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公開番号2023122172
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-01
出願番号2022025702
出願日2022-02-22
発明の名称部分メッキ治具
出願人有限会社クズハラゴム
代理人個人
主分類C25D 17/08 20060101AFI20230825BHJP(電気分解または電気泳動方法;そのための装置)
要約【課題】被メッキ物の適用範囲を拡大し、全体構造をコンパクトなものにする。
【解決手段】部分メッキ治具は、被メッキ物1の表面の上面及び下面のマスキング部分に対応して配置される、特定形状、例えば、ここでは、板状の導電性ゴム部2、3と、第1貫通孔4aを有し、導電性ゴム部2、3にそれぞれ接続するとともに外部に突出する部分を有する電極接続部4と、導電性ゴム部2、3のある領域以外の領域に第2貫通孔5a、6aをそれぞれ有し、導電性ゴム部2、3及び電極接続部4を圧締するプラスチック製の絶縁性部材5、6と、第1貫通孔と第2貫通孔に挿通され配置され、前記電極接続部を圧締するとともに、前記被メッキ物と導電性ゴム部2、3を圧締する、締付金具7、8、9と、を備える。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
被メッキ物の表面のマスキング部分に配置される導電性ゴム部と、
第1貫通孔を有し、前記導電性ゴム部に接続するとともに外部に突出する部分を有する電極接続部と、
前記導電性ゴム部のある領域以外の領域に第2貫通孔を有し、前記導電性ゴム部及び電極接続部を圧締する絶縁性部材と、
前記第1貫通孔と第2貫通孔に挿通され配置され、前記電極接続部を圧締するとともに、前記被メッキ物と前記導電性ゴム部とを圧締する、締付金具と、
を備えることを特徴とする部分メッキ治具。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記締付金具は、ボルトとナットとワッシャから構成され、前記ボルトが前記絶縁性部材と、前記導電性ゴム部と特定方向に交差するように前記絶縁性部材を貫通して配置される請求項1の部分メッキ治具。
【請求項3】
前記絶縁性部材の内壁と、前記被メッキ物と、前記導電性ゴム部で特定の閉空間が設けられる請求項1又は2の部分メッキ治具。
【請求項4】
前記被メッキ物の形状に対して、前記導電性ゴム部及び前記絶縁性部材が適合する形状に設けられる請求項1~3いずれかの部分メッキ治具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、導電性ゴムを用いる部分メッキ治具に関し、電着メッキ工程で電極と製品が干渉することにより発生するメッキ処理ができない箇所が発生しないようにするものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の発明は、基盤配線への部分めっき方法に関し、簡便で耐久性の良い基盤配線への部分めっき方法である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭58-37666号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の発明では、被メッキ物が基盤配線部分めっきの用途に限定されて、適用範囲が狭い問題、また、メッキ治具全体が大型化する問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の部分メッキ治具は、被メッキ物の表面のマスキング部分に配置される導電性ゴム部と、第1貫通孔を有し、前記導電性ゴム部に接続するとともに外部に突出する部分を有する電極接続部と、前記導電性ゴム部のある領域以外の領域に第2貫通孔を有し、前記導電性ゴム部及び電極接続部を圧締する絶縁性部材と、前記第1貫通孔と第2貫通孔に挿通され配置され、前記電極接続部を圧締するとともに、前記被メッキ物と前記導電性ゴム部とを圧締する、締付金具と、を備えることを特徴とする。
【0006】
被メッキ物は、エンジンシャフト、モーターシャフト等、マスキングが必要な対象物が挙げられるが、限定されるわけではない。
【0007】
前記締付金具は、ボルトとナットとワッシャから構成され、前記ボルトが前記絶縁性部材と、前記導電性ゴムと特定方向に交差するように前記絶縁性部材を貫通して配置されることが好ましい。
【0008】
前記絶縁性部材の内壁と、前記被メッキ物と、前記導電性ゴム部で特定の閉空間が設けられることが好ましい。
【0009】
前記被メッキ物の形状に対して、前記導電性ゴム部及び前記絶縁性部材が適合する形状に設けられることが好ましい。前記被メッキ物の形状としては、円環形状のみに限らず、例えば、円形、角形、楕円形、小判形、三次元形状等、必要に応じて種々自由かつ任意に設定することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、被メッキ物の適用範囲を拡大し、全体構造をコンパクトなものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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