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公開番号2024121044
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023027897
出願日2023-02-27
発明の名称プログラム、情報処理装置及び画像生成方法
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G10G 1/00 20060101AFI20240830BHJP(楽器;音響)
要約【課題】演奏が与える印象を捉えて可視化できるようにする。
【解決手段】情報処理装置の制御部は、演奏に基づく演奏情報から演奏が与える印象を判定するための評価値を算出し、算出した評価値に基づいて演奏が与える印象を視覚的に与えるパターン画像を画像に合成して出力する。例えば、制御部11は、演奏情報を解析することにより取得された特徴量に基づいた演奏画像に、評価値に基づいて演奏が与える印象を視覚的に与えるパターン画像を合成して出力する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータに、
演奏に基づく演奏情報から前記演奏が与える印象を判定するための評価値を算出し、
算出した前記評価値に基づいて前記演奏が与える印象を視覚的に与えるパターン画像を画像に合成して出力する、
処理を実行させるためのプログラム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記画像は、前記演奏情報を解析することにより取得された特徴量に基づいた演奏画像である、請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記パターン画像は、前記画像の背景となる背景画像である、請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記パターン画像は、前記画像の一部をマスクするためのマスク画像である、請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
前記処理は、
前記演奏が、予め定められた対義語対の一方の印象を与えるものであるか、他方の印象を与えるものであるか、又はいずれの印象を与えないかを判定するための評価値を算出し、
前記評価値に基づいて前記演奏が前記一方の印象を与えるものであると判定した場合に、前記一方の印象を視覚的に与える第1のパターン画像を前記画像に合成して出力し、
前記評価値に基づいて前記演奏が前記他方の印象を与えるものであると判定した場合に、前記他方の印象を視覚的に与える第2のパターン画像を前記画像に合成して出力する、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項6】
前記特徴量は、前記演奏におけるベロシティ、テンポ、調性、音高、和音数、の少なくとも一つである、請求項2に記載のプログラム。
【請求項7】
前記対義語対は、繊細とパワフル、ゆっくりと速い、悲しいと楽しい、重いと軽い、規則的と自由、の少なくとも一つである、請求項5に記載のプログラム。
【請求項8】
前記処理は、
前記演奏の所定期間におけるベロシティの平均に基づいて、前記演奏が、繊細な印象を与えるものであるか、パワフルな印象を与えるものであるか、又はいずれの印象を与えないかを判定するための前記評価値を算出する、請求項5に記載のプログラム。
【請求項9】
前記処理は、
前記演奏の所定期間におけるテンポの平均に基づいて、前記演奏が、ゆっくりした印象を与えるものであるか、速い印象を与えるものであるか、又はいずれの印象を与えないかを判定するための前記評価値を算出する、請求項5に記載のプログラム。
【請求項10】
前記処理は、
前記演奏の所定期間における調性、及びテンポの平均に基づいて、前記演奏が、悲しい印象を与えるものであるか、楽しい印象を与えるものであるか、又はいずれの印象を与えないかを判定するための前記評価値を算出する、請求項5に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、情報処理装置及び画像生成方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、歌唱力の採点結果に応じて、次に再生する演奏曲、背景画像及び歌詞画像を選択するカラオケ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-110479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の技術では、演奏中に演奏が与える印象を捉えて可視化することはできない。
【0005】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、演奏が与える印象を捉えて可視化できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明のプログラムは、
コンピュータに、
演奏に基づく演奏情報から前記演奏が与える印象を判定するための評価値を算出し、
算出した前記評価値に基づいて前記演奏が与える印象を視覚的に与えるパターン画像を画像に合成して出力する、
処理を実行させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、演奏が与える印象を可視化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る情報処理装置を備える演奏システムの全体構成例を示す図である。
パターン画像(背景画像)の例を示す図である。
図1の制御部により実行される演奏画像生成処理Aの流れを示すフローチャートである。
第1画像で用いられるキャラクタ等の例を示す図である。
図3のステップS4において実行される背景選択処理の流れを示すフローチャートである。
パターン画像(背景画像)が合成された第1画像の例を示す図である。
マスク画像の例を示す図である。
図1の制御部により実行される演奏画像生成処理Bの流れを示すフローチャートである。
図8のステップS24において実行されるマスク選択処理の流れを示すフローチャートである。
マスク画像が合成された第1画像の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されている。そのため、本発明の技術的範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
【0010】
[演奏システム100の構成]
<第1の実施形態>
図1は、本発明に係る演奏システム100の全体構成例を示す図である。
図1に示すように、演奏システム100は、情報処理装置1と、電子楽器2と、を備えて構成されている。情報処理装置1と電子楽器2は、無線又は有線によりデータ送受信可能に通信接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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