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公開番号2024111240
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-16
出願番号2024100227,2019209372
出願日2024-06-21,2019-11-20
発明の名称楽音情報出力装置、楽音情報生成方法およびプログラム
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G10H 1/053 20060101AFI20240808BHJP(楽器;音響)
要約【課題】発音の操作と効果の制御の操作とを容易とさせる。
【解決手段】楽音情報出力装置は、複数の鍵のうち、いずれかの鍵への第1の鍵操作に基づいた楽音を発生させるための発音情報E2を、生成する発音情報生成部13と、第1の鍵操作に基づいて発生する楽音の態様を、第1の鍵操作とは異なる第2の鍵操作に基づいて制御する制御情報E3を生成する制御情報生成部14と、を含み、鍵は、操作者からみて手前の第1領域と、第1領域を除く第2領域とを含み、第1の鍵操作は、鍵の第1領域への押鍵操作であり、第2の鍵操作は、鍵の第2領域への押圧操作である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の鍵と
前記複数の鍵のうち、いずれかの鍵
への
第1の鍵操作に基づいた楽音を発生させるための発音情報を、生成する発音情報生成部と、
前記第1の鍵操作に基づいて発生する楽音の態様を、
前記第1の鍵操作とは異なる
第2の鍵操作に基づいて制御する制御情報を生成する制御情報生成部と、
を含み、
前記鍵は、操作者からみて手前の第1領域と、前記第1領域を除く第2領域とを含み

前記第1の鍵操作は、前記鍵の前記第1領域への押鍵操作であり

前記第2の鍵操作は、前記鍵の前記第2領域への
押圧操作
である
楽音情報出力装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記押圧操作は、前記第1の鍵操作とは異なる第2の鍵操作に基づいて前記鍵の前記第2領域の押圧量の取得部により取得される
請求項1に記載の楽音情報出力装置。
【請求項3】
前記第2の鍵操作は、前記第1の鍵操作の後に、前記押圧量が時間的に変化する操作であり、
前記制御情報生成部は、前記押圧量の変化に応じて制御情報を生成する
請求項2に記載の楽音情報出力装置。
【請求項4】
前記制御情報生成部は、
前記第1の鍵操作に基づいた楽音の態様を、前記変化に応じて制御する制御情報を生成する
請求項3に記載の楽音情報出力装置。
【請求項5】
前記第2の鍵操作がなされる鍵は、前記第1の鍵操作がなされた鍵とは異なり、
前記制御情報生成部は、
当該第2の鍵操作に応じて制御情報を生成する
請求項1
または請求項2に
記載の楽音情報出力装置。
【請求項6】
前記複数の鍵のうち、いずれかの鍵
への
第1の鍵操作に基づいた楽音の発音情報を生成する生成し、
前記第1の鍵操作に基づいて発生する楽音の態様を、
前記第1の鍵操作とは異なる
第2の鍵操作に基づいて制御する制御情報を生成する制御情報生成部と、
を含み、
前記鍵は、操作者からみて手前の第1領域と、前記第1領域を除く第2領域とを含み

前記第1の鍵操作は、前記鍵の前記第1領域への押鍵操作であり

前記第2の鍵操作は、前記鍵の前記第2領域への
押圧操作
である
楽音情報生成方法。
【請求項7】
コンピューターを、
複数の鍵のうち、いずれかの鍵
への
第1の鍵操作に基づいた楽音の発音情報を生成する発音情報生成部、および、
前記第1の鍵操作に基づいて発生する楽音の態様を、
前記第1の鍵操作とは異なる
第2の鍵操作に基づいて制御する制御情報を生成する制御情報生成部
として機能させ、
前記鍵は、操作者からみて手前の第1領域と、前記第1領域を除く第2領域とを含み、
前記第1の鍵操作は、前記鍵の前記第1領域への押鍵操作であり、
前記第2の鍵操作は、前記鍵の前記第2領域への
押圧操作
である
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、例えば楽音情報出力装置、楽音情報生成方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
鍵盤によって楽音を発生させるとともに、当該楽音に付与する効果(エフェクト)を制御する装置としては、次のような装置が提案されている。例えば、鍵盤における利用者(演奏者)の指の位置を検出し、検出した位置および動きに基づいて、楽音を制御する技術が提案されている(特許文献1参照)。また、鍵盤とは別に設けられたホィールなどの操作子を操作することによって、楽音のピッチを上下に変動させる技術も提案されている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-256413号公報
特開平05-94182号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、利用者の指の位置等を検出するためにカメラを設けて画像処理する必要があり、装置全体でみて大がかりな構成となる。また、特許文献2に記載の技術では、楽音を発生させるための鍵操作の位置と、効果を制御するために操作子を操作する位置とが離れるので、利用者からすれば、発音のための操作と、効果を制御するための操作とが困難になる場合がある。
以上の事情を考慮して本開示は、簡易な構成によって発音と効果の制御とが容易とさせる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本開示の一態様に係る楽音情報出力装置は、複数の鍵と、前記複数の鍵のうち、いずれかの鍵への第1の鍵操作に基づいた楽音を発生させるための発音情報を、生成する発音情報生成部と、前記第1の鍵操作に基づいて発生する楽音の態様を、前記第1の鍵操作とは異なる第2の鍵操作に基づいて制御する制御情報を生成する制御情報生成部と、を含む。
【0006】
本開示の一態様に係る楽音発生装置は、複数の鍵と、前記複数の鍵のうち、いずれか鍵のうち、いずれかの鍵への第1の鍵操作に基づいた楽音を発生させるための発音情報を、生成する発音情報生成部と、前記第1の鍵操作に基づいて発生する楽音の態様を、前記第1の鍵操作とは異なる第2の鍵操作に基づいて制御する制御情報を生成する制御情報生成部と、前記発音情報と前記制御情報とに基づいて楽音を生成する楽音生成部とを含む。
【0007】
本開示の一態様に係る楽音情報生成方法は、複数の鍵のうち、いずれかの鍵への第1の鍵操作に基づいた楽音の発音情報を生成し、前記第1の鍵操作に基づいて発生する楽音の態様を、前記第1の鍵操作とは異なる第2の鍵操作に基づいて制御する制御情報を生成する。
【0008】
本開示の一態様に係るプログラムは、コンピューターを、複数の鍵のうち、いずれかの鍵への第1の鍵操作に基づいた楽音の発音情報を生成する発音情報生成部、および、前記第1の鍵操作に基づいて発生する楽音の態様を、前記第1の鍵操作とは異なる第2の鍵操作に基づいて制御する制御情報を生成する制御情報生成部として機能させる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る楽音発生装置の構成を示す図である。
楽音発生装置における制御装置で構築される機能ブロック図である。
楽音発生装置で表示される鍵盤の例を示す図である。
楽音発生装置における鍵操作の一例を示す図である。
楽音発生装置における鍵操作の一例を示す図である。
楽音発生装置における鍵操作の一例を示す図である。
楽音発生装置の動作を示すフローチャートである。
楽音発生装置の動作を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る楽音発生装置における楽音信号生成部を示す図である。
楽音発生装置の動作を示すフローチャートである。
楽音発生装置における鍵操作の一例を示す図である。
楽音発生装置における鍵操作の一例を示す図である。
楽音発生装置における鍵操作の一例を示す図である。
鍵における検出領域の区分の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る楽音発生装置1の一例を示す図である。楽音発生装置1は、利用者Uによる鍵操作に応じて楽音を発生させ、当該楽音に付与する効果を、上記鍵操作とは異なる鍵操作に応じて制御する。
楽音発生装置1は、制御装置102と記憶装置104と鍵盤装置110とインターフェイス(IF)120と放音装置150とを具備するコンピューターシステムによって実現される。楽音発生装置1は、例えばスマートフォンやタブレット型のパーソナルコンピューター等の情報端末である。楽音発生装置1の各要素は、単体または複数のバスで相互に接続される。
(【0011】以降は省略されています)

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