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公開番号2024041416
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022146232
出願日2022-09-14
発明の名称内燃機関のブローバイガス還流装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F01M 13/00 20060101AFI20240319BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】ブローバイガスの圧力の検出精度の低下が抑制された内燃機関のブローバイガス還流装置を提供することを課題とする。
【解決手段】過給機を備えた内燃機関のブローバイガス還流装置において、前記内燃機関のヘッドカバーに連通した第1連通口、前記過給機のコンプレッサよりも上流側で吸気通路に連通した第2連通口、及び第3連通口、を有したオイルセパレータと、前記第3連通口に連通した副室を画定したケースと、前記副室内の圧力を検出する圧力センサと、備え、前記第2連通口と前記第3連通口との間の直線距離は、前記第1連通口と前記第2連通口との間の直線距離よりも長く、且つ前記第1連通口と前記第3連通口との間の直線距離よりも長い、内燃機関のブローバイガス還流装置。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
過給機を備えた内燃機関のブローバイガス還流装置において、
前記内燃機関のヘッドカバーに連通した第1連通口、前記過給機のコンプレッサよりも上流側で吸気通路に連通した第2連通口、及び第3連通口、を有したオイルセパレータと、
前記第3連通口に連通した副室を画定したケースと、
前記副室内の圧力を検出する圧力センサと、
を備え、
前記第2連通口と前記第3連通口との間の直線距離は、前記第1連通口と前記第2連通口との間の直線距離よりも長く、且つ前記第1連通口と前記第3連通口との間の直線距離よりも長い、
内燃機関のブローバイガス還流装置。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記第2連通口は、前記第1連通口よりも前記オイルセパレータの長手方向の一方側に位置し、
前記第3連通口は、前記第1連通口よりも前記オイルセパレータの長手方向の他方側に位置している、請求項1の内燃機関のブローバイガス還流装置。
【請求項3】
前記第1連通口と前記第2連通口との間の直線距離は、前記第1連通口と前記第3連通口との間の直線距離よりも長い、請求項2の内燃機関のブローバイガス還流装置。
【請求項4】
前記第3連通口と前記副室とを連通した第1連通管と、
前記ケースと前記圧力センサとを連通した第2連通管と、を備えた請求項3の内燃機関のブローバイガス還流装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関のブローバイガス還流装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
大気側セパレータと圧力センサとを、副室を介して連通させることにより、ブローバイガスの流れの影響を抑制してブローバイガスの圧力を検出することができる(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-113521号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら副室の容積に対してブローバイガスの流量が大きい場合には、ブローバイガスの流れにより圧力センサによる圧力の検出精度が低下するおそれがある。
【0005】
そこで本発明は、ブローバイガスの圧力の検出精度の低下が抑制された内燃機関のブローバイガス還流装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、過給機を備えた内燃機関のブローバイガス還流装置において、前記内燃機関のヘッドカバーに連通した第1連通口、前記過給機のコンプレッサよりも上流側で吸気通路に連通した第2連通口、及び第3連通口、を有したオイルセパレータと、前記第3連通口に連通した副室を画定したケースと、前記副室内の圧力を検出する圧力センサと、備え、前記第2連通口と前記第3連通口との間の直線距離は、前記第1連通口と前記第2連通口との間の直線距離よりも長く、且つ前記第1連通口と前記第3連通口との間の直線距離よりも長い、内燃機関のブローバイガス還流装置により達成できる。
【0007】
前記第2連通口は、前記第1連通口よりも前記オイルセパレータの長手方向の一方側に位置し、前記第3連通口は、前記第1連通口よりも前記オイルセパレータの長手方向の他方側に位置してもよい。
【0008】
前記第1連通口と前記第2連通口との間の直線距離は、前記第1連通口と前記第3連通口との間の直線距離よりも長くてもよい。
【0009】
前記第3連通口と前記副室とを連通した第1連通管と、前記ケースと前記圧力センサとを連通した第2連通管と、を備えていてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ブローバイガスの圧力の検出精度の低下が抑制された内燃機関のブローバイガス還流装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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