基地局側通信部を制御する、
請求項1に記載の中継装置。
【請求項3】
前記制御データは、ビームを送信するタイミングを示すタイミング情報を含み、
前記制御部は、前記タイミング情報が示すタイミングでビームを送信するように前記基地局側通信部を制御する、
請求項1に記載の中継装置。
【請求項4】
前記制御データにおいては、複数の前記中継装置それぞれを識別するための中継装置IDと、前記中継装置と前記基地局とが通信する際に使用するビームIDと、が関連付けられており、
前記制御部は、前記制御データに前記中継装置が記憶している中継装置IDが含まれている場合に、前記ビームIDに対応するビームを用いて前記基地局側通信部が前記基地局との間で通信するように前記基地局側通信部を制御する、
請求項1に記載の中継装置。
【請求項5】
前記制御データにおいては、複数の前記中継装置それぞれを識別するための中継装置IDと、前記中継装置がビームを送信するタイミングを示すタイミング情報と、が関連付けられており、
前記制御部は、前記制御データに前記中継装置が記憶している中継装置IDが含まれている場合に、前記タイミング情報が示すタイミングで前記基地局側通信部が前記基地局との間で通信するように前記基地局側通信部を制御する、
請求項1に記載の中継装置。
【請求項6】
前記制御データは、前記中継装置から前記基地局に向けてビームを送信する周期を示す情報を含み、
前記制御部は、前記制御データが示す周期で前記制御データが示す前記ビームIDに対応するビームを形成するように前記基地局側通信部を制御する、
請求項1に記載の中継装置。
【請求項7】
前記制御通信部は、他の装置を介することなく前記通信端末と直接通信するための制御リンクを介して前記制御データを受信する、
請求項1に記載の中継装置。
【請求項8】
通信端末と、基地局と前記通信端末との通信を中継する中継装置と、を備え、
前記通信端末は、
前記中継装置と前記基地局とが通信する際に使用するビームを識別するためのビームIDを決定する決定部と、
前記決定部が決定した前記ビームIDを示す制御データを送信する送信部と、
を有し、
前記中継装置は、
前記通信端末から、前記中継装置と前記基地局とが通信する際に使用するビームを識別するためのビームIDを示す制御データを受信する制御通信部と、
前記基地局と通信する基地局側通信部と、
前記ビームIDに対応するビームを用いて前記基地局側通信部が前記基地局との間で通信するように前記基地局側通信部を制御する制御部と、
を有する通信システム。
【請求項9】
前記決定部は、それぞれ異なるビームを用いて前記中継装置が前記基地局と通信する間に前記基地局が受信する信号の品質が相対的に高いビームに対応する前記ビームIDを選択する、
請求項8に記載の通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、中継装置及び通信システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
中継装置が、基地局とユーザの通信端末との通信を中継することが提案されている。例えば、特許文献1には、基地局は、中継装置を介して通信端末宛てにダウンリンクデータを送信することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-36366号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された技術では、基地局は、中継装置と通信端末との間の通信に中継装置が利用するビームパターンを中継装置に指示する。一方、特許文献1に記載された技術では、通信端末は、中継装置が利用するビームパターンを中継装置に指示することはできないという問題があった。このため、中継装置を介して通信端末と基地局との間で通信を開始する場合に、通信端末側から通信を開始することができないという問題が生じていた。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、中継装置を介して通信端末と基地局との間で通信を開始する場合に、通信端末側から通信を開始することができる中継装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様の中継装置は、基地局と通信端末との通信を中継する中継装置であって、前記通信端末から、前記中継装置と前記基地局とが通信する際に使用するビームを識別するためのビームIDを示す制御データを受信する制御通信部と、前記基地局と通信する基地局側通信部と、前記ビームIDに対応するビームを用いて前記基地局側通信部が前記基地局との間で通信するように前記基地局側通信部を制御する制御部と、を有する。
【0007】
前記制御データは、複数のビームに対応する複数のビームIDを含み、前記制御部は、前記複数のビームIDに対応する前記複数のビームのいずれかを送信するように前記基地局側通信部を制御してもよい。前記制御データは、ビームを送信するタイミングを示すタイミング情報を含み、前記制御部は、前記タイミング情報が示すタイミングでビームを送信するように前記基地局側通信部を制御してもよい。
【0008】
前記制御データにおいては、複数の前記中継装置それぞれを識別するための中継装置IDと、前記中継装置と前記基地局とが通信する際に使用するビームIDと、が関連付けられており、前記制御部は、前記制御データに前記中継装置が記憶している中継装置IDが含まれている場合に、前記ビームIDに対応するビームを用いて前記基地局側通信部が前記基地局との間で通信するように前記基地局側通信部を制御してもよい。
【0009】
前記制御データにおいては、複数の前記中継装置それぞれを識別するための中継装置IDと、前記中継装置がビームを送信するタイミングを示すタイミング情報と、が関連付けられており、前記制御部は、前記制御データに前記中継装置が記憶している中継装置IDが含まれている場合に、前記タイミング情報が示すタイミングで前記基地局側通信部が前記基地局との間で通信するように前記基地局側通信部を制御してもよい。
【0010】
前記制御データは、前記中継装置から前記基地局に向けてビームを送信する周期を示す情報を含み、前記制御部は、前記制御データが示す周期で前記制御データが示す前記ビームIDに対応するビームを形成するように前記基地局側通信部を制御してもよい。前記制御通信部は、他の装置を介することなく前記通信端末と直接通信するための制御リンクを介して前記制御データを受信してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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