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公開番号2024103061
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2023007194
出願日2023-01-20
発明の名称燃焼装置
出願人東芝ホームテクノ株式会社
代理人弁理士法人牛木国際特許事務所
主分類F23K 5/08 20060101AFI20240725BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約【課題】気泡化した酸素をより多く含有させた灯油を燃焼させてエネルギーを得ることができる燃焼装置を提供する。
【解決手段】本発明の燃焼装置1では、灯油Oを燃焼させる燃焼機構4と、灯油O内に直径1μm以下の微細気泡を生成する微細気泡生成機構6と、を備える構成としている。そのため、燃料として使用される灯油Oに空気の微細気泡を含有させて気泡化した酸素をより多く含有させた灯油O’を使用することで燃焼を促進することができ、通常の灯油を使用した場合と比較して大きな熱量が得ることができる。また通常の灯油を使用した場合と比較して、灯油O’の不完全燃焼時に発生する煤や一酸化炭素を低減させる事ができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
燃料としての灯油を燃焼させる燃焼機構と、
前記灯油内に、直径1μm以下の微細気泡を生成する微細気泡生成手段と、を備えることを特徴とする燃焼装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記微細気泡生成手段は、前記灯油内に前記微細気泡を1ml当たり2億個以上生成可能であることを特徴とする請求項1に記載の燃焼装置。
【請求項3】
前記灯油の燃焼により加熱された空気を機外に送り出す送風手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の燃焼装置。
【請求項4】
前記微細気泡生成手段は、前記燃焼装置に一体に組み込まれる微細気泡生成ユニットであることを特徴とする請求項1または2に記載の燃焼装置。
【請求項5】
前記微細気泡生成手段が、前記微細気泡を含有する前記灯油を送出するポンプを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の燃焼装置。
【請求項6】
前記微細気泡生成手段により生成された前記微細気泡を含有する前記灯油を一定量貯蔵するサブタンクを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の燃焼装置。
【請求項7】
前記ポンプが、遠心式ポンプまたはダイヤフラム式ポンプであることを特徴とする請求項5に記載の燃焼装置。
【請求項8】
前記ポンプは、駆動源としてブラシレスモータを有することを特徴とする請求項5に記載の燃焼装置。
【請求項9】
前記ポンプがダイヤフラム式ポンプであり、
当該ダイヤフラム式ポンプにおいて使用されるゴムの材料が、フッ化ビニリデン系ゴム、またはニトリル系ゴムであることを特徴とする請求項5に記載の燃焼装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料として灯油を燃焼させる燃焼装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
機器内で気化させた灯油を燃焼させ、当該燃焼させたときに発生する熱などのエネルギーを利用する燃焼装置として、例えばファンヒータが知られている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-185320号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のようなファンヒータでは、燃料燃焼部で燃焼するときの酸素が十分でない場合に不完全燃焼が発生する虞があり、不完全燃焼が発生すると、灯油を燃焼させたときのエネルギーが十分に得られないため、より燃焼効率の高い燃焼装置が望まれていた。
【0005】
そこで本発明は、気泡化した酸素をより多く含有させた灯油を燃焼させてエネルギーを得ることができる燃焼装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の燃焼装置は、燃料としての灯油を燃焼させる燃焼機構と、前記灯油内に、直径1μm以下の微細気泡を生成する微細気泡生成手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の燃焼装置によれば、燃料として使用される灯油に空気(酸素)の微細気泡を含有させるため、気泡化した酸素をより多く含有させた灯油を使用することで燃焼を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1の実施形態を示す燃焼装置の断面概略図である。
本発明の第1の実施形態の変形例を示す燃焼装置の断面概略図である。
本発明の第2の実施形態を示す燃焼装置の断面概略図である。
本発明の第3の実施形態を示す燃焼装置の断面概略図である。
本発明の第3の実施形態の変形例を示す燃焼装置の断面概略図である。
本発明の第4の実施形態を示す燃焼装置の断面概略図である。
本発明の第5の実施形態を示す燃焼装置の断面概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明における好ましい微細気泡生成器の実施形態について、添付図面を参照して説明する。なお、これらの全図面にわたり、共通する部分には共通する符号を付すものとする。
【実施例】
【0010】
図1は、本発明の燃焼装置1の第1の実施形態の構成を示している。同図を参照して全体の構成を説明すると、燃焼装置1は、外郭を形成する筐体2と、燃料となる灯油Oを貯蔵する燃料タンク3と、灯油Oを燃料とする燃焼機構4と、当該燃焼機構4への燃料供給の駆動源となる燃料ポンプ5と、燃料タンク3と燃料ポンプ5との間の流路に配設される微細気泡生成機構6と、により主に構成される。そのため本実施形態の燃焼装置1は、燃料タンク3→微細気泡生成機構6→燃料ポンプ5→燃焼機構4の順に灯油Oが流れる流路が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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