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公開番号2024077956
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190214
出願日2022-11-29
発明の名称微細気泡発生器、及び洗浄機器
出願人東芝ライフスタイル株式会社
代理人弁理士法人サトー
主分類B01F 25/25 20220101AFI20240603BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】流量の低下を抑制しつつ、微細気泡を効率良く発生させる。
【解決手段】微細気泡発生器は、入口部と出口部とを繋ぎ液体が通過可能な流路を有する本体部と、出口部側に設けられ流路を流路の中心に対し径方向に複数に仕切るとともに、液体中に微細気泡を発生させる衝突部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
入口部と出口部とを繋ぎ液体が通過可能な流路を有する本体部と、
前記出口部側に設けられ前記流路を前記流路の中心に対し径方向に複数に仕切るとともに、前記液体中に微細気泡を発生させる衝突部と、を備える、
微細気泡発生器。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記本体部は、前記入口部と前記出口部との間に設けられ前記流路の断面積を漸次減少させる絞り部を更に有する、
請求項1に記載の微細気泡発生器。
【請求項3】
前記衝突部によって仕切られる複数の前記流路の数は、3つ以上である、
請求項1に記載の微細気泡発生器。
【請求項4】
前記衝突部によって仕切られる複数の前記流路の数は、2つである、
請求項1に記載の微細気泡発生器。
【請求項5】
前記衝突部の断面形状は、前記流路内を前記液体が流れる方向に対して上流側が下流側より小さい形状である、
請求項2に記載の微細気泡発生器。
【請求項6】
前記衝突部の断面形状は、前記流路内を前記液体が流れる方向の寸法が前記液体が流れる方向と直交する方向の寸法よりも大きい形状である、
請求項5に記載の微細気泡発生器。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一項に記載の微細気泡発生器を備える、
洗浄機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、微細気泡発生器、及び洗浄機器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、水等の液体が流れる流路の断面積を局所的に縮小することでその流路を通る液体を急激に減圧させ、これにより液体中の溶存空気を析出させて微細気泡を発生させることができる微細気泡発生器が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-23936号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来構成では、流量の低下を抑制しつつ、微細気泡を効率良く発生させる点において、改善の余地があった。
【0005】
そこで、流量の低下を抑制しつつ、微細気泡を効率良く発生させることができる微細気泡発生器、及び微細気泡発生器を備えた洗浄機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の微細気泡発生器は、入口部と出口部とを繋ぎ液体が通過可能な流路を有する本体部と、前記出口部側に設けられ前記流路を前記流路の中心に対し径方向に複数に仕切るとともに、前記液体中に微細気泡を発生させる衝突部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態によるドラム式洗濯機の一例を概略的に示す縦断側面図
第1実施形態による微細気泡発生器が注水ケースに組み込まれた状態の一例を示す部分断面図
第1実施形態による微細気泡発生器について、流路部材を取り外した状態を示す斜視図
第1実施形態による微細気泡発生器について、流路部材を取り外した状態を示す断面図
第1実施形態による微細気泡発生器について、図4のX5-X5線に沿って示す断面図
第1実施形態による衝突部の他の例を示す図5に相当する断面図
第1実施形態による微細気泡発生器について、図4のX7-X7線に沿って切断した一部を拡大して示す断面図
従来構成による衝突部を示す図5に相当する断面図
第1実施形態による衝突部の比較例を示す図5に相当する断面図
衝突部の構成の違いによる微細気泡の発生量及び流量への影響に関するシミュレーションの結果を示す図
第1実施形態による微細気泡発生器が注水ケースに組み込まれた状態の他の例を示す部分断面図
第2実施形態による衝突部の一例を示す図5に相当する断面図
第2実施形態による衝突部の他の例を示す図5に相当する断面図
第3実施形態について、微細気泡発生器を給水弁の上流側に設けた場合の一例を示す部分断面図
第4実施形態について、食器洗浄機の一例を概略的に示す縦断側面図
第5実施形態について、水洗便器装置の一例を概略的に示す上面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。各実施形態で実質的に同一の要素には同一の符号を付し、説明を省略する。また、各実施形態において、構成要素等に付された第1、第2、・・・との語句は、類似した構成要素を単に区別するためのものであり、構成要素間の優劣や時間的要素を意味するものではない。
【0009】
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について、微細気泡発生器を洗浄機器としての洗濯機に適用した例について図1から図11を参照して説明する。図1に示す洗濯機10は、回転槽14の回転軸が水平方向へ向かう横軸型又は後方へ向かって下降傾斜した斜め軸型のドラム式洗濯機である。洗濯機は、ドラム式洗濯機に限らず、回転槽の回転軸が鉛直方向を向いた縦軸型洗濯機であっても良い。洗濯機10は、例えばヒータ式又はヒートポンプ式の乾燥機能を備えたものであっても良いし、備えていないものであっても良い。また、洗濯機10は、洗剤や仕上げ剤等の洗濯処理剤を自動で投入可能な処理剤自動投入装置を備えていても良い。処理剤自動投入装置は、複数回分の洗濯運転に用いる量の洗濯処理剤を貯留可能な処理剤タンクを有し、洗濯運転ごとに処理剤タンクから所定量の洗濯処理剤を自動で水槽内に投入することができる装置である。
【0010】
洗濯機10は、外箱11、扉12、水槽13、回転槽14、モータ15、排水機構16、及び注水装置20を備えている。また、洗濯機10は、詳細は図示しないが、周知の操作パネル及び制御装置等を備えている。なお、図1において、洗濯機10の設置面側つまり鉛直下側を洗濯機10の下側とし、設置面と反対側つまり鉛直上側を洗濯機10の上側とする。また、図1の紙面左側つまり外箱11に対して扉12側を洗濯機10の前側とし、図1の紙面右側つまり外箱11に対して扉12の反対側を洗濯機10の後側とする。
(【0011】以降は省略されています)

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