TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024045797
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022150781
出願日2022-09-22
発明の名称水電解装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C25B 15/00 20060101AFI20240327BHJP(電気分解または電気泳動方法;そのための装置)
要約【課題】ガス漏れ発生前にガスケットの劣化を早期検出することができる水電解装置を提供する。
【解決手段】水電解装置であって、前記水電解装置は、水電解セルスタックと圧力センサを有し、前記水電解セルスタックは、2以上の水電解セルを有し、各前記水電解セルはガスケットを介して積層され、前記圧力センサは、前記水電解セルスタックの積層端部に配置された端部水電解セルの酸素出口マニホールド周辺の前記ガスケットが配置される領域に配置され、前記圧力センサで圧力低下を検出したら、前記水電解装置の運転を停止する、水電解装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水電解装置であって、
前記水電解装置は、水電解セルスタックと圧力センサを有し、
前記水電解セルスタックは、2以上の水電解セルを有し、
各前記水電解セルはガスケットを介して積層され、
前記圧力センサは、前記水電解セルスタックの積層端部に配置された端部水電解セルの酸素出口マニホールド周辺の前記ガスケットが配置される領域に配置され、
前記圧力センサで圧力低下を検出したら、前記水電解装置の運転を停止する、水電解装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、水電解装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1で開示されているような水電解装置について様々な研究がなされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-195596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
水電解では系内が高酸素環境となるためガスケットが劣化しやすい。特に端部水電解セルの酸素出口マニホールドをシールするガスケットは温度入力と酸素濃度が一番高く最も劣化しやすい。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、ガス漏れ発生前にガスケットの劣化を早期検出することができる水電解装置を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示においては、水電解装置であって、
前記水電解装置は、水電解セルスタックと圧力センサを有し、
前記水電解セルスタックは、2以上の水電解セルを有し、
各前記水電解セルはガスケットを介して積層され、
前記圧力センサは、前記水電解セルスタックの積層端部に配置された端部水電解セルの酸素出口マニホールド周辺の前記ガスケットが配置される領域に配置され、
前記圧力センサで圧力低下を検出したら、前記水電解装置の運転を停止する、水電解装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本開示は、ガス漏れ発生前にガスケットの劣化を早期検出することができる水電解装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、水電解セルスタックを上面視したときの一例を示す模式図である。
図2は、(A)~(D)が、それぞれ図1に示す端部水電解セルのA-A断面の一例を示す模式図である。
図3は、(A)が運転時間とシール圧との関係の一例を示すグラフであり、(B)が本開示の水電解装置の制御の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示による実施の形態を説明する。なお、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本開示の実施に必要な事柄(例えば、本開示を特徴付けない水電解装置の一般的な構成および製造プロセス)は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本開示は、本明細書に開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。
また、図における寸法関係(長さ、幅、厚さ等)は実際の寸法関係を反映するものではない。
本明細書において数値範囲を示す「~」とは、その前後に記載された数値を下限値及び上限値として含む意味で使用される。
また、数値範囲における上限値と下限値は任意の組み合わせを採用できる。
【0010】
本開示においては、水電解装置であって、
前記水電解装置は、水電解セルスタックと圧力センサを有し、
前記水電解セルスタックは、2以上の水電解セルを有し、
各前記水電解セルはガスケットを介して積層され、
前記圧力センサは、前記水電解セルスタックの積層端部に配置された端部水電解セルの酸素出口マニホールド周辺の前記ガスケットが配置される領域に配置され、
前記圧力センサで圧力低下を検出したら、前記水電解装置の運転を停止する、水電解装置を提供する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

東ソー株式会社
電極
3か月前
有限会社 ナプラ
端子
3か月前
株式会社カネカ
電解装置
3か月前
株式会社大阪ソーダ
電解めっき用の電極
2か月前
上村工業株式会社
ワーク保持治具
1か月前
上村工業株式会社
ワーク保持治具
1か月前
株式会社カネカ
水素生成システム
4か月前
住友化学株式会社
ダイヤモンド電極
3か月前
本田技研工業株式会社
制御装置
3か月前
マルイ鍍金工業株式会社
電解研磨システム
3か月前
本田技研工業株式会社
制御装置
3か月前
旭化成株式会社
電解装置
2か月前
旭化成株式会社
電解装置
1か月前
大同メタル工業株式会社
摺動部材
3か月前
株式会社M3
塩水の磁気処理による水素製造システム
2か月前
セーレン株式会社
導電フィルム及びその製造方法
12日前
株式会社カネカ
ガス拡散電極及び電解装置
3か月前
株式会社M3
磁気処理液体の電気分解による水素製造機構
2か月前
株式会社荏原製作所
めっき装置
4か月前
株式会社SCREENホールディングス
水電解装置
4か月前
本田技研工業株式会社
電解合成システム
2か月前
株式会社荏原製作所
めっき装置
3か月前
トヨタ自動車株式会社
水電解スタック
1日前
株式会社東芝
電解装置
3か月前
株式会社神戸製鋼所
エッジマスク接触判定方法
28日前
株式会社豊田中央研究所
電解セル
3か月前
株式会社電気印刷研究所
多数の孔を有する金属箔の製造方法
2か月前
株式会社トクヤマ
電解装置
4か月前
本田技研工業株式会社
電気化学モジュール
4か月前
富士電機株式会社
水電解装置
3か月前
JFEスチール株式会社
電極およびその製造方法
4か月前
株式会社大阪ソーダ
電解槽および電解槽の製造方法
4か月前
株式会社鈴木商会
亜鉛回収方法および亜鉛回収装置
4か月前
三菱マテリアル株式会社
皮膜付銅端子材及びその製造方法
3か月前
株式会社SCREENホールディングス
めっき装置
4か月前
古河電気工業株式会社
銅箔及び複合フィルム
3か月前
続きを見る