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公開番号2024061346
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022169242
出願日2022-10-21
発明の名称作業車
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類B60K 1/00 20060101AFI20240425BHJP(車両一般)
要約【課題】走行装置に動力を供給可能なモータが設けられた作業車において、モータとインバータとの接続が適切に行われるように構成する。
【解決手段】走行装置に動力を供給可能なモータ21,22、モータ21,22を内部に収容するケース12、ケース12の外部に設けられてモータ21,22を作動させるインバータが備えられる。ケース12の外周部に設けられ、モータ21,22に接続され且つインバータに接続されて、モータ21,22とインバータとを接続する中継端子75,76が備えられる。中継端子75,76が、ケース12の外周部において、モータ21,22の軸部21a,22aの径方向でモータ21,22に対向する部分に設けられる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
走行装置と、
バッテリと、
前記走行装置に動力を供給可能なモータと、
前記モータを内部に収容するケースと、
前記ケースの外部に設けられ、前記モータを作動させるインバータと、
前記ケースの外周部に設けられ、前記モータに接続され且つ前記インバータに接続されて、前記モータと前記インバータとを接続する中継端子とが備えられ、
前記中継端子が、前記ケースの外周部において、前記モータの軸部の径方向で前記モータに対向する部分に設けられている作業車。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記モータの軸部の径方向から視て、前記モータと前記中継端子とが重複している請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
前記モータの軸部が前後方向に沿うように、前記モータが設けられ、
前記中継端子が、前記ケースの外周部において、前記モータの横外方の部分に設けられている請求項1又は2に記載の作業車。
【請求項4】
右の前記モータと左の前記モータとが、左右方向に沿って並ぶように設けられ、
右の前記モータに接続される右の前記中継端子が、前記ケースの外周部において、右の前記モータの右の横外方の部分に設けられ、
左の前記モータに接続される左の前記中継端子が、前記ケースの外周部において、左の前記モータの左の横外方の部分に設けられている請求項3に記載の作業車。
【請求項5】
前記モータがモータジェネレータであり、前記モータジェネレータとは別にエンジンが備えられ、
前記エンジンの動力と前記モータジェネレータの動力とが、合成されて前記走行装置に伝達される請求項1に記載の作業車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車における走行系の構成に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
作業車の一例であるトラクタでは、特許文献1に開示されているように、走行装置に動力を供給可能なモータ及びバッテリが設けられたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-65349号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、モータがケースの内部に収容され、モータを作動させるインバータがケースの外部に設けられている。
本発明は、走行装置に動力を供給可能なモータが設けられた作業車において、モータとインバータとの接続が適切に行われるように構成することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の作業車は、走行装置と、バッテリと、前記走行装置に動力を供給可能なモータと、前記モータを内部に収容するケースと、前記ケースの外部に設けられ、前記モータを作動させるインバータと、前記ケースの外周部に設けられ、前記モータに接続され且つ前記インバータに接続されて、前記モータと前記インバータとを接続する中継端子とが備えられ、前記中継端子が、前記ケースの外周部において、前記モータの軸部の径方向で前記モータに対向する部分に設けられている。
【0006】
本発明によると、中継端子が、モータを内部に収容するケースの外周部に設けられており、中継端子とモータとが接続され、中継端子とインバータとが接続されて、モータとインバータとが接続される。
本発明によると、中継端子が、ケースの外周部において、モータの軸部の径方向でモータに対向する部分に設けられているので、中継端子とモータとが比較的近い位置関係となる。これにより、中継端子とモータとに亘って動力線材を接続する場合、動力線材が比較的短いものになるので、構造の簡素化を図ることができる。
【0007】
本発明において、前記モータの軸部の径方向から視て、前記モータと前記中継端子とが重複していると好適である。
【0008】
本発明によると、モータの軸部の径方向から視て、モータと中継端子とが重複することにより、中継端子とモータとが近い位置関係となるので、動力線材を短くするという面で有利であり、構造の簡素化の面で有利である。
【0009】
本発明において、前記モータの軸部が前後方向に沿うように、前記モータが設けられ、前記中継端子が、前記ケースの外周部において、前記モータの横外方の部分に設けられていると好適である。
【0010】
本発明によると、モータの軸部が前後方向に沿うように、モータが設けられた場合、中継端子が、前記ケースの外周部におけるモータの横外方の部分に設けられる。
これにより、中継端子がケースから上方に向けて突出しないので、ケースの上方に作業車のフロア等を設けても、フロア等の設置位置が必要以上に高くならない。雨水や作業車を洗車する際の水が、ケースの上方から落ちてきても、雨水等が中継端子の内部に入り込み難くなるので、中継端子での接触不良等を防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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