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公開番号2024057958
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164978
出願日2022-10-13
発明の名称焼結設備の操業管理方法
出願人JFEスチール株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類C22B 1/20 20060101AFI20240418BHJP(冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理)
要約【課題】焼結設備の操業における重要な指標の予測値を確認することを可能とする。
【解決手段】焼結設備の操業管理方法は、鉄含有原料及び炭素含有原料を含む焼結原料から焼結鉱を製造する焼結設備の操業管理方法であって、焼結原料の搬送工程、造粒工程、装入工程、焼結工程及び焼結工程で得られた焼結鉱の高炉への搬送工程に関する操業データを第1のコンピュータ12に集約するステップと、第2のコンピュータ13が、集約された操業データを用いて特殊演算を実行し、焼結設備の操業における重要な指標の予測値を算出するステップと、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
鉄含有原料及び炭素含有原料を含む焼結原料から焼結鉱を製造する焼結設備の操業管理方法であって、
前記焼結原料の搬送工程、造粒工程、装入工程、焼結工程及び前記焼結工程で得られた前記焼結鉱の高炉への搬送工程に関する操業データを第1のコンピュータに集約するステップと、
第2のコンピュータが、集約された前記操業データを用いて特殊演算を実行し、前記焼結設備の操業における重要な指標の予測値を算出するステップと、
を含む、焼結設備の操業管理方法。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
第3のコンピュータが、前記第1のコンピュータに集約された前記操業データと、前記第2のコンピュータが算出した前記焼結設備の操業における重要な指標の予測値とを取得するステップと、
前記第3のコンピュータが、前記操業データ及び前記焼結設備の操業における重要な指標の予測値を端末装置に提供するステップと、
前記端末装置が出力する前記操業データ及び前記焼結設備の操業における重要な指標の予測値を確認し、前記焼結設備の操業条件を変更するステップと、
をさらに含む、請求項1に記載の焼結設備の操業管理方法。
【請求項3】
前記焼結設備の操業における重要な指標の予測値は、前記焼結鉱の返鉱発生割合の予測値を含む、請求項1に記載の焼結設備の操業管理方法。
【請求項4】
前記焼結設備の操業における重要な指標の予測値は、さらに、前記焼結工程における焼結機内の造粒粒子の通気度を表す指数を含む、請求項3に記載の焼結設備の操業管理方法。
【請求項5】
前記操業データは、前記焼結工程における焼結機内の排ガスの温度の測定値と、前記排ガス中のO

、CO

、CO及びNOxの濃度の測定値とを含む、請求項1に記載の焼結設備の操業管理方法。
【請求項6】
前記操業データは、前記造粒工程で造粒された造粒粒子の粒度分布の測定値を含む、請求項1に記載の焼結設備の操業管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、焼結設備の操業管理方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、鉄含有原料及び炭素含有原料を含む焼結原料から焼結鉱を製造する焼結設備の操業においては、操業オペレータが、焼結設備の操業に関連する各工程の操業データを確認しながら操業を行うことが多い。焼結設備の操業は、例えば、原料の搬送工程、造粒工程、装入工程、焼結工程、及び焼結工程で得られた焼結鉱の高炉への搬送工程などを含む。
【0003】
焼結設備の操業においては、焼結機内において造粒粒子の通気性を保つことが重要である。造粒粒子は、焼結原料に水を添加して造粒された粒子である。造粒粒子の通気性を保つことによって、造粒粒子を高温で焼結させることができる。
【0004】
また、焼結設備の操業によって得られた焼結鉱において、所定の粒径未満の粒径を有する焼結鉱は、次工程の高炉の操業を阻害する。そのため、焼結設備の操業においては、所定の粒径未満の焼結鉱の発生割合を低くすることが重要である。
【0005】
造粒粒子の通気性及び所定の粒径未満の焼結鉱の発生割合といった焼結設備の操業における重要な指標を確認するためには、各種の操業データを収集し、これらの重要な指標のリアルタイムの値を確認することが必要である。
【0006】
例えば特許文献1は、複数の生産拠点に配置された複数の同種の生産設備の操業状況を監視する生産設備の監視方法を開示している。特許文献1は、生産設備の操業データを一ヵ所に集約し、生産設備の操業異常に対して迅速に対応することを可能とする方法について開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第7078176号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1が開示している方法によれば、生産設備の操業データを監視し、操業異常に対応することが可能である。
【0009】
しかしながら、造粒粒子の通気性及び所定の粒径未満の焼結鉱の発生割合といった焼結設備の操業における重要な指標については、リアルタイムの値を監視するだけでなく、予測値も確認できることが望ましい。
【0010】
本開示の目的は、焼結設備の操業における重要な指標の予測値を確認することを可能とする焼結設備の操業管理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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