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公開番号
2024104562
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-05
出願番号
2023008851
出願日
2023-01-24
発明の名称
アンテナ装置及び無線装置
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人iX
主分類
H01Q
13/20 20060101AFI20240729BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】特性の向上が可能なアンテナ装置及び無線装置を提供する。
【解決手段】アンテナ装置110は、導波路10を含む。導波路10は、給電点10cと、給電点10cの周りの第1領域10rと、を含む。導波路10は、給電点10rに供給された高周波信号を導波可能である。導波路10は、第1領域10rに設けられた複数の放射部20を含む。第1領域10rは、第1部分領域11及び第2部分領域12を含む。給電点10cは、第1部分領域11と第2部分領域12との間にある。第1部分領域11における導波路10内の第1導波波長は、第2部分領域12における導波路10内の第2導波波長よりも短い。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
給電点と、前記給電点の周りの第1領域と、を含む導波路を備え、
前記導波路は、前記給電点に供給された高周波信号を導波可能であり、
前記導波路は、前記第1領域に設けられた複数の放射部を含み、
前記第1領域は、第1部分領域及び第2部分領域を含み、
前記給電点は、前記第1部分領域と前記第2部分領域との間にあり、
前記第1部分領域における前記導波路内の第1導波波長は、前記第2部分領域における前記導波路内の第2導波波長よりも短い、アンテナ装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記複数の放射部は、前記高周波信号に応じた第1電磁波を放射可能であり、
前記第1電磁波の主放射方向の前記導波路への射影方向は、前記第2部分領域から前記第1部分領域への第1方向に沿う、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項3】
前記導波路は第1部材を含み、
前記第1部材の前記第1部分領域における第1遅波率は、前記第1部材の前記第2部分領域における第2遅波率と異なる、請求項2に記載のアンテナ装置。
【請求項4】
前記第1部材は、誘電体を含む、請求項3に記載のアンテナ装置。
【請求項5】
前記導波路は、第1部材を含み、
前記第1部材は、前記第1部分領域に対応する第1部材領域と、前記第2部分領域に対応する第2部材領域と、を含み、
前記第1部材領域及び前記第2部材領域は、第1条件、第2条件、第3条件及び第4条件の少なくともいずれかを満たし、
前記第1条件において、前記第1部材領域の比誘電率は、前記第2部材領域の比誘電率と異なり、
前記第2条件において、前記第1部材領域に含まれる複数の孔の密度は、前記第2部材領域に含まれる複数の孔の密度と異なり、
前記第3条件において、前記第1部材領域に含まれる前記複数の孔の平均のサイズは、前記第2部材領域に含まれる前記複数の孔の平均のサイズと異なり、
前記第4条件において、前記第1部材領域に設けられる構造体の構成は、前記第2部材領域に設けられる構造体の構成と異なる、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項6】
前記第1導波波長は、前記給電点から前記第1部分領域への方向に沿って伝搬する前記高周波信号の波長であり、
前記第2導波波長は、前記給電点から前記第2部分領域への方向に沿って伝搬する前記高周波信号の波長である、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項7】
前記給電点を通り前記第1領域に沿う径方向における前記複数の放射部の間隔は、λ
0
/(1+sinθ
0
)よりも小さく、
前記λ
0
は、自由空間における前記高周波信号の波長であり、
前記θ
0
は、前記第1領域に対して垂直な方向と、前記複数の放射部から放射される第1電磁波の主放射方向と、の間の角度である、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項8】
前記第1領域は、第3部分領域及び第4部分領域を含み、
前記給電点は、前記第3部分領域と前記第4部分領域との間にあり、
前記給電点から前記第3部分領域への方向は、前記給電点から前記第1部分領域への方向と交差し、
前記第3部分領域における前記導波路内の第3導波波長は、前記第1導波波長よりも長く、前記第2導波波長よりも短く、
前記第4部分領域における前記導波路内の第4導波波長は、前記第1導波波長よりも長く、前記第2導波波長よりも短い、請求項1~7のいずれか1つに記載のアンテナ装置。
【請求項9】
前記複数の放射部の1つは、スロットペアを含む、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項10】
前記複数の放射部は、円偏波を放射することが可能である、請求項1に記載のアンテナ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、アンテナ装置及び無線装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、アンテナ装置及び無線装置において、特性の向上が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-129831号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、特性の向上が可能なアンテナ装置及び無線装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態によれば、アンテナ装置は、導波路を含む。前記導波路は、給電点と、前記給電点の周りの第1領域と、を含む。前記導波路は、前記給電点に供給された高周波信号を導波可能である。前記導波路は、前記第1領域に設けられた複数の放射部を含む。前記第1領域は、第1部分領域及び第2部分領域を含む。前記給電点は、前記第1部分領域と前記第2部分領域との間にある。前記第1部分領域における前記導波路内の第1導波波長は、前記第2部分領域における前記導波路内の第2導波波長よりも短い。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1(a)及び図1(b)は、第1実施形態に係るアンテナ装置を例示する模式図である。
図2(a)及び図2(b)は、第1実施形態に係るアンテナ装置を例示する模式図である。
図3(a)~図3(c)は、第1実施形態に係るアンテナ装置を例示する模式的断面図である。
図4(a)~図4(c)は、第1実施形態に係るアンテナ装置の一部を例示する模式図である。
図5(a)~図5(c)は、第1実施形態に係るアンテナ装置の一部を例示する模式図である。
図6(a)及び図6(b)は、第1実施形態に係るアンテナ装置の一部を例示する模式図である。
図7は、第1実施形態に係るアンテナ装置の一部を例示する模式図である。
図8は、アンテナ装置の特性を例示するグラフである。
図9は、実施形態に係るアンテナ装置の特性を例示するグラフである。
図10(a)及び図10(b)は、第1実施形態に係るアンテナ装置を例示する模式的断面図である。
図11は、第2実施形態に係るアンテナ装置を例示する模式的断面図である。
図12は、第3実施形態に係るアンテナ装置を例示する模式的斜視図である。
図13は、第3実施形態に係るアンテナ装置を例示する模式的斜視図である。
図14は、第3実施形態に係るアンテナ装置の一部を例示する模式図である。
図15は、第3実施形態に係るアンテナ装置の一部を例示する模式図である。
図16は、第3実施形態に係るアンテナ装置の一部を例示する模式図である。
図17は、第3実施形態に係るアンテナ装置を例示する模式図である。
図18は、第3実施形態に係るアンテナ装置を例示する模式図である。
図19は、第3実施形態に係るアンテナ装置を例示する模式図である。
図20(a)及び図20(b)は、第3実施形態に係るアンテナ装置の特性を例示する模式図である。
図21は、第3実施形態に係るアンテナ装置を例示する模式図である。
図22は、第4実施形態に係る無線装置を例示する模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1(a)及び図1(b)は、第1実施形態に係るアンテナ装置を例示する模式図である。
図1(b)は、図1(a)のA1-A2線に対応する断面図である。
【0009】
図1に示すように、実施形態に係るアンテナ装置110は、導波路10を含む。導波路10は、給電点10c及び第1領域10rを含む。第1領域10rは、給電点10cの周りにある。
【0010】
図1(a)に示すように、導波路10は、給電点10cと中心とした実質的に円形で良い。導波路10の平面形状は、任意である。第1領域10rは、例えば、給電点10cの周りに設けられた環状である。
(【0011】以降は省略されています)
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