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公開番号2024024320
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-22
出願番号2022127083
出願日2022-08-09
発明の名称基板収容ユニット
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H05K 7/14 20060101AFI20240215BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】コスト低減が図れる基板収容ユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】基板収容ユニット1は、電気部品が取り付けられる基板4と、基板4を収容可能な第一カバー2と、基板4を挟んで第一カバー2に装着される第二カバー3とを備え、基板4は、表裏を貫通する貫通孔41を形成し、第一カバー2は、第二カバー3に向けて突出して設けられ貫通孔41を挿通して基板4を保持し突出方向へ延びる少なくとも二つの突出片222を形成する保持部22を有し、第二カバー3は、第一カバー2に向けて突設され第一カバー2に装着される場合に突出片222の間に挿入され突出片222の間の間隔を広げる突起部31を有して構成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
電気部品が取り付けられる基板と、
前記基板を収容可能な第一カバーと、
前記基板を挟んで前記第一カバーに装着される第二カバーと、を備え、
前記基板は、表裏を貫通する貫通孔を形成し、
前記第一カバーは、前記第二カバーに向けて突出して設けられ、前記貫通孔を挿通して前記基板を保持し、突出方向へ延びる少なくとも二つの突出片を形成する保持部を有し、
前記第二カバーは、前記第一カバーに向けて突設され、前記第一カバーに装着される場合に前記突出片の間に挿入され、前記突出片の間の間隔を広げる突起部を有する、
基板収容ユニット。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記突起部は、先端に向けて細くなる楔形に形成されている、
請求項1に記載の基板収容ユニット。
【請求項3】
前記突出片は、先端で外側に突出する鉤部を有する、
請求項1又は2に記載の基板収容ユニット。
【請求項4】
前記第一カバーは、前記突出片の間から第一カバーの表面まで延びるチェック孔を形成し、
前記突起部は、前記突出片の間から前記チェック孔へ挿入される、
請求項1又は2に記載の基板収容ユニット。
【請求項5】
前記突出片は、先端で内側に突出する突部を有する、
請求項1又は2に記載の基板収容ユニット。
【請求項6】
前記保持部に設けられ、前記突出片の外側を覆い、前記保持部が前記貫通孔に挿通された場合に前記突出片と前記貫通孔の内面の間に配置される弾性部材を有する、
請求項1又は2に記載の基板収容ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、基板収容ユニットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、基板の取付に関するものとして、例えば、特許文献1に記載されるように、基板の表裏を貫通する孔に対し、基板の表側からコネクタに形成されるボスを挿入し、基板の裏側からもう一つコネクタに形成されるピンを挿入し、ピンをボスに連結することにより二つのコネクタを基板に取り付けるものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-86982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、基板の取付に関し、基板をケース内に収容する場合、基板をねじ止めにより固定する場合がある。このように基板を固定する場合、例えば、基板をケースにねじ止めし、ケースに蓋部材を取り付けて、基板収容ユニットが製造されていく。このとき、基板のねじ止めや蓋部材の取付が必要となり、組み付け工数が多くなる。このため、基板収容ユニットの製造において、組み付け工数の低減が図れる技術開発が望まれている。
【0005】
そこで、本発明は、組み付け工数の低減が図れる基板収容ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係る基板収容ユニットは、電気部品が取り付けられる基板と、基板を収容可能な第一カバーと、基板を挟んで第一カバーに装着される第二カバーと、を備え、基板は表裏を貫通する貫通孔を形成し、第一カバーは第二カバーに向けて突出して設けられ、貫通孔を挿通して基板を保持し、突出方向へ延びる少なくとも二つの突出片を形成する保持部を有し、第二カバーは、第一カバーに向けて突設され、第一カバーに装着される場合に突出片の間に挿入され、突出片の間の間隔を広げる突起部を有して構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る基板収容ユニットによれば、基板収容ユニットの製造において、組み付け工数の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第一実施形態に係る基板収容ユニットの分解斜視図である。
図2は、図1の基板収容ユニットにおける保持部の斜視図である。
図3は、図1のIII-IIIにおける基板収容ユニットの断面図である。
図4は、図1の基板収容ユニットにおける基板固定方法の説明図である。
図5は、図1の基板収容ユニットにおける基板固定方法の説明図である。
図6は、図1の第一基板収容ユニットの変形例を示す図である。
図7は、図1の第一基板収容ユニットの変形例を示す図である。
図8は、図1の第一基板収容ユニットの変形例を示す図である。
図9は、図1の第一基板収容ユニットの変形例を示す図である。
図10は、図1の第一基板収容ユニットの変形例を示す図である。
図11は、図1の第一基板収容ユニットの変形例を示す図である。
図12の(A)~(E)は、図1の第一基板収容ユニットにおける台座部の変形例を示す図である。
図13は、第二実施形態に係る基板収容ユニットの主要部を示す分解斜視図である。
図14は、第二実施形態に係る基板収容ユニットの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
第一実施形態に係る基板収容ユニットについて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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