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公開番号2024131753
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042197
出願日2023-03-16
発明の名称混練機の主軸の芯出し方法
出願人株式会社栗本鐵工所
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類B01F 27/213 20220101AFI20240920BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】混練機において、容易かつ確実に胴体に対する主軸の芯出しが行えるようにする。
【解決手段】駆動部3から延びる出力軸6aに対して継手7を介して連結される主軸8と、主軸8に回転一体に結合された複数の撹拌羽根9と、複数の撹拌羽根9に対して径方向に所定の隙間を空けて複数の撹拌羽根9を密閉状に覆う内周面10aが円形状の胴体10とを有する混練機1において、胴体10の少なくとも下半分を混練機1のベース2の定位置に固定し、主軸8に胴体10の内径と同じ概形を有する複数の円形治具20を、軸方向に間隔を空けて固定した状態で、胴体10の少なくとも下半分に主軸8を載せ、主軸8の胴体10に対する芯出しを行い、ベース2に駆動部3の出力軸6aを合わせるように、駆動部3の位置を調整しながら、継手7を介して出力軸6aと主軸8とを連結する。
【選択図】図4A
特許請求の範囲【請求項1】
駆動部によって駆動される主軸と、前記主軸に回転一体に結合された複数の撹拌羽根と、前記複数の撹拌羽根に対して径方向に所定の隙間を空けて前記複数の撹拌羽根を密閉状に覆う、内周面が円形状の胴体とを有する混練機における、前記主軸の前記胴体に対する芯出しをする方法であって、
前記胴体の少なくとも下半分を前記混練機のベースの定位置に固定し、
前記主軸に前記胴体の内径と同じ外径を有する複数の円形治具を、軸方向に間隔を空けて固定した状態で、前記胴体の少なくとも下半分に前記主軸を載せて前記主軸の芯出しをする
ことを特徴とする混練機の主軸の芯出し方法。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記駆動部は、電動機と、ギヤボックスとを有し、
前記ギヤボックスの出力軸を前記主軸に合わせるように、前記ベースに対して前記ギヤボックスの位置を調整しながら継手を介して前記出力軸と前記主軸とを連結する
ことを特徴とする請求項1に記載の混練機の主軸の芯出し方法。
【請求項3】
前記主軸は、前記複数の撹拌羽根を回転一体に固定するためのキーを有し、
前記複数の円形治具に形成されたキー溝を前記キーに嵌めることで、前記複数の円形治具を前記主軸に固定する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の混練機の主軸の芯出し方法。
【請求項4】
前記複数の円形治具の外周面と、前記胴体の内周面との隙間から前記胴体の摩耗量を計測する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の混練機の主軸の芯出し方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、混練機の主軸の芯出し方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、駆動部によって駆動される主軸と、この主軸に回転一体に結合された複数の撹拌羽根と、これら複数の撹拌羽根に対して径方向に所定の隙間を空けて複数の撹拌羽根を密閉状に覆う、内周面が円形状の胴体とを有する混練機が知られている。この種の混練機は、2本の主軸が平行に並ぶものもあり、主軸と胴体との位置合わせが極めて重要である。
【0003】
そこで、主軸と胴体との間の隙間を測定することで、主軸と胴体との相対位置を決定することが行われている。
【0004】
例えば、特許文献1のギャップ検査装置を用いて、混練室内に配置されたロータに形成された翼部の先端である翼先端と混練室(胴体)の内壁との間のギャップを検査することが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6235379号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来のような隙間ゲージを用いた測定方法では、測定者の技量によって隙間の測定結果にバラツキが出ることから、芯だし不良となるおそれがある。芯出し不良になると、異音が発生する、混練の効率が下がるなど種々の問題が生じる。
【0007】
一方、特許文献1のようなギャップ検査装置は、撹拌羽根を取り付けた後に、わざわざ光源を撹拌羽根に取り付けてギャップを検査しなければならず、面倒であり、ギャップが大きすぎることが分かっても、すでに撹拌羽根を取り付けているので、それを修正するのが困難である。
【0008】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、容易かつ確実に胴体に対する主軸の芯出しが行えるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、この発明では、胴体の内径と同じ外径を有する複数の円形治具を用いるようにした。
【0010】
具体的には、第1の発明は、駆動部によって駆動される主軸と、前記主軸に回転一体に結合された複数の撹拌羽根と、前記複数の撹拌羽根に対して径方向に所定の隙間を空けて前記複数の撹拌羽根を密閉状に覆う、内周面が円形状の胴体とを有する混練機における、前記主軸の前記胴体に対する芯出しをする方法を対象とし、
この方法は、
前記胴体の少なくとも下半分を前記混練機のベースの定位置に固定し、
前記主軸に前記胴体の内径と同じ外径を有する複数の円形治具を、軸方向に間隔を空けて固定した状態で、前記胴体の少なくとも下半分に前記主軸を載せて前記主軸の芯出しをする。
(【0011】以降は省略されています)

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