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公開番号2024090382
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206257
出願日2022-12-23
発明の名称清算額算出装置、インバランス清算システム、清算額算出方法、およびプログラム
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06Q 50/06 20240101AFI20240627BHJP(計算;計数)
要約【課題】電力の需給に不釣り合いが生じないように発電量の調整をしたときに発生する温室効果ガスの排出量の増減費用を配分できる清算額算出装置を提供すること。
【解決手段】調整電源の発動量に応じた温室効果ガスの排出量の変動量を算出し、該排出量の変動量を相殺するための相殺額を算出する相殺額算出部と、発電事業者の発電量、および売電事業者の電力需要量の実績値と計画値との差を取得するインバランス取得部と、相殺額算出部が算出した相殺額を、インバランス取得部が取得した差に基づき、発電事業者、および売電事業者に配分する配分算出部とを備える清算額算出装置である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
調整電源の発動量に応じた温室効果ガスの排出量の変動量を算出し、該排出量の変動量を相殺するための相殺額を算出する相殺額算出部と、
発電事業者の発電量、あるいは売電事業者の電力需要量の実績値と計画値との差を取得するインバランス取得部と、
前記相殺額算出部が算出した前記相殺額を、前記インバランス取得部が取得した差に基づき、前記発電事業者、あるいは前記売電事業者に配分する配分算出部と
を備える清算額算出装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記配分算出部は、前記相殺額が費用のとき、該費用を、前記発電量の実績値が前記計画値を下まわった前記発電事業者、あるいは前記電力需要量の前記実績値が前記計画値を上まわった前記売電事業者に配分する、請求項1に記載の清算額算出装置。
【請求項3】
前記配分算出部は、前記相殺額が収益のとき、該収益を、前記発電量の実績値が前記計画値を上まわった前記発電事業者、あるいは前記電力需要量の前記実績値が前記計画値を下まわった前記売電事業者に配分する、請求項1に記載の清算額算出装置。
【請求項4】
調整電源の発動量に応じた温室効果ガスの排出量の変動量を算出し、該排出量の変動量を相殺するための相殺額を算出する相殺額算出部と、
発電事業者の発電量、あるいは売電事業者の電力需要量の実績値と計画値との差を取得するインバランス取得部と、
前記相殺額算出部が算出した前記相殺額を、前記インバランス取得部が取得した差に基づき、前記発電事業者、あるいは前記売電事業者に配分する配分算出部と
を備えるインバランス清算システム。
【請求項5】
前記配分算出部による配分結果を用いて、前記発電事業者、あるいは前記売電事業者との清算を行う清算部を備える、請求項4に記載のインバランス清算システム。
【請求項6】
前記調整電源の発動量を供給する発動量供給部と、
前記発電事業者の発電量、あるいは前記売電事業者の電力需要量の実績値あるいは実績値と計画値との差を供給するインバランス供給部と
を備える、請求項4または請求項5に記載のインバランス清算システム。
【請求項7】
調整電源の発動量に応じた温室効果ガスの排出量の変動量を算出し、該排出量の変動量を相殺するための相殺額を算出する第1のステップと、
発電事業者の発電量、あるいは売電事業者の電力需要量の実績値と計画値との差を取得する第2のステップと、
前記第1のステップにおいて算出した前記相殺額を、前記第2のステップにおいて取得した差に基づき、前記発電事業者、あるいは前記売電事業者に配分する第3のステップと
を有する清算額算出方法。
【請求項8】
コンピュータを、
調整電源の発動量に応じた温室効果ガスの排出量の変動量を算出し、該排出量の変動量を相殺するための相殺額を算出する相殺額算出部、
発電事業者の発電量、あるいは売電事業者の電力需要量の実績値と計画値との差を取得するインバランス取得部、
前記相殺額算出部が算出した前記相殺額を、前記インバランス取得部が取得した差に基づき、前記発電事業者、あるいは前記売電事業者に配分する配分算出部
として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、清算額算出装置、インバランス清算システム、清算額算出方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ユーザが発電又は消費した電力量に基づいて、電力量と対価量とを含む電力取引トークンおよび環境に対する貢献度の評価である環境価値トークンを発行する電力取引システムを開示している。この電力取引システムは、環境に対する貢献度の高い発電種別による電力を、環境に対する貢献度の高い蓄電種別で蓄電した場合に、環境価値トークンの価値を増大させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/138514号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の電力取引システムにおいては、電力の需給に不釣り合いが生じないように、発電量の調整をしたときの環境負荷が考慮されていないという問題がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、電力の需給に不釣り合いが生じないように発電量の調整をしたときに発生する温室効果ガス(GHG、Greenhouse Gas、Greenhouse Effect Gas)の排出量の増減費用を配分できる清算額算出装置、インバランス清算システム、清算額算出方法、およびプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様は、調整電源の発動量に応じた温室効果ガスの排出量の変動量を算出し、該排出量の変動量を相殺するための相殺額を算出する相殺額算出部と、発電事業者の発電量、あるいは売電事業者の電力需要量の実績値と計画値との差を取得するインバランス取得部と、前記相殺額算出部が算出した前記相殺額を、前記インバランス取得部が取得した差に基づき、前記発電事業者、あるいは前記売電事業者に配分する配分算出部とを備える清算額算出装置である。
【0007】
また、本発明の他の一態様は、上述した清算額算出装置であって、前記配分算出部は、前記相殺額が費用のとき、該費用を、前記発電量の実績値が前記計画値を下まわった前記発電事業者、あるいは前記電力需要量の前記実績値が前記計画値を上まわった前記売電事業者に配分する。
【0008】
また、本発明の他の一態様は、上述した清算額算出装置であって、前記配分算出部は、前記相殺額が収益のとき、該収益を、前記発電量の実績値が前記計画値を上まわった前記発電事業者、あるいは前記電力需要量の前記実績値が前記計画値を下まわった前記売電事業者に配分する。
【0009】
また、本発明の他の一態様は、調整電源の発動量に応じた温室効果ガスの排出量の変動量を算出し、該排出量の変動量を相殺するための相殺額を算出する相殺額算出部と、発電事業者の発電量、あるいは売電事業者の電力需要量の実績値と計画値との差を取得するインバランス取得部と、前記相殺額算出部が算出した前記相殺額を、前記インバランス取得部が取得した差に基づき、前記発電事業者、あるいは前記売電事業者に配分する配分算出部とを備えるインバランス清算システムである。
【0010】
また、本発明の他の一態様は、上述したインバランス清算システムであって、前記配分算出部による配分結果を用いて、前記発電事業者、あるいは前記売電事業者との清算を行う清算部を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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