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公開番号
2024125928
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-19
出願番号
2023034071
出願日
2023-03-06
発明の名称
音データ生成方法
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類
G10H
1/00 20060101AFI20240911BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】電子楽器において、所望の楽器の音像を実現することができる音データ生成方法を提供する。
【解決手段】演奏情報に基づいて、複数の仮想操作子の何れか1つに対応し、第1音データ及び第2音データを含む第1音データセットを取得し、前記1音データセットに基づいて、複数の再生要素位置にそれぞれ対応する複数の第3音データを含む第2音データセットを生成すること、を含み、前記第1音データ及び前記第2音データは、音情報と所定の聴取位置を基準とした発音位置を示す発音位置情報とを含み、前記第2音データセットを生成することは、前記第1音データ及び前記第2音データの各々の前記発音位置情報が示す発音位置と前記複数の再生要素位置との関係に基づいて、前記第3音データを生成すること、を含む音データ処理方法。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
演奏情報に基づいて、複数の仮想操作子の何れか1つに対応し、第1音データ及び第2音データを含む第1音データセットを取得し、
前記1音データセットに基づいて、複数の再生要素位置にそれぞれ対応する複数の第3音データを含む第2音データセットを生成すること、
を含み、
前記第1音データ及び前記第2音データは、音情報と所定の聴取位置を基準とした発音位置を示す発音位置情報とを含み、
前記第2音データセットを生成することは、
前記第1音データ及び前記第2音データの各々の前記発音位置情報が示す発音位置と前記複数の再生要素位置との関係に基づいて、前記第3音データを生成すること、を含む音データ処理方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
音情報と所定の聴取位置を基準とした発音位置を示す発音位置情報とを各々含む第1音データ及び第2音データを含む第1音データセットの前記発音位置情報をユーザの要求により変更し、
前記第1音データ及び前記第2音データの変更された前記発音位置情報が示す前記発音位置と再生要素位置との関係に基づいて、前記第1音データセットから複数の前記再生要素位置にそれぞれ対応する第3音データを含む第2音データセットを生成すること、
を含む音データ処理方法。
【請求項3】
ユーザからの指示に基づき、前記発音位置情報を変更すること、をさらに含む、請求項1に記載の音データ処理方法。
【請求項4】
前記第1音データに含まれる前記発音位置情報と前記第2音データに含まれる発音位置情報とは互いに異なる、請求項1乃至3の何れか一項に記載の音データ処理方法。
【請求項5】
第1仮想操作子に対応する前記第1音データセットにおける前記第1音データに含まれる前記音情報は、第2仮想操作子に対応する前記第1音データセットにおける前記第1音データに含まれる前記音情報と共通であり、
前記第1仮想操作子に対応する前記第1音データセットにおける前記第2音データに含まれる前記音情報は、前記第2仮想操作子に対応する前記第1音データセットにおける前記第2音データに含まれる音情報と異なる、請求項4に記載の音データ処理方法。
【請求項6】
前記第1仮想操作子及び前記第2仮想操作子にそれぞれ対応する前記第1音データに含まれる前記音情報は、直接音の音情報であり、
前記第1仮想操作子及び前記第2仮想操作子にそれぞれ対応する前記第2音データに含まれる前記音情報は、前記直接音に対応する間接音の音情報である、請求項5に記載の音データ処理方法。
【請求項7】
前記ユーザの要求は楽器の種類を含み、前記変更された発音位置情報は前記楽器に対応して変更された発音位置を示す、請求項2に記載の音データ処理方法。
【請求項8】
前記ユーザの要求は所定の聴取位置を含み、前記変更された発音位置情報は前記所定の聴取位置に対応して変更された発音位置を示す、請求項2に記載の音データ処理方法。
【請求項9】
請求項1乃至8の何れか一項に記載の音データ処理方法により生成された前記第2音データセットを取得し、
操作子への操作に基づいて、前記再生要素位置に対応する再生要素に提供するために取得した前記第2音データセットを加工する、電子楽器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、音データ生成方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
電子楽器では、ユーザが所望する音響効果を得るために、放出される音に様々な工夫がなされている。例えば、特許文献1には、仮想スピーカの位置に対応する音信号を生成する電子楽器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-50479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的の一つは、電子楽器において、所望の楽器の音像を実現することができる音データ生成方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態によれば、演奏情報に基づいて、複数の仮想操作子の何れか1つに対応し、第1音データ及び第2音データを含む第1音データセットを取得し、前記第1音データセットに基づいて、複数の再生要素位置にそれぞれ対応する複数の第3音データを含む第2音データセットを生成すること、を含み、前記第1音データ及び前記第2音データは、音情報と所定の聴取位置を基準とした発音位置を示す発音位置情報とを含み、前記第2音データセットを生成することは、前記第1音データ及び前記第2音データの各々の前記発音位置情報が示す発音位置と前記複数の再生要素位置との関係に基づいて、前記第3音データを生成すること、を含む音データ処理方法が提供される。
【0006】
一実施形態によれば、音情報と所定の聴取位置を基準とした発音位置を示す発音位置情報とを各々含む第1音データ及び第2音データを含む第1音データセットの前記発音位置情報をユーザの要求により変更し、前記第1音データ及び前記第2音データの変更された前記発音位置情報が示す前記発音位置と再生要素位置との関係に基づいて、前記第1音データセットから複数の前記再生要素位置にそれぞれ対応する第3音データを含む第2音データセットを生成すること、を含む音データ処理方法が提供される。
【0007】
一実施形態によれば、前記何れかの音データ処理方法により生成された第2音データセットを取得し、操作子への操作に基づいて、再生要素位置に対応する再生要素に提供するために取得した前記第2音データセットを加工する、電子楽器が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、電子楽器において、所望の楽器の音像を実現することができる音データ生成方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る電子楽器の構成を示す図である。
一実施形態に係る音源の機能構成を説明するブロック図である。
音データを説明するための図である。
所定の聴取位置を基準とした発音位置を説明するための図である。
一実施形態に係る再生音データ生成部の機能構成の一例を説明するためのブロック図である。
調整部の機能構成の一例を説明するためのブロック図である。
音像調整部の構成の一例を示すブロック図である。
波形調整部の機能構成の一例を説明するためのブロック図である。
電子楽器の音源による再生音データ生成処理のフローを示すフローチャートである。
電子楽器の音源によるパラメータ設定処理のフローを示すフローチャートである。
一実施形態に係る音源の機能構成を説明するブロック図である。
一実施形態に係る再生音データ生成部の機能構成の一例を説明するためのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下に示す実施形態は一例であって、本開示はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。図面は、説明を明確にするために、寸法比率が実際の比率とは異なったり、構成の一部が図面から省略されたりして、模式的に説明される場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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