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公開番号2024090240
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205990
出願日2022-12-22
発明の名称情報処理装置、方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20240627BHJP(計算;計数)
要約【課題】互いに重なっているオブジェクトの中からユーザが所望するオブジェクトを選択する際の利便性を向上させる情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、互いに重なり合う複数のオブジェクトの上部において、所定の操作を受け付ける受付手段と、前記受付手段により前記所定の操作を受け付けたことに基づいて、前記複数のオブジェクトのうち条件を満たすオブジェクトを識別可能に表示する表示制御手段とを備える。前記第1のオブジェクトの上層に第2のオブジェクトが重なっている状態で前記所定の操作を受け付けた場合、前記表示制御手段は、前記第1のオブジェクトを、前記条件を満たすオブジェクトとして識別可能に表示する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
互いに重なり合う複数のオブジェクトの上部において、所定の操作を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により前記所定の操作を受け付けたことに基づいて、前記複数のオブジェクトのうち条件を満たすオブジェクトを識別可能に表示する表示制御手段と、
を備え、
前記所定の操作は、ユーザにより行われる、前記複数のオブジェクトに含まれる第1のオブジェクトを指定する操作とは異なる操作であり、
前記第1のオブジェクトの上層に第2のオブジェクトが重なっている状態で前記所定の操作を受け付けた場合、前記表示制御手段は、前記第1のオブジェクトを、前記条件を満たすオブジェクトとして識別可能に表示する、
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記条件は、前記複数のオブジェクトそれぞれの中心位置と、前記所定の操作を受け付けた位置との間の距離が最も短いことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記条件は、前記複数のオブジェクトのうち、最上層に現われている面積が最も小さいオブジェクトであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記条件は、前記複数のオブジェクトのうち、面積が最も小さいオブジェクトであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記条件は、所定のエラーレベルを有するオブジェクトであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記エラーレベルとは、印刷処理を実行する際に発生するエラーのレベルであることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記表示制御手段は、前記条件に基づいて前記複数のオブジェクトを順位付けし、当該順位付けされた前記複数のオブジェクトのうち、最も優先順位が高いオブジェクトを、前記条件を満たすオブジェクトとして識別可能に表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記表示制御手段により表示された後に前記所定の操作を受け付けた場合、前記表示制御手段は、優先順位が次に高いオブジェクトを、前記条件を満たすオブジェクトとして識別可能に表示することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記表示制御手段により優先順位が最も低いオブジェクトが識別可能に表示された後に前記所定の操作を受け付けた場合、前記表示制御手段は、前記最も優先順位が高いオブジェクトを、前記条件を満たすオブジェクトとして識別可能に表示することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記表示制御手段は、前記複数のオブジェクトの順位付けの対象から所定のオブジェクトを除外することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
ポスターやフォトアルバム、スライドなど、画像や図形などのオブジェクトを複数組み合わせて1つのコンテンツを作成・編集するソフトウェアが広く使用されている。一般的に、ユーザがオブジェクトに対して編集を行うためには、そのオブジェクト上でクリックまたはタップを行うことで一度選択状態にした後で編集処理を行う。特許文献1には、複数のオブジェクトが重なっている場所をタップする際に、複数の指でタップすることで、上から指の本数番目のオブジェクトを選択する方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-122424号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、ユーザは、オブジェクトの重なり順を予め知っておく必要がある。互いに重なっているオブジェクトの中からユーザが所望するオブジェクトを選択する際の利便性をより向上させることが求められる。
【0005】
本発明は、互いに重なっているオブジェクトの中からユーザが所望するオブジェクトを選択する際の利便性を向上させる情報処理装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る情報処理装置は、互いに重なり合う複数のオブジェクトの上部において、所定の操作を受け付ける受付手段と、前記受付手段により前記所定の操作を受け付けたことに基づいて、前記複数のオブジェクトのうち条件を満たすオブジェクトを識別可能に表示する表示制御手段と、を備え、前記所定の操作は、ユーザにより行われる、前記複数のオブジェクトに含まれる第1のオブジェクトを指定する操作とは異なる操作であり、前記第1のオブジェクトの上層に第2のオブジェクトが重なっている状態で前記所定の操作を受け付けた場合、前記表示制御手段は、前記第1のオブジェクトを、前記条件を満たすオブジェクトとして識別可能に表示することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、互いに重なっているオブジェクトの中からユーザが所望するオブジェクトを選択する際の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
印刷システムの構成を示す図である。
各装置のハードウェア構成を示す図である。
PC100のソフトウェアの構成を示す図である。
編集画面を示す図である。
編集画面を示す図である。
編集画面を示す図である。
オブジェクトの選択処理を示すフローチャートである。
オブジェクトの座標位置の情報を示す図である。
オブジェクトとポインタの間の距離の情報を示す図である。
オブジェクトの選択処理を示すフローチャートである。
オブジェクトの選択処理を示すフローチャートである。
オブジェクトの選択処理を示すフローチャートである。
オブジェクトの選択処理を示すフローチャートである。
オブジェクトの選択処理を示すフローチャートである。
オブジェクトの選択処理を示すフローチャートである。
エラーレベルを示す図である。
オブジェクトの選択処理を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態における印刷システムの構成の一例を示す図である。本印刷システムは、情報処理装置100、ディスプレイ(表示装置)110、ルータ120、モバイル端末200、サーバコンピュータ(以下、サーバ)300、プリンタ400を含む。PC100は、ディスプレイ110と通信ケーブルで接続され、PC100のユーザに対して各種ユーザインタフェース画面をディスプレイ110に表示する。PC100自身のみならず、PC100とディスプレイ110とを含んで情報処理装置と称する場合がある。また、PC100は、有線通信もしくは無線通信により、ルータ120に接続され、ルータ120を介してインターネット130を経由して他の通信機器と相互に通信可能である。モバイル端末200は、無線通信により、ルータ120を介してインターネット130を経由して他の通信機器と相互に通信可能である。サーバ300は、例えば、印刷対象のコンテンツデータをユーザが作成/編集可能なWebアプリケーションを提供するWebサーバである。サーバ300は、インターネット130を経由して他の通信機器と相互に通信可能である。そして、サーバ300は、PC100やモバイル端末200で保持されているデータを受信してメモリに保存し、データの加工や、PC100等の他の機器へのデータ送信を実行可能である。プリンタ400は、PC100、モバイル端末200、もしくはサーバ300に保存されているデータを受信し、印刷用紙等の記録媒体に対して印刷を行う。
【0010】
図1の印刷システムでは、PC100のユーザは、サーバ300のWebアプリケーションを用いて作成したコンテンツをプリンタ400で印刷することが可能である。また、PC100のユーザは、サーバ300のWebアプリケーションを用いずに、PC100に予めインストールされたネイティブアプリケーションを用いて、印刷対象のコンテンツをプリンタ400で印刷することが可能である。PC100のユーザは、Webアプリケーションとネイティブアプリケーションとを連携可能に予め対応付けておき、Webアプリケーションにより作成されたコンテンツを、ネイティブアプリケーションを介してプリンタ400で印刷することが可能である。本実施形態では、上記の各形態に関わらず、ユーザがPC100上でコンテンツを印刷するためのアプリケーションを単に「アプリケーション」と称する。以下、図1の各装置のハードウェア構成を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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