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公開番号2024051446
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022157631
出願日2022-09-30
発明の名称天井内配線方法及び天井内配線構造
出願人株式会社奥村組
代理人弁理士法人翔和国際特許事務所
主分類E04B 9/00 20060101AFI20240404BHJP(建築物)
要約【課題】作業効率の向上を図ることが可能な天井内配線方法を提供する。
【解決手段】天井内配線方法は、天井スラブ10と床20との間に間仕切り壁30を設置する工程と、間仕切り壁30の側面に複数の配線支持具40を設置する工程と、複数の配線支持具40に電気配線41を架設する工程と、天井スラブ10に垂下された複数の吊りボルト41に連結させて天井受け部材62を設ける工程とを備える。複数の配線支持具40は、天井受け部材62より上方に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
天井スラブと床との間に間仕切り壁を設置する工程と、
前記間仕切り壁の側面に複数の配線支持具を設置する工程と、
前記複数の配線支持具に電気配線を架設する工程と、
前記天井スラブに垂下された複数の吊りボルトに連結させて天井受け部材を設ける工程とを備え、
前記複数の配線支持具は、前記天井受け部材より上方に位置することを特徴とする天井内配線方法。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
天井スラブと床との間に設置された間仕切り壁と、
前記間仕切り壁の側面に設置された複数の配線支持具と、
前記複数の配線支持具に架設された電気配線と、
前記天井スラブに垂下された複数の吊りボルトに連結されて設けられた天井受け部材とを備え、
前記複数の配線支持具は、前記天井受け部材より上方に位置することを特徴とする天井内配線構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、天井内配線方法及び天井内配線構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、建築物の天井裏には、各種のダクト、配管、空調・換気機器などとともに電気配線が配設される。これらの配設物は、天井スラブ(上階スラブ)の底面に、上方に位置すべきものから順番に配設される。電気配線を配設する場合、天井スラブにフックや配線ラックなどの配線支持具を複数個取り付け、この配線支持具に配線を架設している(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-081992号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来技術においては、天井裏の配設物は上方に位置すべきものから順番に配設する必要がある。そのため、ダクト、配管、空調・換気機器などを配設した後でなければ、電気配線を配設できず、施工手順が限定されるので、作業効率が劣ることがあった。また、施工後においても、電気配線を交換、補修などを行う際に、ダクト、配管、空調・換気機器などの配設物を一旦取り外す必要となる場合があり、作業効率が劣ることがあった。
【0005】
本発明は、以上の点に鑑み、作業効率の向上を図ることが可能な天井内配線方法及び天井内配線構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の天井内配線方法、天井スラブと床との間に間仕切り壁を設置する工程と、前記間仕切り壁の側面に複数の配線支持具を設置する工程と、前記複数の配線支持具に電気配線を架設する工程と、前記天井スラブに垂下された複数の吊りボルトに連結させて天井受け部材を設ける工程とを備え、前記複数の配線支持具は、前記天井受け部材より上方に位置することを特徴とする。
【0007】
本発明の天井内配線構造は、天井スラブと床との間に設置された間仕切り壁と、前記間仕切り壁の側面に設置された複数の配線支持具と、前記複数の配線支持具に架設された電気配線と、前記天井スラブに垂下された複数の吊りボルトに連結されて設けられた天井受け部材とを備え、前記複数の配線支持具は、前記天井受け部材より上方に位置することを特徴とする。
【0008】
本発明の天井内配線方法及び天井内配線構造によれば、間仕切り壁の側面に設置された複数の配線支持具に電気配線を架設している。これにより、この電気配線は、天井裏に配設される他の配設物とは独立して配設することができるので、配設の収まりが向上すると共に、これらを配設する施工手順の順序が自在となるので、作業効率の向上を図ることが可能となる。また、施工後においても、電気配線を交換、補修などを行う際に、他の配設物を一旦取り外す必要がなく、作業効率の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る天井内配線構造を示す模式側面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態に係る天井内配線方法について図1を参照して説明する。なお、図1は本実施形態を模式的に説明するための図であり、寸法はデフォルメされている。
(【0011】以降は省略されています)

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