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公開番号2024098555
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-24
出願番号2023002104
出願日2023-01-11
発明の名称レンズ、光源装置、金型、および、金型の製造方法
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G02B 1/118 20150101AFI20240717BHJP(光学)
要約【課題】微細構造を有するレンズを成型するための金型の製造を容易にすることを目的とする。
【解決手段】レンズ20は、微細構造40を有する。微細構造40は、反射防止機能を有する。微細構造40は、断面V字状の溝50を有する。溝50は、レンズ20の光学面(第1光学面21)に並ぶ。溝50は、第1面51と、第2面52と、を有する。第1面51は、レンズ20の光軸X1に対する角度が第1角度となる。第2面52は、光軸X1に対して第1角度よりも大きな第2角度で傾斜する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
反射防止機能を有する微細構造が設けられたレンズであって、
前記微細構造は、前記レンズの光学面に並ぶ断面V字状の溝を有し、
前記溝は、
前記レンズの光軸に対する角度が第1角度となる第1面と、
前記光軸に対して前記第1角度よりも大きな第2角度で傾斜する第2面と、を有することを特徴とするレンズ。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記光学面は、凸面であり、
前記第1面は、前記光軸とは反対側を向いていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ。
【請求項3】
前記光学面は、凹面であり、
前記第1面は、前記光軸側を向いていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ。
【請求項4】
前記溝は、前記光軸を中心とした渦巻状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ。
【請求項5】
前記レンズは、前記光軸に直交する第1方向の屈折力が、前記光軸および前記第1方向の両方に直交する第2方向の屈折力と異なることを特徴とする請求項1に記載のレンズ。
【請求項6】
前記光学面は、回折格子を構成する第2溝を有し、
前記第2溝の深さは、前記溝の深さより大きいことを特徴とする請求項1に記載のレンズ。
【請求項7】
前記第2溝は、ブレーズド回折格子を構成する溝であり、
前記第1面と前記第2面のなす角は、90°からブレーズ角を引いた値よりも小さいことを特徴とする請求項6に記載のレンズ。
【請求項8】
前記第1面は、前記光軸と平行であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のレンズと、
前記レンズに向けて光を出射する半導体レーザと、を備え、
前記レンズは、前記半導体レーザからの光をビームに変換することを特徴とする光源装置。
【請求項10】
前記第1面の前記光軸に沿った方向の寸法Dは、前記半導体レーザの波長をλとして、
λ/20<D<λ/4
を満たすことを特徴とする請求項9に記載の光源装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ、光源装置、金型、および、金型の製造方法に関する。
続きを表示(約 940 文字)【背景技術】
【0002】
従来、光学面に反射防止機能を有する微細構造が設けられたレンズが知られている(特許文献1参照)。反射防止機能は、レンズ表面における反射を抑制して透過率を向上させる。微細構造は、断面U字状の溝や柱状の凸部を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-201371号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術のような形状の微細構造を成形するための金型は、例えば陽極酸化アルミナ法などの特殊な方法によって加工しなければならず、金型の製造が煩雑になるといった問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、微細構造を有するレンズを成型するための金型の製造を容易にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明に係るレンズは、微細構造を有する。
微細構造は、反射防止機能を有する。微細構造は、断面V字状の溝を有する。
溝は、レンズの光学面に並ぶ。溝は、第1面と、第2面と、を有する。第1面は、レンズの光軸に対する角度が第1角度となる。第2面は、光軸に対して第1角度よりも大きな第2角度で傾斜する。
【0007】
微細構造の溝が断面V字状となる構成によれば、レンズを成型するための金型を、ダイヤモンドチップなどの切削工具を用いた切削加工によって容易に製造できる。
【0008】
また、光学面は、凸面であってもよい。この場合、第1面は、光軸とは反対側を向いていてもよい。
【0009】
光学面が凸面となる構成において第1面が光軸とは反対側を向くことで、金型の加工時にレンズの溝に対応した凸部の高さを大きくすることができる。これにより、レンズの溝の深さを大きくしてレンズの透過率を高くすることができる。
【0010】
また、光学面は、凹面であってもよい。この場合、第1面は、光軸側を向いていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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