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公開番号2024079932
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2022192632
出願日2022-12-01
発明の名称昇降機の保守作業結果入力システム及び昇降機の保守作業結果入力方法
出願人株式会社日立ビルシステム
代理人ポレール弁理士法人
主分類G10L 15/00 20130101AFI20240606BHJP(楽器;音響)
要約【課題】本発明は、保守作業結果の入力作業の効率を向上させることを目的とする。
【解決手段】本発明の昇降機の保守作業結果入力システムは、昇降機の保守作業項目を表示する表示部23を備えた携帯端末装置1と、作業者が発声した音声を携帯端末装置1に入力するマイク21(音声入力部)と、マイク21から入力された音声を文字データに変換する文字変換処理部31と、文字変換処理部31で変換された文字データが表示部23に表示され、表示部23に表示された文字データの中から選択された文字データを前記保守作業項目に転記する作業記録入力処理部35と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
昇降機の保守作業結果を入力する昇降機の保守作業結果入力システムにおいて、
前記昇降機の保守作業項目を表示する表示部を備えた携帯端末装置と、
作業者が発声した音声を前記携帯端末装置に入力する音声入力部と、
前記音声入力部から入力された音声を文字データに変換する文字変換処理部と、
前記文字変換処理部で変換された文字データが前記表示部に表示され、前記表示部に表示された文字データの中から選択された文字データを前記保守作業項目に転記する作業記録入力処理部と、を備えたことを特徴とする昇降機の保守作業結果入力システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の昇降機の保守作業結果入力システムにおいて、
前記文字変換処理部、前記作業記録入力処理部は、前記携帯端末装置に備えたことを特徴とする昇降機の保守作業結果入力システム。
【請求項3】
請求項1に記載の昇降機の保守作業結果入力システムにおいて、
作業者が発声した音声を再生する音声再生処理部と、前記音声再生処理部で再生された音声を外部に発する音声再生部と、を備えたことを特徴とする昇降機の保守作業結果入力システム。
【請求項4】
請求項3に記載の昇降機の保守作業結果入力システムにおいて、
前記文字変換処理部で変換された文字データを単語に分割する単語分割処理部を備えたことを特徴とする昇降機の保守作業結果入力システム。
【請求項5】
請求項4に記載の昇降機の保守作業結果入力システムにおいて、
前記単語分割処理部で単語に分割された文字データを語群に分類する用語分類処理部を備えたことを特徴とする昇降機の保守作業結果入力システム。
【請求項6】
請求項5に記載の昇降機の保守作業結果入力システムにおいて、
前記用語分類処理部は、語群に分類した文字データを表形式に変換して前記表示部に表示することを特徴とする昇降機の保守作業結果入力システム。
【請求項7】
請求項5に記載の昇降機の保守作業結果入力システムにおいて、
保守作業用語群を集めた辞書ファイルを備え、
前記用語分類処理部は、前記辞書ファイルで定めた語群に分類することを特徴とする昇降機の保守作業結果入力システム。
【請求項8】
請求項3に記載の昇降機の保守作業結果入力システムにおいて、
記憶部を備え、
前記記憶部には、
前記音声入力部から入力された音声を音声データとして保存する音声ファイルと、前記文字変換処理部で変換された文字データとして保存する文字変換ファイルと、前記音声ファイルの音声データと前記文字変換ファイルの文字データとの相関関係情報を持つ文字・音声データ相関関係ファイルと、を備え、
前記音声再生部は、前記表示部に表示された任意の文字データが選択されると、前記文字・音声データ相関関係ファイルを参照し選択された文字データの位置に対応する音声データの位置を特定し、該当箇所の音声データを前記音声ファイルから読み出して再生することを特徴とする昇降機の保守作業結果入力システム。
【請求項9】
昇降機の保守作業結果を入力する昇降機の保守作業結果入力方法において、
前記昇降機の保守作業項目を携帯端末装置に表示し、
作業者が発声した音声を前記携帯端末装置に入力し、
前記携帯端末装置に入力された音声を文字データに変換し、
変換された文字データを前記携帯端末装置に表示し、表示された文字データの中から選択された文字データを前記保守作業項目に転記することを特徴とする昇降機の保守作業結果入力方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、昇降機の保守作業結果入力システム及び昇降機の保守作業結果入力方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
エレベーターやエスカレーターなどの昇降機の保守作業を実施すると、作業者は実施した作業内容や結果を記録する必要がある。記録した内容は、次回以降の作業計画、および昇降機の所有者への報告のために利用する。昇降機の保守作業記録は、記録後の処理を合理化するため、作業者が携行する携帯端末に電子的に記録し、データ化することが行われているが、保守作業は部品の交換作業、調整作業など、工具を使用するなどの両手を使用することが多い。また、保守作業では、狭あい部、高所など危険を伴う場所で実施する作業もある。そのため、作業者が実施した作業結果を携帯端末に作業実施と並行して実施することが困難であることも多く、作業者は一時的に作業結果を紙片に書き込み、作業が完了した後に携帯端末の操作が可能な場所で紙に書き込んだ内容を転記する必要がある。
【0003】
したがって、作業者は、実施した作業結果の紙片への書込み作業と、紙片から携帯端末への転記作業の二つの手順を踏む必要があるため、作業効率の低下を招いている。また、紙片から携帯端末への転記の際に誤記する恐れがあり、作業記録の正確性が低下する。
【0004】
このような課題を解決するために、例えば特許文献1に記載の技術がある。特許文献1では、作業者の発声を携帯端末装置に備えた音声認識装置が認識して文字データに変換し、その文字データを音声化してスピーカーから音声を再生するようにしている。そして、作業者が発声した内容と音声化した内容が一致していることを携帯端末装置から認証すると、音声信号を文字データ記録として携帯端末装置の記憶部に格納するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2000-001274号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、発声する毎に作業者の認証が必要となり、さらに外乱音などの作業環境によっては文字データ化できないため、作業者は再度発声する必要がある。そのため、個々の作業結果を、携帯端末装置への入力内容として確定するまでに多くの手順や時間を要し、昇降機の保守作業の作業効率を損なうといった課題があった。
【0007】
本発明は、保守作業結果の入力作業の効率を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明は、昇降機の保守作業結果を入力する昇降機の保守作業結果入力システムにおいて、前記昇降機の保守作業項目を表示する表示部を備えた携帯端末装置と、作業者が発声した音声を前記携帯端末装置に入力する音声入力部と、前記音声入力部から入力された音声を文字データに変換する文字変換処理部と、前記文字変換処理部で変換された文字データが前記表示部に表示され、前記表示部に表示された文字データの中から選択された文字データを前記保守作業項目に転記する作業記録入力処理部と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、保守作業結果の入力作業の効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施例に係る昇降機の保守作業結果入力システムの全体構成図である。
本発明の実施例に係る昇降機の保守作業結果入力システムの処理内容を示すフローチャートである。
携帯端末装置1の表示部23に表示する表示例を示す図である。
作業中に音声で入力した内容を表示部23に表示している状態を示す図である。
文字変換ファイル42の一例を示す図である。
文字・音声データ相関関係ファイル43と、音声ファイル41と、文字変換ファイル42との関係を示す図である。
入力した保守作業結果から作業記録ファイルに転記操作している表示部23の表示例を示す図である。
変形例に係る昇降機の保守作業結果入力システムの処理内容を示すフローチャートである。
単語分割ファイル45の一例を示す図である。
辞書ファイル46の一例を示す図である。
表変換ファイル47の一例を示す図である。
作業記録入力処理の表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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