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公開番号2024052597
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2023164089
出願日2023-09-27
発明の名称室内熱交換器及び空気調和機
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人ATEN
主分類F28F 9/02 20060101AFI20240404BHJP(熱交換一般)
要約【課題】プレート積層体の大型化を抑制する。
【解決手段】室内熱交換器において、複数の伝熱管12の一部(伝熱管121a、伝熱管122a等)はUベンド管22の冷媒流路22m又は連絡配管の冷媒流路を介して接続され、残りの伝熱管12はプレート積層体30の冷媒流路30mを介して接続されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
フィンと、前記フィンを貫通した複数の伝熱管と、を含む熱交換部と、
第1冷媒流路が形成された冷媒管と、
積層方向に積層された複数のプレートを含みかつ第2冷媒流路が形成されたプレート積層体と、を備え、
前記複数の伝熱管は、第1伝熱管、第2伝熱管、第3伝熱管及び第4伝熱管を含み、
前記第1伝熱管と前記第2伝熱管とは前記第1冷媒流路を介して接続され、
前記第3伝熱管と前記第4伝熱管とは前記第2冷媒流路を介して接続されている、室内熱交換器。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記冷媒管はUベンド管であり、
前記第1伝熱管と前記第2伝熱管とは互いに隣接する、請求項1に記載の室内熱交換器。
【請求項3】
前記冷媒管はUベンド管であり、
前記第1冷媒流路を流れる第1冷媒の温度は、第1温度であり、
前記第2冷媒流路を流れる第2冷媒の温度は、前記第1温度との差が所定値よりも大きい第2温度である、請求項1に記載の室内熱交換器。
【請求項4】
前記第1冷媒は液相冷媒及び気相冷媒の一方であり、
前記第2冷媒は気液二層冷媒である、請求項3に記載の室内熱交換器。
【請求項5】
前記複数の伝熱管の端面から、前記プレート積層体において前記端面に最も近い面までの、前記積層方向の第1距離は、
前記端面から、前記冷媒管において前記端面から最も遠い面までの、前記積層方向の第2距離よりも短い、請求項1に記載の室内熱交換器。
【請求項6】
前記冷媒管は、前記プレート積層体の外周に設けられた凹みに対応する位置に配置される、請求項5に記載の室内熱交換器。
【請求項7】
前記第1伝熱管が前記第1冷媒流路を介して機能部品に接続されている、請求項1に記載の室内熱交換器。
【請求項8】
前記機能部品は膨張弁である、請求項7に記載の室内熱交換器。
【請求項9】
前記熱交換部は、第1熱交換部及び第2熱交換部を含み、
前記第1熱交換部は前記第1伝熱管を有し、
前記第2熱交換部は前記第2伝熱管を有する、請求項1に記載の室内熱交換器。
【請求項10】
前記プレート積層体と前記第3伝熱管及び前記第4伝熱管の少なくとも一方とを前記積層方向に接続する接続部をさらに備え、
前記接続部の前記積層方向の長さは、前記冷媒管の前記積層方向の長さよりも長い、請求項1に記載の室内熱交換器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、室内熱交換器及びこれを備えた空気調和機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、空気調和機に使用される空調用室内機が開示されている。当該空調用室内機では、省スペース化を実現するため、熱交換器本体の伝熱管に対し、複数のプレートを積層してなるプレート状分配部材が接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-125652号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、熱交換器本体の全ての伝熱管がプレート状分配部材に接続されている。この場合、プレート状分配部材に形成される冷媒流路の構成によっては、プレート状分配部材(本開示の「プレート積層体」に相当する。)が大型化してしまう。
【0005】
本開示の目的は、プレート積層体の大型化を抑制できる室内熱交換器及びこれを備えた空気調和機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1観点に係る室内熱交換器は、フィンと、前記フィンを貫通した複数の伝熱管と、を含む熱交換部と、第1冷媒流路が形成された冷媒管と、積層方向に積層された複数のプレートを含みかつ第2冷媒流路が形成されたプレート積層体と、を備え、前記複数の伝熱管は、第1伝熱管、第2伝熱管、第3伝熱管及び第4伝熱管を含み、前記第1伝熱管と前記第2伝熱管とは前記第1冷媒流路を介して接続され、前記第3伝熱管と前記第4伝熱管とは前記第2冷媒流路を介して接続されている。
【0007】
本開示の第1観点によると、第1伝熱管~第4伝熱管の全てをプレート積層体の第2冷媒流路を介して接続するのではなく、第1及び第2伝熱管を冷媒管の第1冷媒流路を介して接続し、第3及び第4伝熱管をプレート積層体の第2冷媒流路を介して接続する。これにより、プレート積層体の大型化を抑制できる。
【0008】
本開示の第2観点に係る室内熱交換器は、上記第1観点において、前記冷媒管はUベンド管であり、前記第1伝熱管と前記第2伝熱管とは互いに隣接してよい。この場合、構造を簡素化できる。
【0009】
本開示の第3観点に係る室内熱交換器は、上記第1又は第2観点において、前記冷媒管はUベンド管であり、前記第1冷媒流路を流れる第1冷媒の温度は、第1温度であり、前記第2冷媒流路を流れる第2冷媒の温度は、前記第1温度との差が所定値よりも大きい第2温度であってよい。仮に、温度差が所定値よりも大きい第1冷媒と第2冷媒とが第2冷媒流路を流れる場合、プレート積層体において第1冷媒と第2冷媒との熱交換が生じ、大きな熱損失が生じ得る。この点、本構成では、第1冷媒がUベンド管の第1冷媒流路を流れ、第2冷媒がプレート積層体の第2冷媒流路を流れる。これにより、プレート積層体において第1冷媒と第2冷媒との熱交換が生じず、大きな熱損失が生じない。
【0010】
本開示の第4観点に係る室内熱交換器は、上記第3観点において、前記第1冷媒は液相冷媒及び気相冷媒の一方であり、前記第2冷媒は気液二層冷媒であってよい。液相冷媒は気液二層冷媒よりも温度が低く、気相冷媒は気液二層冷媒よりも温度が高い。本構成では、プレート積層体において第1冷媒と第2冷媒との熱交換が生じない構成を実効的に実現できる。
(【0011】以降は省略されています)

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