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公開番号2024079768
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2024047716,2020558243
出願日2024-03-25,2019-11-06
発明の名称情報処理装置および方法、プログラム、並びに情報処理システム
出願人ソニーグループ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G10L 19/008 20130101AFI20240604BHJP(楽器;音響)
要約【課題】音質に与える影響を抑えつつ、オーディオオブジェクトの総数を削減する情報処理装置および方法、プログラム並びに情報処理システムを提供する。
【解決手段】情報処理装置に適用できるプリレンダリング処理装置11は、空間におけるオーディオ信号とメタデータとを含む複数のオーディオオブジェクトのデータを取得し、前記データに基づいて各オーディオオブジェクトの優先度情報を算出し、算出した優先度情報を含む前記データを後段に出力する優先度算出部と、優先度算出部から、オブジェクトのデータと優先度情報を取得するとともに、外部から個数情報も取得するパススルーオブジェクト選択部と、供給された個数情報とパススルーオブジェクト選択部から供給された非パススルーオブジェクトのメタデータ及びオーディオ信号とに基づいて、新たなオブジェクトのメタデータ及びオーディオ信号を生成し、後段に出力するオブジェクト生成部を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
空間における複数のオーディオオブジェクトのデータであって、前記オーディオオブジェクトのオーディオ信号とメタデータとを含むデータを取得し、前記データに基づいて各前記オーディオオブジェクトの優先度情報を算出する処理部を備え、
前記処理部は、算出した前記優先度情報を含む前記データを後段に出力する
情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記メタデータは、前記オーディオオブジェクトの位置情報、優先度情報、ゲイン情報、およびスプレッド情報の少なくとも何れかが含まれている
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記処理部は、取得した前記データに基づいて前記オーディオオブジェクトの前記優先度情報を算出し、前記オーディオ信号と、算出した前記優先度情報を含む前記メタデータとを含む前記データを後段に出力するする優先度算出部を有する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記優先度算出部は、前記オーディオ信号と前記メタデータとに基づいて前記優先度情報を算出する
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記処理部は、前記優先度算出部から出力された前記オーディオ信号と、算出された前記優先度情報を含む前記メタデータとに基づいて、複数の前記オーディオオブジェクトのなかからパススルーオブジェクトを選択するパススルーオブジェクト選択部を有し、
前記パススルーオブジェクト選択部は、前記パススルーオブジェクトの前記オーディオ信号と、算出された前記優先度情報を含む前記メタデータとをそのまま後段に出力する
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記パススルーオブジェクト選択部は、前記パススルーオブジェクトではない非パススルーオブジェクトの前記オーディオ信号と、算出された前記優先度情報を含む前記メタデータとを出力し、
前記パススルーオブジェクト選択部により出力された、前記非パススルーオブジェクトの前記オーディオ信号と、算出された前記優先度情報を含む前記メタデータとに基づいて、新たなオーディオオブジェクトの前記オーディオ信号と、前記優先度情報を含む前記メタデータとを生成し、後段に出力するオブジェクト生成部をさらに備える
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記処理部により出力された、前記オーディオオブジェクトの前記オーディオ信号および前記メタデータを符号化し、符号列を出力する符号化部をさらに備える
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
符号列を復号することで、前記復号により得られる前記オーディオオブジェクトの前記オーディオ信号と、算出した前記優先度情報を含む前記メタデータとを取得する復号部をさらに備える
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
符号列を復号することで、前記復号により得られる前記オーディオオブジェクトの前記データを取得する復号部をさらに備え、
前記処理部は、前記復号部により取得された前記オーディオオブジェクトの前記データに基づいて前記優先度情報を算出する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
情報処理装置が、
空間における複数のオーディオオブジェクトのデータであって、前記オーディオオブジェクトのオーディオ信号とメタデータとを含むデータを取得し、
前記データに基づいて各前記オーディオオブジェクトの優先度情報を算出し、
算出した前記優先度情報を含む前記データを後段に出力する
情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、情報処理装置および方法、プログラム、並びに情報処理システムに関し、特に、音質に与える影響を抑えつつ、オブジェクトの総数を削減することができるようにした情報処理装置および方法、プログラム、並びに情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、MPEG(Moving Picture Experts Group)-H 3D Audio規格が知られている(例えば、非特許文献1および非特許文献2参照)。
【0003】
MPEG-H 3D Audio規格等で扱われる3D Audioでは、3次元的な音の方向や距離、拡がりなどを再現することができ、従来のステレオ再生に比べ、より臨場感のあるオーディオ再生が可能となる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
ISO/IEC 23008-3, MPEG-H 3D Audio
ISO/IEC 23008-3:2015/AMENDMENT3, MPEG-H 3D Audio Phase 2
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら3D Audioでは、コンテンツを構成するオブジェクトの数が多い場合、コンテンツ全体のデータサイズが大きくなり、複数の各オブジェクトのデータの復号処理やレンダリング処理などの計算量も多くなってしまう。さらに、例えば運用等でオブジェクト数の上限が定められている場合には、その運用等においては上限を超えるオブジェクト数のコンテンツを取り扱うことができなくなってしまう。
【0006】
そこで、コンテンツを構成するオブジェクトのなかのいくつかを破棄することで、オブジェクトの総数を削減することも考えられる。しかしながら、そのような場合、オブジェクトの破棄によってコンテンツ全体の音の音質が低下してしまうおそれがある。
【0007】
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、音質に与える影響を抑えつつ、オブジェクトの総数を削減することができるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本技術の第1の側面の情報処理装置は、空間における複数のオーディオオブジェクトのデータであって、前記オーディオオブジェクトのオーディオ信号とメタデータとを含むデータを取得し、前記データに基づいて各前記オーディオオブジェクトの優先度情報を算出する処理部を備え、前記処理部は、算出した前記優先度情報を含む前記データを後段に出力する。
【0009】
本技術の第1の側面の情報処理方法またはプログラムは、空間における複数のオーディオオブジェクトのデータであって、前記オーディオオブジェクトのオーディオ信号とメタデータとを含むデータを取得し、前記データに基づいて各前記オーディオオブジェクトの優先度情報を算出し、算出した前記優先度情報を含む前記データを後段に出力するステップを含む。
【0010】
本技術の第1の側面においては、空間における複数のオーディオオブジェクトのデータであって、前記オーディオオブジェクトのオーディオ信号とメタデータとを含むデータが取得され、前記データに基づいて各前記オーディオオブジェクトの優先度情報が算出され、算出した前記優先度情報を含む前記データが後段に出力される。
(【0011】以降は省略されています)

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