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公開番号2024031241
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022134670
出願日2022-08-26
発明の名称収音制御方法および収音装置
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類H04R 3/00 20060101AFI20240229BHJP(電気通信技術)
要約【課題】利用者が簡単に収音対象範囲を設定でき、利用者が収音対象範囲を認識することができる収音設定方法を提供する。
【解決手段】音収音設定方法は、カメラで撮影した画像から特定のオブジェクトを検出し、特定した前記特定のオブジェクトの、前記画像内の位置情報を取得し、取得した前記位置情報に基づいて指向性変更可能なマイクの収音対象範囲を設定する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
話者を認識し、
認識した前記話者の位置を検出し、
検出した前記話者の位置に基づいて第1の収音ビームを設定し、
前記話者以外の特定のオブジェクトを認識し、
認識した前記特定のオブジェクトの位置を検出し、
検出した前記特定のオブジェクトの位置に基づいて第2の収音ビームを設定する、
収音制御方法。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第2の収音ビームを設定することは、前記特定のオブジェクトの位置に基づいて、他の方向よりも感度の低い非収音ビームを設定することを含む、
請求項1に記載の収音制御方法。
【請求項3】
前記第1の収音ビームおよび前記第2の収音ビームの合計数は上限を有し、
該上限を超える場合に、新たな前記第1の収音ビームを設定しない、または最も過去に設定した前記第1の収音ビームに代えて新たな前記第1の収音ビームを設定する、
請求項1または請求項2に記載の収音制御方法。
【請求項4】
前記第1の収音ビームおよび前記第2の収音ビームの合計数は上限を有し、
該上限を超える場合に、予め規定された優先度に基づいて、過去に設定した前記第1の収音ビームに代えて新たな前記第1の収音ビームを設定する、
請求項1または請求項2に記載の収音制御方法。
【請求項5】
前記第1の収音ビームおよび前記第2の収音ビームの合計数は上限を有し、
該上限を超える場合に、予め規定された優先度に基づいて、過去に設定した前記第2の収音ビームに代えて新たな前記第1の収音ビームを設定する、
請求項1または請求項2に記載の収音制御方法。
【請求項6】
前記第1の収音ビームおよび前記第2の収音ビームの合計数は上限を有し、
該上限を超える場合に、利用者により選択された前記第1の収音ビームまたは前記第2の収音ビームに代えて、新たな前記第1の収音ビームを設定する、
請求項1または請求項2に記載の収音制御方法。
【請求項7】
前記第1の収音ビームまたは前記第2の収音ビームに対するミュート操作を受け付けて、
該ミュート操作を受け付けた前記第1の収音ビームまたは前記第2の収音ビームをミュートする、
請求項1または請求項2に記載の収音制御方法。
【請求項8】
アレイマイクと、
話者を認識する話者認識部と、
前記話者認識部で認識した前記話者の位置を検出する話者位置検出部と、
前記話者位置検出部で検出した前記話者の位置に基づいて前記アレイマイクに第1の収音ビームを設定する第1収音ビーム設定部と、
前記話者以外の特定のオブジェクトを認識するオブジェクト認識部と、
前記オブジェクト認識部で認識した前記特定のオブジェクトの位置を検出するオブジェクト位置検出部と、
前記オブジェクト位置検出部で検出した前記特定のオブジェクトの位置に基づいて前記アレイマイクに第2の収音ビームを設定する第2収音ビーム設定部と、
を備えた収音装置。
【請求項9】
前記第2の収音ビームを設定することは、前記特定のオブジェクトの位置に基づいて、他の方向よりも感度の低い非収音ビームを設定することを含む、
請求項8に記載の収音装置。
【請求項10】
前記第1の収音ビームおよび前記第2の収音ビームの合計数は上限を有し、
前記第1収音ビーム設定部は、該上限を超える場合に、新たな前記第1の収音ビームを設定しない、または最も過去に設定した前記第1の収音ビームに代えて新たな前記第1の収音ビームを設定する、
請求項8または請求項9に記載の収音装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一実施形態は、収音制御方法および収音装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、入力部から入力される第1画像データにおいて視線方向を検知し、前記視線方向の検知結果と対応情報とに基づき、収音方向を制御する収音装置が開示されている。特許文献1の発明は、視線に応じて収音ビームの方向を変化させる動的ビームを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-197658号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
利用者は、重要な発言者(例えば重役)の声を確実に通話相手に届けるため、特定の人に対して収音ビームの方向を向け続ける設定にしたい場合がある。
【0005】
本発明の一実施形態は、動的ビームを利用しながら、特定の人に対して簡単に収音ビームを向け続ける設定を行うことができる収音制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る収音制御方法は、話者を認識し、認識した前記話者の位置を検出し、検出した前記話者の位置に基づいて第1の収音ビームを設定し、前記話者以外の特定のオブジェクトを認識し、認識した前記特定のオブジェクトの位置を検出し、検出した前記特定のオブジェクトの位置に基づいて第2の収音ビームを設定する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一実施形態によれば、動的ビームを利用しながら、特定の人に対して簡単に収音ビームを向け続ける設定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
収音装置1および表示器3の外観斜視図である。
収音装置1の構成を示すブロック図である。
収音装置1の機能的構成を示すブロック図である。
認識部100、位置検出部110、および収音ビーム設定部120の動作を示すフローチャートである。
認識部100、位置検出部110、および収音ビーム設定部120の動作を示すフローチャートである。
カメラ11で撮影した画像の一例を示す図である。
図6に示した画像に対応する室内を平面視した図である。
変形例1に係る、カメラ11で撮影した画像の一例を示す図である。
図8に示した画像に対応する室内を平面視した図である。
変形例2に係る、収音装置1の構成を示すブロック図である。
変形例3に係る制御部15の動作を示すフローチャートである。
変形例4に係る制御部15の動作を示すフローチャートである。
変形例5に係る制御部15の動作を示すフローチャートである。
変形例6に係る制御部15の動作を示すフローチャートである。
変形例7に係る制御部15の動作を示すフローチャートである。
変形例8に係る制御部15の機能的構成を示すブロック図である。
天井に設置される収音装置1を示す外観斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、収音装置1および表示器3の外観斜視図である。収音装置1は、幅方向に長い直方体形状の筐体を備える。収音装置1の筐体は、一例として、表示器3の上面に乗せられる。収音装置1は、該筐体の正面においてカメラ11と、複数のスピーカ12と、複数のマイク14と、を備えている。カメラ11、複数のスピーカ12、および複数のマイク14は、筐体の正面に幅方向に並んで配置されている。この例では、カメラ11は、筐体の正面の中央に配置されている。複数のスピーカ12は、筐体の正面の左側に配置されている。複数のマイク14は、筐体の正面の右側に配置されている。
【0010】
なお、この例においては、複数のスピーカ12の数は2つであるが、1つであってもよいし、さらに複数であってもよい。また、スピーカ12を備えることは本発明において必須ではない。また、この例においては、マイクの数は6個である。複数のマイク14は、後述のビームフォーミングにより指向性変更可能なマイクとして機能する。複数のマイク14は、少なくとも2個以上であればビームフォーミングにより指向性変更可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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