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公開番号2024133688
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-02
出願番号2024111374,2020063927
出願日2024-07-11,2020-03-31
発明の名称効果音混合装置
出願人パイオニア株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G10K 15/04 20060101AFI20240925BHJP(楽器;音響)
要約【課題】聴者にとってより自然な効果音を楽曲に付与する効果音出力装置、方法、プログラム及び記憶媒体を提供する。
【解決手段】効果音混合装置(効果音出力装置)は、複数のモードから1つのモードを選択するモード選択部を含む制御部と、第1の領域で発生する音を含む近傍音用の音源データと、第1の領域より基準位置から離れている第2の領域で発生する音を含む遠方音用の音源データと、を出力する効果音出力部と、を有し、出力される近傍音用の音源データの出力レベルと出力される遠方音用の音源データの出力レベルを、それぞれ、選択したモードに基づいて決定する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
複数のモードから1つのモードを選択するモード選択部と、
第1の領域で発生する音を含む近傍音用の音源データと、前記第1の領域より基準位置から離れている第2の領域で発生する音を含む遠方音用の音源データと、を出力する効果音出力部と、を有し、
前記出力される近傍音用の音源データの出力レベルと前記出力される遠方音用の音源データの出力レベルは、それぞれ、前記選択されたモードに基づいて決定される、効果音出力装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記複数のモードは、会場の大きさに応じた複数種類のモードを含む、請求項1に記載の効果音出力装置。
【請求項3】
前記効果音は、歓声および/または拍手の音を含む、請求項1または2に記載の効果音出力装置。
【請求項4】
前記効果音は、会場において常時発生している環境音を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の効果音出力装置。
【請求項5】
前記効果音は、前記楽曲のリズムおよび/または拍に連動した音を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の効果音出力装置。
【請求項6】
前記近傍音用の音源データは、複数種類あり、
前記出力される近傍音用の音源データは、前記近傍音用の複数種類の音源データのうちからランダムに選択される、請求項1から5のいずれか一項に記載の効果音出力装置。
【請求項7】
前記遠方音用の音源データは、複数種類あり、
前記出力される遠方音用の音源データは、前記遠方音用の複数種類の音源データのうちからランダムに選択される、請求項1から6のいずれか一項に記載の効果音出力装置。
【請求項8】
複数のモードから1つのモードを選択するモード選択部と、
複数の音源データを出力する効果音出力部と、を有し、
前記複数の音源データの各々は、複数の領域のうちの1つの領域で発生する音を含み、
前記複数の音源データの各々の出力レベルは、前記選択されたモードに基づいて決定される、効果音出力装置。
【請求項9】
複数のモードから1つのモードを選択するモード選択工程と、
第1の領域で発生する音を含む近傍音用の音源データと、前記第1の領域より基準位置から離れている第2の領域で発生する音を含む遠方音用の音源データと、を出力する効果音出力工程と、を有し、
前記出力される近傍音用の音源データの出力レベルと前記出力される遠方音用の音源データの出力レベルは、それぞれ、前記選択されたモードに基づいて決定される、効果音出力方法。
【請求項10】
請求項9に記載の効果音出力方法を、コンピュータに実行させる効果音出力プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、効果音混合装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
楽曲に効果音を付与し、ライブ会場の雰囲気を味わえるようにする技術が知られている。例えば、特許文献1には、カラオケ効果音システムが開示されており、このカラオケ効果音設定システムでは、楽曲のジャンルに応じて効果音の種別が設定され、選択されたライブ会場の規模に応じて効果音の出力態様(手拍子や歓声を発する人数)が設定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-70999号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
観客による歓声や拍手の音や大きさなどは、会場の規模により変わってくる。そこで、会場の規模ごとに、その会場用の歓声などの音源データを用意し、効果音として用いる音源データを楽曲に応じて変えることで、聴者に、ライブ会場にいる雰囲気をより味わわせることが可能になる。しかしながら、会場の規模ごとに、その会場用の歓声などの音源データを用意した場合、これらの音源データを記憶するために大きな容量の記憶装置が必要になる。しかしながら、特許文献1には、このような課題を解決するための技術が開示されていない。
【0005】
また、ライブ会場では、楽曲が演奏される際に、演奏の始まりの部分や、終わりの部分において、観客による歓声や拍手が発生する。この歓声や拍手が発生するタイミングは、ライブ会場の規模やライブ会場で演奏される楽曲のジャンルなどにより変化する。しかしながら、特許文献1では、このように歓声などが生じるタイミングの違いは考慮されていない。
【0006】
また、ライブ会場では、多くの人が集まっているため、歓声や拍手がないときでも、ざわざわとしている。このため、このざわつきなどの環境音を、楽曲に付与(混合)することで、ライブ会場の雰囲気を味わえるようにすることが可能である。しかしながら、1つの環境音用の音源データを単に連続して出力しただけでは、同じ音源データの音が規則的に繰り返し流れるだけになり、実際のライブ会場で生じる環境音に比べ、規則性が感じられ、自然な環境音と感じられない。特許文献1には、このような課題を解決するための技術が開示されていない。
【0007】
また、ライブ会場では、観客は、楽曲に合わせ、手拍子や足踏みによりリズムを取ることがある。しかしながら、観客は、演奏されるすべての楽曲に、手拍子などによりリズムを取るわけではない。特許文献1では、すべての曲に手拍子を入れており、特許文献1には、このような課題を解決するための技術が開示されていない。
【0008】
また、ライブ会場において、観客は、楽曲の拍に位置に合わせて、手拍子を行おうとするが、観客による手拍子が拍の位置にぴったりと合うことはない。そのため、正確に拍の位置に鳴るように、手拍子の音を出力した場合、聴者は、楽曲に混合された手拍子を、機械的で、不自然な手拍子であると感じてしまう。しかしながら、特許文献1には、このような課題を解決するための技術が開示されていない。
【0009】
本発明が解決しようとする課題としては、聴者にとってより自然な効果音を楽曲に付与することが一例として挙げられる。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、楽曲の特徴量を取得する楽曲特徴量取得部と、前記特徴量に基づいて、前記楽曲に効果音を混合するのか否かを決定する出力決定部と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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