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公開番号2024121600
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023028788
出願日2023-02-27
発明の名称自然エネルギー発電装置
出願人NTN株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類F03D 13/20 20160101AFI20240830BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】従来構造に比べて、設置条件を緩和すると共にコスト低減を図ることができる自然エネルギー発電装置を提供する。
【解決手段】自然エネルギー発電装置は、支柱1に支持された風力発電装置および太陽光発電装置のいずれか一方または両方を含む発電装置と、支柱1の内部に設けられ発電装置を制御する制御装置8とを備える。さらに自然エネルギー発電装置は、制御装置8に電気的に接続され発電装置本体で発電した電力を用いて出力するディスプレイ4と、支柱1に取り付けられディスプレイ4を収納する電気機器収納箱5とを有する。支柱1には、制御装置8を操作可能な支柱開口部11が設けられる。電気機器収納箱5には、電機機器を収納する収納空間が設けられ、収納空間13と支柱開口部11とを連通する連通孔18が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
支柱に支持された風力発電装置および太陽光発電装置のいずれか一方または両方を含む発電装置と、前記支柱の内部に設けられ前記発電装置を制御する制御装置とを備えた自然エネルギー発電装置であって、
前記制御装置に電気的に接続され前記発電装置で発電した電力を用いる電気機器と、
前記支柱に取り付けられ前記電気機器を収納する電気機器収納箱と、を有し、
前記支柱には、前記制御装置を操作可能な支柱開口部が設けられ、前記電気機器収納箱には、前記電機機器を収納する収納空間が設けられ、前記収納空間と前記支柱開口部とを連通する連通孔が設けられている自然エネルギー発電装置。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
請求項1に記載の自然エネルギー発電装置において、前記支柱の内部に設けられ前記発電装置で発電した電力を蓄える蓄電池を有し、前記支柱の内部の前記蓄電池は前記支柱開口部を通して操作可能である自然エネルギー発電装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の自然エネルギー発電装置において、前記電気機器収納箱は、前記支柱開口部の開口周縁部に取り付けられた収納箱本体と、この収納箱本体に開閉自在に取り付けられた開閉扉とを有する自然エネルギー発電装置。
【請求項4】
請求項3に記載の自然エネルギー発電装置において、前記電気機器はディスプレイであり、このディスプレイは前記開閉扉に取り付けられている自然エネルギー発電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、支柱に支持された風力発電装置および太陽光発電装置のいずれか一方または両方を含む自然エネルギー発電装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
屋外等において各種情報をディスプレイにより表示する表示装置が提案されている(特許文献1,2)。図5Aのように、例えば、ディスプレイ50は、ディスプレイ収納箱51の開閉扉51aを閉じた状態で表示可能に使用される。図5Bのように、ディスプレイ50は、開閉扉51aを開いた状態でディスプレイ収納箱51に着脱自在である。
【0003】
図6に、ディスプレイ収納箱51を支柱52に取り付ける一例の概略図を示す。
従来、電源装置の支柱にディスプレイ収納箱を取り付ける場合は、同図6のように、支柱52側に、ディスプレイ収納箱51をボルトで所謂共締めにより取り付るための、取付基台のような部品53を追加して取り付ける方法がある。またディスプレイ収納箱51を、図示外のバンドを用いて支柱52に括り付けて固定する方法が採られる。この場合、バンドとディスプレイ収納箱51を結合させる部品が別途必要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-95369号公報
特開2021-148805号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ディスプレイ収納箱51を支柱52に取り付けるには、支柱内部に収納されている蓄電池または制御装置の取り付けおよびメンテナンスを行うための開口部54を避けて取り付けることになる。その場合、蓄電池または制御装置のメンテナンス等のため、開口部54の方向C1とディスプレイ収納箱51が向いている方向C2の2方向に建造物等がない人が作業する空間がある場所に電源装置を設置する必要がある。この場合、ディスプレイ収納箱を設けない場合に比べ、設置条件に制限が増える。
【0006】
支柱52にディスプレイ収納箱51を取り付けるには、ディスプレイ収納箱51の取り付け機構を追加する必要がありコストが嵩む。
ディスプレイ50の電源を電源装置から引き入れる場合、ディスプレイ収納箱51と電源装置のどちらにも配線を通すための孔を支柱52に追加する必要がある。
【0007】
本発明の目的は、従来構造に比べて、設置条件を緩和すると共にコスト低減を図ることができる自然エネルギー発電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の自然エネルギー発電装置は、支柱に支持された風力発電装置および太陽光発電装置のいずれか一方または両方を含む発電装置と、前記支柱の内部に設けられ前記発電装置を制御する制御装置とを備えた自然エネルギー発電装置であって、
前記制御装置に電気的に接続され前記発電装置で発電した電力を用いる電気機器と、
前記支柱に取り付けられ前記電気機器を収納する電気機器収納箱と、を有し、
前記支柱には、前記制御装置を操作可能な支柱開口部が設けられ、前記電気機器収納箱には、前記電機機器を収納する収納空間が設けられ、前記収納空間と前記支柱開口部とを連通する連通孔が設けられている。
前記「操作」とは、制御装置の制御系の設定操作だけでなく、制御装置のメンテナンス、支柱に対する制御装置の着脱操作を含む。
【0009】
この構成によると、支柱に取り付けられる電気機器収納箱には、電気機器の収納空間と支柱開口部とを連通する連通孔が設けられている。電気機器収納箱を開くことで、前記連通孔を通して制御装置を操作し得る。電気機器収納箱を支柱の支柱開口部のある箇所に合わせて取り付けることができるため、前述の支柱開口部とディスプレイ収納箱を支柱の別の箇所に設ける従来構造に比べて、メンテナンス等の作業空間を縮小し得る。
【0010】
したがって、自然エネルギー発電装置の設置条件を緩和することが可能となり、自然エネルギー発電装置の汎用性を高めることができる。既設の支柱開口部を覆う蓋を取り付けるボルト等を利用して電気機器収納箱を支柱に取り付けることができる。この場合、ディスプレイ収納箱の取り付け機構を追加する従来構造に比べて、部品点数を低減しコスト低減を図れる。電気機器収納箱には、電気機器の収納空間と支柱開口部とを連通する連通孔が設けられているため、制御装置と電気機器とを、前記連通孔を利用して電気的に接続し得る。この場合、配線を通すための孔を支柱に追加する従来構造よりも、構造を簡素化してコスト低減を図れる。また、支柱に孔を追加することによる支柱の強度、剛性の低下を避けることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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