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公開番号2024079783
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2024049376,2020071014
出願日2024-03-26,2020-04-10
発明の名称作業用什器
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類B01L 9/02 20060101AFI20240604BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】什器ユニット間の空間に配線等を露出させないようにした上で、天板の下方に収容される配線や配管のメンテナンス等の作業を容易にできる作業用什器を提供する。
【解決手段】作業用什器は、床面から上方に延びるコア部材、コア部材に対して前方に張り出す天板を備え、天板の下方にインフラ線を収容する下方空間が形成された第1什器ユニット2と、第1什器ユニットに対して後方に通路空間をおいて設けられた第2什器ユニットと、第2什器ユニットと第1什器ユニットとを連結する連結材と、を備えている。第1什器ユニットは、下方空間と通路空間との間の連通及び遮断を切り替えるパネル部材を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
床面から上方に延びる支持部、上下方向に交差する第1方向のうち前記支持部に対して一方側に張り出す天板を備え、前記天板の下方にインフラ線を収容する第1空間が形成された第1什器ユニットと、
前記支持部に対して前記第1方向の他方側に第2空間をおいて設けられた構造体と、 前記構造体と前記支持部とを連結する連結材と、を備え、
前記第1什器ユニットは、前記第1空間と前記第2空間との間の連通及び遮断を切り替えるパネル部材を備えている作業用什器。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記支持部は、
上下方向に交差する方向のうち前記第1方向に交差する第2方向に間隔をあけて配置されるとともに、インフラ線を上下方向に沿って案内する複数の支柱と、
前記複数の支柱間に架設されるとともに、インフラ線を第2方向に沿って案内する横架材と、を備える請求項1に記載の作業用什器。
【請求項3】
前記パネル部材は、前記支持部に着脱可能に設けられている請求項1又は請求項2に記載の作業用什器。
【請求項4】
前記連結材は、
上方に開口するとともに、インフラ線が収容可能な受部と、
前記受部の開口部を上方から覆うカバー部材と、を備えている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の作業用什器。
【請求項5】
前記第1什器ユニットは、前記支持部のうち前記天板より上方に位置する部分に着脱可能に設けられ、前記天板の上方空間と前記第2空間との間の連通を遮断する上部パネル部材を備えている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の作業用什器。
【請求項6】
前記構造体は、前記第2空間に対して前記第1方向の他方側に天板が張り出す第2什器ユニットである請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の作業用什器。
【請求項7】
前記連結材は、前記支持部と前記構造体の上端部同士の間を架設している請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の作業用什器。
【請求項8】
前記連結材は、上下方向に交差する方向のうち前記第1方向に交差する第2方向に間隔をあけて一対備えている請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の作業用什器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業用什器に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、オフィスや研究施設、病院、学校等の各種施設では、研究内容や実験内容に応じて、多種多様な実験機器や計測機器等が使用されている。また、このような施設においては、研究や実験の対象物を載置したり、研究や実験に伴う様々な作業や、研究結果や実験結果の記録やパーソナルコンピューターへ入力する作業を行ったりするための実験台(以下、天板という)が必要とされている。
例えば下記特許文献1には、向かい合う天板間に、実験機器や計測機器の配線や配管等をメンテナンス可能な空間を設けた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4239365号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の構成では、実験機器や計測機器の配線、配管等(インフラ線)が天板間の空間に飛び出しており、天板間の空間がデッドスペースとなっている。よって、天板間の空間をある程度小さく抑えることが要求される。このため、天板間の空間側からのメンテナンス等の作業が難しい。特に、天板の下方の空間のメンテナンス等の場合、天板の下方にもぐり込んで作業をするのが難しい。
【0005】
本発明は、什器ユニット間の空間に配線等を露出させないようにした上で、天板の下方に収容される配線や配管のメンテナンス等の作業を容易にできる作業用什器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
本発明の一態様に係る作業用什器は、床面から上方に延びる支持部、上下方向に交差する第1方向のうち前記支持部に対して一方側に張り出す天板を備え、前記天板の下方にインフラ線を収容する第1空間が形成された第1什器ユニットと、前記支持部に対して前記第1方向の他方側に第2空間をおいて設けられた構造体と、前記構造体と前記支持部とを連結する連結材と、を備え、前記第1什器ユニットは、前記第1空間と前記第2空間との間の連通及び遮断を切り替えるパネル部材を備えている。
本態様によれば、パネル部材によって第1空間及び第2空間の間の連通を遮断することで天板の第1空間に収容されるインフラ線を第2空間に露出させないようにできる。これにより、第2空間から見た第1什器ユニットの美感を向上させ、第1什器、構造体及び連結材で囲まれた空間を一般の通路として使用できる。
また、パネル部材の少なくとも一部を通じて上方空間及び第2空間を連通させることで、上方空間を第2空間に開放できる。よって、第2空間から上方空間にアクセスすることが可能になり、上方空間に収容されたインフラ線のメンテナンス等の作業を容易にできる。
【0007】
上記態様の作業用什器において、前記支持部は、上下方向に交差する方向のうち前記第1方向に交差する第2方向に間隔をあけて配置されるとともに、インフラ線を上下方向に沿って案内する複数の支柱と、前記複数の支柱間に架設されるとともに、インフラ線を第2方向に沿って案内する横架材と、を備えることが好ましい。
本態様によれば、複数の支柱や横架材をインフラ線の経路として使用できるので、インフラ線の引き回しが容易になる。また、第1什器ユニットの強度を確保できる。
【0008】
上記態様の作業用什器において、前記パネル部材は、前記支持部に着脱可能に設けられていることが好ましい。
本態様によれば、インフラ線のメンテナンス等の作業の際に、パネル部材を支持部から取り外して、第1空間へのアクセス時にパネル部材が邪魔にならないようにできる。
【0009】
上記態様の作業用什器において、前記連結材は、上方に開口するとともに、インフラ線が収容可能な受部と、前記受部の開口部を上方から覆うカバー部材と、を備えていることが好ましい。
本態様によれば、受部をカバー部材で覆うことにより、連結材内でインフラ線を確実に保持できる。
【0010】
上記態様の作業用什器において、前記第1什器ユニットは、前記支持部のうち前記天板より上方に位置する部分に着脱可能に設けられ、前記天板の上方空間と前記第2空間との間の連通を遮断する上部パネル部材を備えていることが好ましい。
本態様によれば、上部パネル部材によって上方空間及び第2空間の間の連通を遮断することで天板の上方空間に収容されるインフラ線を第2空間に露出させないようにできる。これにより、第2空間から見た第1什器ユニットの美感を向上させ、第1什器、構造体及び連結材で囲まれた空間を一般の通路として使用できる。
また、上部パネル部材の一部を開放したり、上部パネル部材自体を取り外したりして、第1空間及び第2空間を連通させることで、第1空間を第2空間に開放できる。よって、第2空間から第1空間にアクセスすることが可能になり、第1空間に収容されたインフラ線のメンテナンス等の作業を容易にできる。
(【0011】以降は省略されています)

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