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公開番号2024060223
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-02
出願番号2022167459
出願日2022-10-19
発明の名称工業用バーナー
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F23N 5/24 20060101AFI20240424BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約【課題】流量計の異常と制御バルブの異常とを判別できる工業用バーナーを提供する。
【解決手段】工業用バーナー100は、燃料流量計111、燃料遮断弁112、および燃料制御バルブ113を備えた燃料供給管110と、エアー流量計121、エアー遮断弁122、およびエアー制御バルブ123を備えたエアー供給管120と、温度検知器130と、温度調節計140と、燃料調節計150と、エアー調節計160とを備える。燃料流量計111、燃料遮断弁112、エアー流量計121、およびエアー遮断弁122の各々は二重化され、二重化した燃料流量計111で測定した燃料の流量の差が閾値以上になった場合、燃料流量計111のいずれかに異常が発生したと判断して燃焼を停止し、エアー流量計121で計測したエアーの流量の差が閾値以上になった場合、二重化したエアー流量計121のいずれかに異常が発生したと判断して燃焼を停止する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
燃料流量計、燃料遮断弁、および燃料制御バルブを備えた燃料供給管と、
エアー流量計、エアー遮断弁、およびエアー制御バルブを備えたエアー供給管と、
温度検知器と、
設定温度と前記温度検知器で検知した温度との差に基づいて、燃料の流量の目標値とエアーの流量の目標値とを決定する温度調節計と、
前記燃料の流量の目標値と、前記燃料流量計で計測した燃料の流量とに基づいて前記燃料制御バルブの開度を制御する燃料調節計と、
前記エアーの流量の目標値と、前記エアー流量計で計測したエアーの流量とに基づいて前記エアー制御バルブの開度を制御するエアー調節計と、
を備えた工業用バーナーであって、
前記燃料流量計、前記燃料遮断弁、前記エアー流量計、および前記エアー遮断弁の各々が二重化され、
二重化した前記燃料流量計で計測した流量同士の差が閾値以上になった場合、二重化した前記燃料流量計のいずれかに異常が発生したと判断して燃焼動作を停止し、二重化した前記エアー流量計で計測したエアーの流量同士の差が閾値以上になった場合、二重化した前記エアー流量計のいずれかに異常が発生したと判断して燃焼動作を停止する
工業用バーナー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、工業用バーナーに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、流量制御弁開度と流量との関係を予め求めておいて、前記関係に基づいて燃焼装置の異常を検出する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-101842号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術によると、燃料やエアーの流量に異常が発生した場合、流量計に異常が発生したか、流量制御弁(制御バルブとも言う)に異常が発生したかを判別できず、異常の発生原因を特定できないという問題があった。
【0005】
本開示は、このような問題を解決するためになされたものであり、流量計の異常と制御バルブの異常とを判別できる工業用バーナーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施の形態における工業用バーナーは、
燃料流量計、燃料遮断弁、および燃料制御バルブを備えた燃料供給管と、
エアー流量計、エアー遮断弁、およびエアー制御バルブを備えたエアー供給管と、
温度検知器と、
設定温度と前記温度検知器で検知した温度との差に基づいて、燃料の流量の目標値とエアーの流量の目標値とを決定する温度調節計と、
前記燃料の流量の目標値と、前記燃料流量計で計測した燃料の流量とに基づいて前記燃料制御バルブの開度を制御する燃料調節計と、
前記エアーの流量の目標値と、前記エアー流量計で計測したエアーの流量とに基づいて前記エアー制御バルブの開度を制御するエアー調節計と、
を備えた工業用バーナーであって、
前記燃料流量計、前記燃料遮断弁、前記エアー流量計、および前記エアー遮断弁の各々が二重化され、
二重化した前記燃料流量計で計測した流量同士の差が閾値以上になった場合、二重化した前記燃料流量計のいずれかに異常が発生したと判断して燃焼動作を停止し、二重化した前記エアー流量計で計測したエアーの流量同士の差が閾値以上になった場合、二重化した前記エアー流量計のいずれかに異常が発生したと判断して燃焼動作を停止する。
【発明の効果】
【0007】
本開示により、流量計の異常と制御バルブの異常とを判別できる工業用バーナーを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1にかかる工業用バーナーの構成を説明する図である。
実施形態1にかかる工業用バーナーの動作例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。
【0010】
実施形態1
以下、図面を参照して実施形態1にかかる工業用バーナーについて説明する。図1は、実施形態1にかかる工業用バーナー100を説明する図である。
(【0011】以降は省略されています)

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