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公開番号2024115694
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-27
出願番号2023021481
出願日2023-02-15
発明の名称位相差板及び位相差板熱成型体
出願人住友化学株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類G02B 5/30 20060101AFI20240820BHJP(光学)
要約【課題】熱成型処理を施しても面内における位相差値のバラツキを抑制することができる位相差板を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂からなる基材層、粘着剤層及び位相差層をこの順に含む位相差板であって、位相差層は厚みが5μm以下である液晶位相差層であり、基材層は可視光領域における全光線透過率が85%以上である熱成型用位相差板が提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
熱可塑性樹脂からなる基材層、粘着剤層及び位相差層をこの順に含む位相差板であって、
前記位相差層は、厚みが5μm以下である液晶位相差層であり、
前記基材層は、可視光領域における全光線透過率が85%以上である、熱成型用位相差板。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記位相差層は、逆波長分散性を有する、請求項1に記載の熱成型用位相差板。
【請求項3】
前記粘着剤層は、温度25℃における貯蔵弾性率が10kPa以上200kPa未満であり、その厚みが3μm以上50μm以下である、請求項1に記載の熱成型用位相差板。
【請求項4】
前記基材層は、ガラス転移温度が180℃以下である、請求項1に記載の熱成型用位相差板。
【請求項5】
前記位相差板は、温度150℃で60秒間静置したときの寸法変化率が3%以下である、請求項1に記載の熱成型用位相差板。
【請求項6】
前記位相差板は、厚みが25μm以上150μm以下である、請求項1に記載の熱成型用位相差板。
【請求項7】
熱可塑性樹脂からなる基材層、粘着剤層及び位相差層をこの順に含む位相差板であって、
前記位相差層は、厚みが5μm以下である液晶位相差層であり、
前記基材層は、可視光領域における全光線透過率が85%以上である位相差板の熱成型体である、位相差板熱成型体。
【請求項8】
曲面を有する、請求項7に記載の位相差板熱成型体。
【請求項9】
熱可塑性樹脂からなる基材層、粘着剤層及び位相差層をこの順に含む位相差板であって、
前記位相差層は、厚みが5μm以下である液晶位相差層であり、
前記基材層は、可視光領域における全光線透過率が85%以上である位相差板を熱成型処理する工程を含む位相差板熱成型体の製造方法であって、
前記熱成型処理する工程において、
前記位相差板における前記基材層側の面は空気と接触しているか、又は、前記面には表面保護フィルムが積層されており、
前記位相差板における前記位相差層側の面は空気と接触しているか、又は、前記面には粘着剤層が積層されている、位相差板熱成型体の製造方法。
【請求項10】
光学レンズと、前記光学レンズ上に配置される請求項7に記載の位相差板熱成型体とを含む、光学機能性レンズ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、位相差板に関する。また、本発明は、位相差板熱成型体及びその製造方法、並びに、該位相差板熱成型体を含む光学機能性レンズ及び画像表示装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
画像表示装置等の光学デバイスの多様化により、光学デバイスに組み込まれる光学フィルムにもそれに適応した多様化が求められている。例えば、光学フィルムの一つである位相差板には曲面形状を有することが求められる場合がある。位相差板としては、熱可塑性樹脂フィルムを延伸処理することにより位相差特性を発現させた延伸フィルムが従来知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平07-216076号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
延伸フィルムからなる従来の位相差板を熱成型処理することによって位相差板に例えば曲面形状を付与すると、位相差板面内における位相差値のバラツキ(変動)が大きくなることが判明した。
【0005】
本発明の目的は、熱成型処理を施しても面内における位相差値のバラツキを抑制することができる位相差板を提供することにある。本発明の他の目的は、該位相差板の熱形成体及びその製造方法、並びに、該熱成型体を含む光学機能性レンズ及び画像表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下を提供する。
〔1〕 熱可塑性樹脂からなる基材層、粘着剤層及び位相差層をこの順に含む位相差板であって、
前記位相差層は、厚みが5μm以下である液晶位相差層であり、
前記基材層は、可視光領域における全光線透過率が85%以上である、位相差板。
〔2〕 前記位相差層は、逆波長分散性を有する、〔1〕に記載の位相差板。
〔3〕 前記粘着剤層は、温度25℃における貯蔵弾性率が10kPa以上200kPa未満であり、その厚みが3μm以上50μm以下である、〔1〕又は〔2〕に記載の位相差板。
〔4〕 前記基材層は、ガラス転移温度が180℃以下である、〔1〕~〔3〕のいずれかに記載の位相差板。
〔5〕 前記位相差板は、温度150℃で60秒間静置したときの寸法変化率が3%以下である、〔1〕~〔4〕のいずれかに記載の位相差板。
〔6〕 前記位相差板は、厚みが25μm以上150μm以下である、〔1〕~〔5〕のいずれかに記載の位相差板。
〔7〕 〔1〕~〔6〕のいずれかに記載の位相差板の熱成型体である、位相差板熱成型体。
〔8〕 曲面を有する、〔7〕に記載の位相差板熱成型体。
〔9〕 〔1〕~〔6〕のいずれかに記載の位相差板を熱成型処理する工程を含む位相差板熱成型体の製造方法であって、
前記熱成型処理する工程において、
前記位相差板における前記基材層側の面は空気と接触しているか、又は、前記面には表面保護フィルムが積層されており、
前記位相差板における前記位相差層側の面は空気と接触しているか、又は、前記面には粘着剤層が積層されている、位相差板熱成型体の製造方法。
〔10〕 光学レンズと、前記光学レンズ上に配置される〔7〕又は〔8〕に記載の位相差板熱成型体とを含む、光学機能性レンズ。
〔11〕 〔7〕又は〔8〕に記載の位相差板熱成型体を含む、画像表示装置。
〔12〕 〔10〕に記載の光学機能性レンズを含む、画像表示装置。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、熱成型処理を施しても面内における位相差値のバラツキを抑制することができる位相差板、該位相差板の熱形成体及びその製造方法、並びに、該熱成型体を含む光学機能性レンズ及び画像表示装置を提供することができる。本発明の位相差板は熱成型用位相差板として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る位相差板の一例を模式的に示す断面図である。
本発明に係る位相差板の他の一例を模式的に示す断面図である。
本発明に係る位相差板熱成型体の一例を模式的に示す断面図である。
本発明に係る光学機能性レンズの一例を模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<位相差板>
(1)位相差板の構成
図1は、本発明に係る位相差板の一例を模式的に示す断面図である。図1に示される位相差板は、熱可塑性樹脂からなる基材層10、粘接着剤層20及び位相差層30をこの順に含む。位相差層30は、厚みが5μm以下の液晶位相差層である。基材層10と粘接着剤層20とは直接接していることが好ましい。粘接着剤層20と位相差層30とは直接接していることが好ましい。図1に示される位相差板は、基材層10、粘接着剤層20及び位相差層30からなり、基材層10における粘接着剤層20とは反対側の表面は空気との界面を構成しており、位相差層30における粘接着剤層20とは反対側の表面は空気との界面を構成している。
【0010】
図2は、本発明に係る位相差板の他の一例を模式的に示す断面図である。図2に示される位相差板は、図1に示される位相差板における基材層10側に表面保護フィルム(プロテクトフィルム)40が積層され、位相差層30側に粘着剤層50及びセパレーター60が積層された層構成を有する。図2に示される位相差板は、表面保護フィルム40、基材層10、粘接着剤層20、位相差層30、粘着剤層50及びセパレーター60からなる。本発明に係る位相差板は、図2において表面保護フィルム40を有しない構成であってもよく、図2において粘着剤層50及びセパレーター60を有しない構成であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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