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公開番号2024040734
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-26
出願番号2022145275
出願日2022-09-13
発明の名称車両用灯具
出願人株式会社今仙電機製作所
代理人個人,個人
主分類F21S 43/241 20180101AFI20240318BHJP(照明)
要約【課題】 車両用灯具の厚み以上に奥行き感を感じさせる車両用灯具を提供する。
【解決手段】 第1レンズセグメント22、第2レンズセグメント24、第3レンズセグメント26の中央縦レンズセグメントが点透視図法により車両中央側に消失点X1を有するように形成され、奥行き感を感じさせる。更に、レンズセグメントが、奥に行くに従い均等な割合で細くなり、奥行き感を感じさせる。また更に、レンズセグメントが、奥に行くに従い均等な割合で暗くなり、奥行き感を感じさせる。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両用灯具であって、
縦方向平板状の中央縦レンズセグメントと、該中央縦レンズセグメントの上端から車両中央側に延在する横方向平板状の上横レンズセグメントと、該中央縦レンズセグメントの下端から車両中央側に延在する横方向平板状の下横レンズセグメントとからなる第1レンズセグメントと、
前記第1レンズセグメントと略相似形で、中央縦レンズセグメントを備え、前記第1レンズセグメントの内側に設けられる第2レンズセグメントと、
前記第2レンズセグメントと略相似形で、中央縦レンズセグメントを備え、前記第2レンズセグメントの内側に設けられる第3レンズセグメントと、をレンズが備え、
前記第1レンズセグメントの前記中央縦レンズセグメントと、前記第2レンズセグメントの中央縦レンズセグメントと、前記第3レンズセグメントの中央縦レンズセグメントと、が点透視図法により車両中央側に消失点を有するように形成され、
前記第1レンズセグメントの幅よりも前記第2レンズセグメントの幅が細く、前記第2レンズセグメントの幅よりも前記第3レンズセグメントの幅が細く、
前記第1レンズセグメントの明度よりも前記第2レンズセグメントの明度が低く、前記第2レンズセグメントの明度よりも前記第3レンズセグメントの明度が低い、ことを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1の車両用灯具であって、
前記レンズは、前記第1レンズセグメントと、前記第2レンズセグメントと、前記第3レンズセグメントとを備える一体構造であることを特徴とする車両用灯具。
【請求項3】
請求項1の車両用灯具であって、
前記レンズは、階段状に形成された前記第1レンズセグメントと、前記第2レンズセグメントと、前記第3レンズセグメントとを備える一体構造であることを特徴とする車両用灯具。
【請求項4】
請求項3の車両用灯具であって、
前記第1レンズセグメントの側面には前記第2レンズセグメント側に光を反射させる第1斜壁が設けられ、前記第2レンズセグメントの側面には前記第3レンズセグメント側に光を反射させる第2斜壁が設けられ、
前記第1斜壁の角度により前記第2レンズセグメントの明度が調整され、前記第2斜壁の角度により前記第3レンズセグメントの明度が調整されることを特徴とする車両用灯具。
【請求項5】
請求項1~請求項4のいずれか1の車両用灯具であって、
前記第3レンズセグメントと略相似形で、中央縦レンズセグメントを備え、前記第3レンズセグメントの内側に設けられる第4レンズセグメントを前記レンズが備え、
前記第1レンズセグメントの前記中央縦レンズセグメントと、前記第2レンズセグメントの中央縦レンズセグメントと、前記第3レンズセグメントの中央縦レンズセグメントと、前記第4レンズセグメントの中央縦レンズセグメントと、が点透視図法により車両中央側に消失点を有するように形成されていることを特徴とする車両用灯具。
【請求項6】
車両用灯具であって、
縦方向平板状の中央縦レンズセグメントと、該中央縦レンズセグメントの上端から車両中央側に延在する横方向平板状の上横レンズセグメントと、該中央縦レンズセグメントの下端から車両中央側に延在する横方向平板状の下横レンズセグメントとからなる第1レンズセグメントと、
前記第1レンズセグメントと略相似形で、中央縦レンズセグメントを備え、前記第1レンズセグメントの内側に設けられる第2レンズセグメントと、
前記第2レンズセグメントと略相似形で、中央縦レンズセグメントを備え、前記第2レンズセグメントの内側に設けられる第3レンズセグメントを前記レンズが備え、
前記第1レンズセグメントと、前記第2レンズセグメントと、前記第3レンズセグメントとの表面に凸レンズ状のR形状が設けられ、
前記第1レンズセグメントと、前記第2レンズセグメントと、前記第3レンズセグメントとは、光源からの光が周囲に比べて強く光る点光りを生じるよう形成されていることを特徴とする車両用灯具。
【請求項7】
請求項6の車両用灯具であって、
前記第1レンズセグメントの前記中央縦レンズセグメントと、前記第2レンズセグメントの中央縦レンズセグメントと、前記第3レンズセグメントの中央縦レンズセグメントと、が点透視図法により車両中央側に消失点を有するように形成され、
前記第1レンズセグメントの幅よりも前記第2レンズセグメントの幅が細く、前記第2レンズセグメントの幅よりも前記第3レンズセグメントの幅が細く、
前記第1レンズセグメントの明度よりも前記第2レンズセグメントの明度が低く、前記第2レンズセグメントの明度よりも前記第3レンズセグメントの明度が低い、ことを特徴とする車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、テールランプに用いられる車両用灯具に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より車両に搭載される車両用灯具として、光源とレンズとを組み合わせたものが知られている。このような車両用灯具では、デザインの多様化によって、色々な形態のものが開発されている。
【0003】
特許文献1には、車両用灯具の前面を均一に発行させるため、複数のLEDから出射された光と、ハーフミラー処理が施されたインナーレンズと、反射面との間で反射を繰り返しながら、インナーレンズから前方に向けて透過させる構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-25310号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1で、複数のLEDから出射される光の光源象を増やして車両用灯具の前面を均一に発光させるだけでは、インナーレンズの前面側から出射される光によって、奥行き感のある光の演出を行うことは困難である。
【0006】
本発明の目的は、車両用灯具の厚み以上に奥行き感を感じさせる車両用灯具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に係る車両用灯具は、縦方向平板状の中央縦レンズセグメントと、該中央縦レンズセグメントの上端から車両中央側に延在する横方向平板状の上横レンズセグメントと、該中央縦レンズセグメントの下端から車両中央側に延在する横方向平板状の下横レンズセグメントとからなる第1レンズセグメントと、前記第1レンズセグメントと略相似形で、中央縦レンズセグメントを備え、前記第1レンズセグメントの内側に設けられる第2レンズセグメントと、前記第2レンズセグメントと略相似形で、中央縦レンズセグメントを備え、前記第2レンズセグメントの内側に設けられる第3レンズセグメントと、をレンズが備え、前記第1レンズセグメントの前記中央縦レンズセグメントと、前記第2レンズセグメントの中央縦レンズセグメントと、前記第3レンズセグメントの中央縦レンズセグメントと、が点透視図法により車両中央側に消失点を有するように形成され、前記第1レンズセグメントの幅よりも前記第2レンズセグメントの幅が細く、前記第2レンズセグメントの幅よりも前記第3レンズセグメントの幅が細く、前記第1レンズセグメントの明度よりも前記第2レンズセグメントの明度が低く、前記第2レンズセグメントの明度よりも前記第3レンズセグメントの明度が低い、ことを特徴とする。
【0008】
請求項6に係る車両用灯具は、縦方向平板状の中央縦レンズセグメントと、該中央縦レンズセグメントの上端から車両中央側に延在する横方向平板状の上横レンズセグメントと、該中央縦レンズセグメントの下端から車両中央側に延在する横方向平板状の下横レンズセグメントとからなる第1レンズセグメントと、前記第1レンズセグメントと略相似形で、中央縦レンズセグメントを備え、前記第1レンズセグメントの内側に設けられる第2レンズセグメントと、前記第2レンズセグメントと略相似形で、中央縦レンズセグメントを備え、前記第2レンズセグメントの内側に設けられる第3レンズセグメントを前記レンズが備え、前記第1レンズセグメントと、前記第2レンズセグメントと、前記第3レンズセグメントとの表面に凸レンズ状のR形状が設けられ、前記第1レンズセグメントと、前記第2レンズセグメントと、前記第3レンズセグメントとは、光源からの光が周囲に比べて強く光る点光りを生じるよう形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1の車両用灯具は、レンズが第1レンズセグメントと、第2レンズセグメントと、第3レンズセグメントと、を備える。第1レンズセグメント、第2レンズセグメント、第3レンズセグメントの中央縦レンズセグメントが点透視図法により車両中央側に消失点を有するように形成され、奥行き感を感じさせる。更に、第1レンズセグメントの幅よりも第2レンズセグメントの幅が細く、第2レンズセグメントの幅よりも第3レンズセグメントの幅が細くすることで、奥に行くに従いレンズセグメントが均等な割合で細くなり、奥行き感を感じさせる。更に、第1レンズセグメントの明度よりも第2レンズセグメントの明度が低く、第2レンズセグメントの明度よりも第3レンズセグメントの明度が低く、奥に行くに従い均等な割合でレンズセグメントが暗くなり、奥行き感を感じさせる。点透視図法、レンズセグメントの幅、レンズセグメントの明度設定を相乗させることで、車両用灯具の厚み以上に奥行き感を感じさせることができる。
【0010】
請求項6の車両用灯具は、レンズが、縦方向平板状の中央縦レンズセグメントと横方向平板状の上横レンズセグメント及び下横レンズセグメントとからなる略コ字形状の第1レンズセグメントと、第1レンズセグメントと略相似形で、第1レンズセグメントの内側に設けられる第2レンズセグメントと、第2レンズセグメントと略相似形で、第2レンズセグメントの内側に設けられる第3レンズセグメントとを備えることで、奥行き感を感じさせることができる。そして、第1レンズセグメントと、第2レンズセグメントと、第3レンズセグメントの表面に凸レンズ状のR形状が設けられることで、視線移動によるキラキラ感が増大する。第1レンズセグメントと、第2レンズセグメントと、第3レンズセグメントは、光源からの光が周囲に比べて強く光る点光りを生じるよう形成されていることで、奥行き感にアクセントを持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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