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公開番号2024132358
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2023043091
出願日2023-03-17
発明の名称ホース
出願人帝国繊維株式会社,装研株式会社
代理人清流国際弁理士法人,個人,個人
主分類F16L 11/02 20060101AFI20240920BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】ホースの連結部の構造を工夫することにより、ホースの連結部からの漏水を防止しながら、ホースの連結部の軽量化を図ると共に、ホースの連結作業を容易に行うことを可能にしたホースを提供する。
【解決手段】ホース本体2と、ホース本体2の長手方向の両端部2a,2bに配設された非金属を主体とするホース連結用の連結部材3と、ホース本体2の長手方向の一方の端部2aに配設された樹脂製の筒状体10とを備えており、この筒状体10は、一方の端部10aがホース本体2に固定され、他方の端部10bが自由端である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ホース本体と、このホース本体の長手方向の両端部に配設された非金属を主体とするホース連結用の連結部材と、このホース本体の長手方向の一方の端部に配設された樹脂製の筒状体とを備えており、この筒状体は、一方の端部が前記ホース本体に固定され、他方の端部が自由端であることを特徴とするホース。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
前記筒状体の突き出し長さが50mm~2000mmの範囲にあることを特徴とする請求項1に記載のホース。
【請求項3】
前記ホースの内径が150mm~400mmの範囲にあり、前記ホースが低水圧用ホースであることを特徴とする請求項1又は2に記載のホース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は低水圧用ホースとして好適なホースに関し、詳しくは、ホースの連結部の構造を工夫することにより、ホースの連結部からの漏水を防止しながら、ホースの連結部の軽量化を図ると共に、ホースの連結作業を容易に行うことを可能にしたホースに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、ホースは、一方のホースの継手を他方のホースの継手に差し込むことによって、継手同士を嵌合させ、一方のホースと他方のホースとを連結して使用する(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、消防用ホースでは、遠方まで放水するために高圧(例えば1.3MPa程度)の条件下で使用され、こうした高圧に耐えられるように金属製の継手が使用される。これに対して、例えば排水用ホースでは、大量の水を排出することが目的であるので、低圧(例えば0.2MPa程度)の条件下で使用され、必ずしも金属製の継手を使用する必要はない。特に、金属製の継手を有し、ホースの口径が大きい場合には、継手が非常に重くなるため容易に連結することができず、複数人で連結作業を行う必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3107507号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、ホースの連結部の構造を工夫することにより、ホースの連結部からの漏水を防止しながら、ホースの連結部の軽量化を図ると共に、ホースの連結作業を容易に行うことを可能にしたホースを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための本発明のホースは、ホース本体と、このホース本体の長手方向の両端部に配設された非金属を主体とするホース連結用の連結部材と、このホース本体の長手方向の一方の端部に配設された樹脂製の筒状体とを備えており、この筒状体は、一方の端部が前記ホース本体に固定され、他方の端部が自由端であることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明では、ホース本体の長手方向の両端部に配設された非金属を主体とする連結部材を備えているので、従来の金属製の連結部(継手)に比べて、連結部の重量を大幅に低減することができる。また、ホース本体の長手方向の一方の端部に配設された樹脂製の筒状体は一方の端部のみがホースに対して固定されているので、他方の端部は柔軟に可動することができ、連結されたホースに通水した際、一方側のホースの筒状体が水圧により径方向に拡張又は膨張し、他方側のホースの内壁面に密着する。これにより、連結部において十分な密閉性を確保できるので、連結部からの漏水を防止することができる。更に、その際、一方側のホースの筒状体と他方側のホースの内壁面との間には摩擦力が生じ、連結部材への負荷が軽減されるので、非金属を主体とする連結部材を用いた場合であってもホース本体の連結状態を良好に維持することができる。本発明では比較的簡便な連結構造により、連結部からの漏水を防ぎながら、ホースの連結部の軽量化を図ると共に、ホースの連結作業を容易に行うことが可能になる。
【0008】
筒状体の突き出し長さは50mm~2000mmの範囲にあることが好ましい。これにより、一方側のホースの筒状体と他方側のホースの内壁面との密着面積を十分に確保することができ、密閉性が向上し、連結部からの漏水防止に寄与する。
【0009】
ホースの内径は150mm~400mmの範囲にあり、ホースは低水圧用ホースであると良い。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態からなるホースの実施形態の一例を示す側面図である。
図1のホースの要部を示す斜視図である。
図1のホースの要部を示す側面図である。
本発明の実施形態からなるホースの使用時を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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