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公開番号2024136974
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023048297
出願日2023-03-24
発明の名称半導体記憶装置および半導体記憶装置の製造方法
出願人キオクシア株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類H10B 43/50 20230101AFI20240927BHJP()
要約【課題】リプレース時に片持ち梁がたわむリスクを低減させることができる半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】本実施形態の半導体記憶装置は、第1半導体層と、第2半導体層と、第3半導体層と、第1絶縁層と、第1絶縁層の上方に設けられ、複数の第1導電層と複数の第2絶縁層とが第1方向に交互に積層された積層体と、積層体を第1方向に貫通し、第4半導体層を含み、第4半導体層の側面が第2半導体層に接するピラーと、積層体を第1方向に貫通し、積層体を第1方向と交差する第2方向に分離し、第1方向、および第1方向および第2方向と交差する第3方向に延び、第1半導体層に達する分離部と、を有する。分離部は、下端が第1半導体層に達し、上端が第1半導体層の上面より上方に位置する第1部分と、第1部分の上方に位置する第2部分とを有し、第1部分の上端の第2方向の幅は、第2部分の下端の第2方向の幅よりも大きい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1半導体層と、
前記第1半導体層の上方に接して設けられた第2半導体層と、
前記第2半導体層の上方に接して設けられた第3半導体層と、
前記第3半導体層の上方に接して設けられた第1絶縁層と、
前記第1絶縁層の上方に設けられ、複数の第1導電層と複数の第2絶縁層とが第1方向に交互に積層された積層体と、
前記積層体を前記第1方向に貫通し、第4半導体層を含み、前記第4半導体層の側面が前記第2半導体層に接するピラーと、
前記積層体を前記第1方向に貫通し、前記積層体を前記第1方向と交差する第2方向に分離し、前記第1方向、および前記第1方向および前記第2方向と交差する第3方向に延び、前記第1半導体層に達する分離部と、
を有し、
前記分離部は、下端が前記第1半導体層に達し、上端が前記第1半導体層の上面より上方に位置する第1部分と、前記第1部分の上方に位置する第2部分とを有し、
前記第1部分の上端の前記第2方向の幅は、第2部分の下端の前記第2方向の幅よりも大きい、半導体記憶装置。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記第1部分と前記第2部分の境界は、前記積層体の下層から2番目の第2絶縁層と下層から3番目の第1導電層との境界に設けられる請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記分離部は、前記積層体を複数のブロックに分離する請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
第1半導体層を形成し、
前記第1半導体層上に第2半導体層を形成し、
前記第2半導体層上に第3半導体層を形成し、
前記第3半導体層上に第1絶縁層を形成し、
前記第1絶縁層上に複数の第1導電層と複数の第2絶縁層とが第1方向に交互に積層された第1積層体を形成し、
前記第1積層体を前記第1方向に貫通し、前記第1積層体を前記第1方向と交差する第2方向に分離し、前記第1方向、および前記第1方向および前記第2方向と交差する第3方向に延び、下端が前記第1半導体層に達し、上端が前記第1半導体層の上面より上方に位置する第1スリットを形成し、
第1積層体上に複数の第2導電層と複数の第3絶縁層とが前記第1方向に交互に積層された第2積層体を形成し、
前記第1積層体及び前記第2積層体を前記第1方向に貫通し、前記第2半導体層に側面が接する第4半導体層を含むピラーを形成し、
前記第2積層体を前記第1方向に貫通し、前記第2方向に分離し、前記第3方向に延び、下端が前記第1スリットの上端に達し、下端の前記第2方向の幅が前記第1スリットの上端の前記第2方向の幅よりも小さい第2スリットを形成する、半導体記憶装置の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体記憶装置および半導体記憶装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
半導体記憶装置の一種として、3次元のフラッシュメモリが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-165132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本実施形態は、リプレース時に片持ち梁がたわむリスクを低減させることができる半導体記憶装置および半導体記憶装置の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本実施形態の半導体記憶装置は、第1半導体層と、第2半導体層と、第3半導体層と、第1絶縁層と、第1絶縁層の上方に設けられ、複数の第1導電層と複数の第2絶縁層とが第1方向に交互に積層された積層体と、積層体を第1方向に貫通し、第4半導体層を含み、第4半導体層の側面が第2半導体層に接するピラーと、積層体を第1方向に貫通し、積層体を第1方向と交差する第2方向に分離し、第1方向、および第1方向および第2方向と交差する第3方向に延び、第1半導体層に達する分離部と、を有する。分離部は、下端が第1半導体層に達し、上端が第1半導体層の上面より上方に位置する第1部分と、第1部分の上方に位置する第2部分とを有し、第1部分の上端の第2方向の幅は、第2部分の下端の第2方向の幅よりも大きい。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1の実施形態の半導体記憶装置1の断面図である。
メモリセル部分における柱状部CLの模式的断面図である。
第1の実施形態の半導体装置における主要部の構成を説明する。
第1の実施形態の主要部の他の構成を示すY方向に沿った断面図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第1の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第2の実施形態の主要部の構成を示すY方向に沿った断面図である。
第2の実施形態の主要部の他の構成を示すY方向に沿った断面図である。
第2の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第2の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第2の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第2の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第2の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第2の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第2の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第2の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
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第2の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第2の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第2の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第2の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第2の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第2の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第3の実施形態の主要部の構成を示すY方向に沿った断面図である。
第3の実施形態の主要部の他の構成を示すY方向に沿った断面図である。
第3の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第3の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第3の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第3の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
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第3の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
第3の実施形態の半導体装置の製造工程の一例を示す断面図である。
ショット領域の一例を示す図である。
犠牲層パターンのマークの一例を示す断面図である。
スリットSTのパターンのマークの一例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の半導体記憶装置1の断面図である。
以下、後述する積層体20の積層方向をZ方向とする。Z方向と交差、例えば、直交する1つの方向をY方向とする。Z及びY方向のそれぞれと直交する1つの方向をX方向とする。
【0008】
図1に示すように、半導体記憶装置1は、メモリチップ2と、コントローラチップ3とを備える。メモリチップ2とコントローラチップ3とは、貼合面Bにおいて貼合されており、貼合面Bにおいて接合された貼合電極P1と貼合電極P2、および貼合電極P1と貼合電極P2に接続された配線を介して互いに電気的に接続されている。図1は、コントローラチップ3の上面上にメモリチップ2が搭載された状態を示している。
【0009】
コントローラチップ3は、基板11と、処理回路12と、ビア13と、配線14と、貼合電極P2と、層間絶縁膜15とを備える。
【0010】
基板11は、例えば、シリコン基板等の半導体基板である。処理回路12は、基板11上に設けられたトランジスタを備える。処理回路12は、トランジスタ以外に、さらに基板11上に設けられた抵抗素子、容量素子等の半導体素子を備えても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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