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公開番号2024018794
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-08
出願番号2022122337
出願日2022-07-29
発明の名称ファイル
出願人コクヨ株式会社
代理人個人
主分類B42F 7/06 20060101AFI20240201BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】壁体間を伸縮可能に繋ぐマチが外方に突出し難いファイルを提供する。
【解決手段】ファイルは、複数の壁体である前外壁1、後外壁2、中間壁3と、これら前外壁1、後外壁2、中間壁3の間に収納空間spを形成し得るように各壁体の左右両縁部間を伸縮可能に繋ぐ第一、第二のマチM1、M2とを備えたものであり、第一、第二のマチM1、M2が、内向きに折れ曲がる中間折曲部f1と、中間折曲部f1よりも外側に設けられ外向きに折れ曲がる補助折曲部f2とを備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
複数の壁体と、これら複数の壁体間に収納空間を形成し得るように各壁体の左右両縁部間を繋ぐマチとを備えたファイルであって、
前記マチが、内向きに折れ曲がる中間折曲部と、この中間折曲部よりも外側に当該中間折曲部に対して傾斜した姿勢に設けられ外向きに折れ曲がる補助折曲部とを備えているファイル。
続きを表示（約 920 文字）【請求項２】
前記マチにおける上縁の中間部分が下方に向かって凹んだ形状をなしている請求項１記載のファイル。
【請求項３】
前記マチの全体が、下から上に向かって漸次幅寸法が大きくなるように構成されている請求項１記載のファイル。
【請求項４】
前記マチが、前記中間折曲部と前記補助折曲部との間に平板状をなす中間マチ構成部を有しており、
前記中間マチ構成部が下から上に向かって漸次幅寸法が大きくなるように構成されている請求項１記載のファイル。
【請求項５】
前記マチが、前記補助折曲部よりも前記壁体側に近接した位置に設けられ内向きに折れ曲がる外側折曲部を備えたものであり、
前記補助折曲部と前記外側折曲部とが略平行をなすように配設されている請求項１記載のファイル。
【請求項６】
前記マチの一端部又は両端部に、前記収納空間を臨む内面に連続し前記壁体の内面に添接される端面を有した被溶着部が設けられている請求項１記載のファイル。
【請求項７】
前記マチの上部が略面一をなすように伸張された場合であっても、前記中間折曲部の下部が内向きに折れ曲がった状態に保持されている請求項１記載のファイル。
【請求項８】
前記壁体が、前方を臨む外面を有した前外壁、後方を臨む外面を有した後外壁、及び、前記前外壁と前記後外壁との間に配設された中間壁であり、
前記マチが、前記前外壁及び前記中間壁の各左右両縁部間を伸縮可能に繋ぐ第一のマチであり、且つ、前記後外壁及び前記中間壁の各左右両縁部間を伸縮可能に繋ぐ第二のマチである請求項１記載のファイル。
【請求項９】
前記壁体が、前方を臨む外面を有した前外壁と、後方を臨む外面を有した後外壁であり、
前記マチが、前記前外壁及び前記後外壁の左右両縁部間を伸縮可能に繋ぐものである請求項１記載のファイル。
【請求項１０】
前記前外壁の下端部と前記後外壁の下端部との間を繋ぐ連結部が設けられている請求項８又は９記載のファイル。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ファイルに関する。
続きを表示（約 930 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、前面板と、後面板と、これら前面板及び後面板の各左右両端部間を繋ぐ蛇腹折り状のマチ（左右側縁部）とを有してなるファイルが知られている（例えば、特許文献１を参照）。
【０００３】
ファイルのマチは、開き姿勢から閉じ姿勢に遷移した際に、外側から見て谷折り形状になるべき箇所が山折り形状に折り曲げ変形されてしまう場合があり、この場合にマチが全体的に外側に飛び出してしまうという不具合があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
実開平５－９３８６７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明は、以上のような事情に着目してなされたものであり、少なくとも、壁体間を伸縮可能に繋ぐマチが外方に突出し難いファイルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
【０００７】
請求項１に記載の発明は、複数の壁体と、これら複数の壁体間に収納空間を形成し得るように各壁体の左右両縁部間を繋ぐマチとを備えたファイルであって、前記マチが、内向きに折れ曲がる中間折曲部と、この中間折曲部よりも外側に当該中間折曲部に対して傾斜した姿勢に設けられ外向きに折れ曲がる補助折曲部とを備えているファイルである。
【０００８】
請求項２に記載の発明は、前記マチにおける上縁の中間部分が下方に向かって凹んだ形状をなしている請求項１記載のファイルである。
【０００９】
請求項３に記載の発明は、前記マチの全体が、下から上に向かって漸次幅寸法が大きくなるように構成されている請求項１記載のファイルである。
【００１０】
請求項４に記載の発明は、前記マチが、前記中間折曲部と前記補助折曲部との間に平板状をなす中間マチ構成部を有しており、前記中間マチ構成部が下から上に向かって漸次幅寸法が大きくなるように構成されている請求項１記載のファイルである。
（【００１１】以降は省略されています）

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