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公開番号2024123235
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-10
出願番号2024103178,2023535739
出願日2024-06-26,2022-05-12
発明の名称ヒータの電源を制御するエアロゾル生成装置及びその動作方法
出願人ケーティー アンド ジー コーポレイション
代理人個人,個人,個人
主分類A24F 40/51 20200101AFI20240903BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】既設定のホールド時間を適用してヒータの電源を制御するエアロゾル生成装置及びその動作方法を提供する。
【解決手段】エアロゾル生成装置の収容空間に挿入されたエアロゾル生成物品を加熱するヒータ、収容空間のインダクタンス変化を感知するインダクティブセンサまたはヒータの温度変化を感知する温度センサのうち少なくとも1つを含むセンシングモジュール、及びセンシングモジュールを介して収容空間に挿入された状態であるエアロゾル生成物品が収容空間から移動したか否かを感知し、収容空間からエアロゾル生成物品が移動された場合、センシングモジュールを介して獲得されたインダクタンス変化または温度変化のうち少なくとも1つに基づいてヒータに対する電力供給を制御する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
エアロゾル生成装置において、
前記エアロゾル生成装置の収容空間に挿入されたエアロゾル生成物品を加熱するヒータ
と、
前記収容空間のインダクタンス変化を感知するインダクティブセンサまたは前記ヒータ
の温度変化を感知する温度センサのうち少なくとも1つを含むセンシングモジュールと、
前記センシングモジュールを介して前記収容空間に挿入された状態である前記エアロゾ
ル生成物品が前記収容空間から少なくとも部分的に移動したか否かを感知し、前記エアロ
ゾル生成物品が前記収容空間から少なくとも部分的に移動された場合、前記センシングモ
ジュールを介して獲得された前記インダクタンス変化または前記温度変化のうち少なくと
も1つに基づいて前記ヒータに対する電力供給を制御するように構成されたプロセッサと
、を含む、エアロゾル生成装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記センシングモジュールは、前記インダクティブセンサを含み、
前記プロセッサは、
前記エアロゾル生成物品の移動を感知した時点から指定された時間の間、前記インダク
ティブセンサを介して前記インダクタンス変化を感知し、
前記インダクタンス変化の大きさがしきい値以上である場合、前記ヒータに対する電力
供給を保持するか、
前記インダクタンス変化の大きさが前記しきい値よりも小さい場合、前記ヒータに対す
る電力供給を遮断するように構成された、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項3】
前記ヒータに電力を供給するバッテリをさらに含み、
前記プロセッサは、
前記バッテリから前記ヒータに供給される電力を一定周期によって遮断し、
前記ヒータに供給される電力を遮断する間、前記インダクティブセンサの状態を活性化
状態に切り換え、
活性化状態に切り換えられた前記インダクティブセンサを介してインダクタンス変化を
感知するように構成された、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記エアロゾル生成物品が前記収容空間に挿入された状態である場合、前記一定周期に
よって前記収容空間の第1インダクタンス変化を感知し、
感知された前記第1インダクタンス変化の大きさが第1しきい値以上である場合、前記
エアロゾル生成物品が前記収容空間から少なくとも部分的に移動されたと判断するように
構成された、請求項3に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、
前記エアロゾル生成物品の前記収容空間からの移動を感知した時点から前記インダクテ
ィブセンサを介して指定された時間の間、前記一定周期によって前記収容空間の第2イン
ダクタンス変化を感知し、
感知された前記第2インダクタンス変化の大きさが第2しきい値以上であることに基づ
き、前記収容空間への前記エアロゾル生成物品の挿入を感知するように構成された、請求
項3に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項6】
前記インダクティブセンサは、
前記エアロゾル生成物品の第1部分によって発生するインダクタンス変化を感知する第
1チャネルと、
前記エアロゾル生成物品の前記第1部分と区別される第2部分によって発生するインダ
クタンス変化を感知する第2チャネルと、を含む、請求項1に記載のエアロゾル生成装置

【請求項7】
前記プロセッサは、
前記第1チャネル及び前記第2チャネルのそれぞれで感知されるインダクタンス変化に
基づいて、前記インダクタンス変化を感知するように構成された、請求項6に記載のエア
ロゾル生成装置。
【請求項8】
前記ヒータは、
誘導コイルと、前記誘導コイルによって生成された可変磁場が貫通されて前記エアロゾ
ル生成物品を加熱するサセプタを含み、
前記第1チャネルは、前記サセプタの下部に設けられた領域に配置され、前記第2チャ
ネルは、前記サセプタの上部に設けられた領域に配置される、請求項6に記載のエアロゾ
ル生成装置。
【請求項9】
エアロゾル生成装置の動作方法において、
センシングモジュールを介して収容空間に挿入された状態であるエアロゾル生成物品が
前記収容空間から少なくとも部分的に移動したか否かを感知する段階と、
前記エアロゾル生成物品が前記収容空間から少なくとも部分的に移動された場合、前記
センシングモジュールを介して感知されたインダクタンス変化または温度変化のうち少な
くとも1つに基づいてヒータに対する電力供給を制御する段階と、を含む、エアロゾル生
成装置の動作方法。
【請求項10】
前記エアロゾル生成物品が移動された場合、指定された時間の間、インダクティブセン
サを介して前記インダクタンス変化を感知する段階と、
前記インダクタンス変化の大きさがしきい値以上である場合、前記ヒータに対する電力
供給を保持し、前記インダクタンス変化の大きさが前記しきい値よりも小さい場合、前記
ヒータに対する電力供給を遮断する段階と、を含む、請求項9に記載のエアロゾル生成装
置の動作方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、既設定のホールド時間を適用してヒータの電源を制御するエアロゾル生成装
置及びその動作方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
最近、一般的なシガレットの短所を克服する代替方法に係わる需要が増加している。例
えば、シガレットを燃焼させてエアロゾルを生成する方法ではない、エアロゾル生成装置
を用いてシガレットまたはエアロゾル生成物質を加熱することで、エアロゾルを生成する
システムに関する需要が増加している。
【0003】
最近には、エアロゾル生成装置の加熱動作を自動的に制御する方法に係わる研究が進め
られている。特に、シガレットを除去することにより、エアロゾル生成装置の加熱動作を
自動的に中断するスマートオフ(smart off)技術が開発されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シガレットが装置から除去されることにより、ヒータの加熱動作を自動的に中断する方
法が具現されれば、エアロゾル生成装置を使用するユーザの便宜性が増加しうる。但し、
ユーザの意図とは異なって、シガレットが一部移動する場合にも、エアロゾル生成装置の
加熱動作が自動的に中断され、ユーザが再びヒータを電力オンにして加熱を開始せねばな
らず、エアロゾル生成装置の消費電力が無駄に増加してしまう。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、既設定のホールド時間を適用してヒータの電源を制
御するエアロゾル生成装置及びその動作方法を提供することである。
【0006】
本開示の実施例を通じて解決しようとする課題が上述した課題に制限されるものではな
く、言及されていない課題は、本明細書及び添付図面から実施例が属する技術分野で通常
の知識を有する者に明確に理解されるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施例でのエアロゾル生成装置は、エアロゾル生成装置の収容空間に挿入されたエア
ロゾル生成物品を加熱するヒータ、収容空間のインダクタンス変化を感知するインダクテ
ィブセンサまたはヒータの温度変化を感知する温度センサのうち少なくとも1つを含むセ
ンシングモジュール、及びセンシングモジュールを介して収容空間に挿入された状態であ
るエアロゾル生成物品が収容空間から少なくとも部分的に移動したか否かを感知し、エア
ロゾル生成物品が収容空間から少なくとも部分的に移動された場合、センシングモジュー
ルを介して獲得されたインダクタンス変化または温度変化のうち少なくとも1つに基づい
てヒータに対する電力供給を制御するように構成されたプロセッサを含みうる。
【0008】
一実施例におけるエアロゾル生成装置の動作方法は、センシングモジュールを介して収
容空間に挿入された状態であるエアロゾル生成物品が収容空間から少なくとも部分的に移
動したか否かを感知する段階、及びエアロゾル生成物品が収容空間から少なくとも部分的
に移動された場合、センシングモジュールを介して感知されたインダクタンス変化または
温度変化のうち少なくとも1つに基づいてヒータに対する電力供給を制御する段階を含み
うる。
【発明の効果】
【0009】
本開示の多様な実施例によれば、ホールド時間を適用してエアロゾル生成装置でエアロ
ゾル生成物品の移動有無を判断することにより、ユーザが、意図を反映してヒータの電源
を効率的に制御し、電源の頻繁な制御によって発生する消費電力の無駄遣いを防止しうる

【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施例によるエアロゾル生成システムを示すブロック図である。
図1のエアロゾル生成システムのヒータに対する電力供給を制御することを示すフローチャートである。
一実施例によるエアロゾル生成装置のインダクティブセンサを制御する方式を説明することを示す図面である。
一実施例によるエアロゾル生成装置でエアロゾル生成物品の移動有無を判断することを示すフローチャートである。
一実施例によるエアロゾル生成装置がエアロゾル生成物品の挿入有無に基づいてヒータに対する電力供給を制御することを示すフローチャートである。
一実施例によるエアロゾル生成物品が第1状態である場合、エアロゾル生成装置のインダクティブセンサを制御する方式を説明するための図面である。
一実施例によるエアロゾル生成物品が第2状態である場合、エアロゾル生成装置のインダクティブセンサを制御する方式を説明するための図面である。
一実施例によるエアロゾル生成物品が第3状態である場合、エアロゾル生成装置のインダクティブセンサを制御する方式を説明するための図面である。
一実施例によるエアロゾル生成装置を構成する要素を説明するための図面である。
一実施例によるエアロゾル生成装置を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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