TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024076892
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-06
出願番号2022188712
出願日2022-11-25
発明の名称支持脚、支持部材セット及び冷暖房システム
出願人個人,大建工業株式会社,株式会社ユカリラ
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類F24F 5/00 20060101AFI20240530BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】構成を比較的簡素にした冷暖房システムを構築可能な支持脚、支持部材セット、及び冷暖房システムを提供する。
【解決手段】支持脚10は、床板91が載置される天面12が形成された支持ブロック11と、側面14から外側に延在し、中仕切板92が載置される中間載置面22が形成された拡張板21とを備える。支持ブロック11は、天面12と拡張板21との間に窪み15が形成され、窪み15と裏面13とを連絡する連絡孔が形成されている。支持部材セットは、支持脚を複数と、隣接する支持脚の窪み同士にわたって配置された連結部材とを備え、連結部材は、開口面との境界を成す辺に切欠きが所定の間隔で複数形成されている。冷暖房システムは、支持脚10又は支持部材セットと、裏面13から連絡孔に流入させる気体Aの温度を調節する気体温度調節機とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
床板が載置される天面と、前記天面の裏側の裏面と、前記天面と前記裏面との間で前記天面及び前記裏面に交差する側面と、が形成された支持ブロックと、
前記側面から前記支持ブロックの外側に延在した拡張板であって、中仕切板が載置される中間載置面が形成された拡張板と、を備え、
前記支持ブロックは、前記天面と前記拡張板との間に、前記天面と前記側面とにまたがる窪みが形成され、
前記窪みと前記裏面とを連絡する連絡孔が形成されている、
支持脚。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記窪みの前記側面における面積が、前記連絡孔を通って前記窪みから前記支持ブロックの外に流出する気体を噴流として吐出できる面積である、
請求項1に記載の支持脚。
【請求項3】
前記窪みに取り付けられた噴流ノズルを備え、
前記噴流ノズルは、前記天面に載置される前記床板に沿って前記支持ブロックの外側に向けて広がる底板と、前記側面から前記支持ブロックの外側に延びる前記底板の両端辺において前記底板から前記床板の方向に延びる一対の側壁と、を有する、
請求項1に記載の支持脚。
【請求項4】
請求項1に記載の支持脚を複数と、
1つの前記支持脚の前記窪みと別の前記支持脚の前記窪みとにわたって配置された連結部材と、を備え、
前記連結部材は、中空の筒状を基本形状として、前記筒状の軸線に沿って延びる開口面が形成されていると共に、前記開口面に隣接する壁面の前記開口面との境界を成す辺に切欠きが所定の間隔で複数形成されている、
支持部材セット。
【請求項5】
前記連結部材に取り付けられた案内板であって、前記切欠きの位置から、前記連結部材の外側に向けて、前記床板との距離を所定の距離に維持しながら延びる案内板を備える、
請求項4に記載の支持部材セット。
【請求項6】
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の支持脚と、
前記裏面から前記連絡孔に流入させる気体の温度を調節する気体温度調節機と、を備える、
冷暖房システム。
【請求項7】
請求項4又は請求項5に記載の支持部材セットと、
前記裏面から前記連絡孔に流入させる気体の温度を調節する気体温度調節機と、を備える、
冷暖房システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は支持脚、支持部材セット及び冷暖房システムに関し、特に輻射による冷暖房システムに好適に利用可能な支持脚、支持部材セット及び冷暖房システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
省エネルギーと快適性とを両立する冷暖房方式として、輻射冷暖房システムが採用される事例が増加してきている。輻射冷暖房システムは、天井面や床面等を、冷房時は冷やし暖房時は温めて、冷却又は加熱した天井面や床面等からの輻射熱により冷暖房室の温度を調整するシステムである。効率を向上させた輻射冷暖房システムとして、表層板と裏板との間に気体の熱媒体を通過させる空間が形成された仕切パネルと、温調機器で温度調節された熱媒体を仕切パネルの空間へ導くダクトと、を備えるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-162970号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された輻射冷暖房システムは、内部に熱媒体を通す空間が形成された仕切パネルという特殊な部材を用意する必要があると共に、ダクトも用意する必要があることから、構成が複雑になりがちであった。
【0005】
本開示は上述の課題に鑑み、構成を比較的簡素にした冷暖房システムを構築可能な支持脚、支持部材セット、及び冷暖房システムを提供することに関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様に係る支持脚は、床板が載置される天面と、前記天面の裏側の裏面と、前記天面と前記裏面との間で前記天面及び前記裏面に交差する側面と、が形成された支持ブロックと、前記側面から前記支持ブロックの外側に延在した拡張板であって、中仕切板が載置される中間載置面が形成された拡張板と、を備え、前記支持ブロックは、前記天面と前記拡張板との間に、前記天面と前記側面とにまたがる窪みが形成され、前記窪みと前記裏面とを連絡する連絡孔が形成されている。
【0007】
このように構成すると、天面及び中間載置面に床板及び中仕切板がそれぞれ載置されたときに床板と中仕切板との間に形成される空間に、連絡孔を介して温度が調節された気体を供給することができる。そして、温度が調節された気体が床板の温度を変化させることで、床板からの輻射による冷暖房を行うことが可能になる。
【0008】
また、本開示の第2の態様に係る支持脚は、上記本開示の第1の態様に係る支持脚において、前記窪みの前記側面における面積が、前記連絡孔を通って前記窪みから前記支持ブロックの外に流出する気体を噴流として吐出できる面積である。
【0009】
このように構成すると、気体が保有する冷熱又は温熱を効率よく床板に伝達させることができる。
【0010】
また、本開示の第3の態様に係る支持脚は、上記本開示の第1の態様又は第2の態様に係る支持脚において、前記窪みに取り付けられた噴流ノズルを備え、前記噴流ノズルは、前記天面に載置される前記床板に沿って前記支持ブロックの外側に向けて広がる底板と、前記側面から前記支持ブロックの外側に延びる前記底板の両端辺において前記底板から前記床板の方向に延びる一対の側壁と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
空気処理装置
1か月前
株式会社コロナ
加湿器
1日前
株式会社コロナ
熱源機
1日前
株式会社コロナ
空調装置
11日前
個人
室外機内蔵エアコン
1か月前
個人
室外機内蔵エアコン
1か月前
株式会社コロナ
空調装置
1か月前
株式会社コロナ
空調装置
1か月前
個人
住宅換気空調システム
7日前
株式会社コロナ
空気調和機
1か月前
株式会社コロナ
空気調和機
9日前
個人
空気調和システム
22日前
株式会社ハーマン
レンジフード
1か月前
個人
貫流ファンミスト発生装置
8日前
個人
換気装置
25日前
シャープ株式会社
撮像装置
29日前
個人
オイルヒーター熱交換S型装置
1か月前
個人
オイルヒーター熱交換縦型装置
1か月前
個人
オイルヒーター熱交換横型装置
1か月前
個人
オイルヒーター熱交換直接装置
1か月前
個人
オイルヒーター熱交換U型装置
1か月前
株式会社パロマ
給湯器
9日前
株式会社イーズ
空気調和装置
8日前
シャープ株式会社
空気調和機
1か月前
株式会社パロマ
給湯器
1か月前
シャープ株式会社
加熱調理器
1か月前
株式会社シルファー
換気装置
29日前
株式会社ノーリツ
温風暖房装置
4日前
個人
冷凍/空調機
22日前
株式会社ノーリツ
浴室システム
1日前
株式会社パロマ
オーブン
22日前
個人
オイルヒーター熱交換縦横型装置
1か月前
株式会社パロマ
オーブン
1か月前
タイム技研株式会社
電動三路シャッター
1か月前
株式会社ノーリツ
給湯装置
1日前
マツ六株式会社
排気フード
1か月前
続きを見る