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公開番号2023078978
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192340
出願日2021-11-26
発明の名称フラップ装置、駐輪装置、及びフラップ装置の設置方法
出願人個人
代理人個人,個人
主分類E04H 6/42 20060101AFI20230531BHJP(建築物)
要約【課題】設置工事を簡略化することができるフラップ装置、駐輪装置、及びフラップ装置の設置方法を提供する。
【解決手段】本開示に係るフラップ装置1は、駐車スペース21に対する車両の入出庫を許可するための許可位置と、入庫した車両の前記駐車スペース21からの出庫を阻止するための阻止位置との間で揺動するフラップ板12と、該フラップ板12と前記駐車スペース21の地面とを結ぶスロープ部材13とを備えるフラップ装置1において、前記フラップ板12及び前記スロープ部材13の少なくとも一方が非導電性素材で形成されており、前記入出庫に関する情報を送受信するための無線通信機器(制御装置6が備える通信部)が前記一方に隣り合う位置に設けられることを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
駐車スペースに対する車両の入出庫を許可するための許可位置と、入庫した車両の前記駐車スペースからの出庫を阻止するための阻止位置との間で揺動するフラップ板と、
該フラップ板と前記駐車スペースの地面とを結ぶスロープ部材と
を備えるフラップ装置において、
前記フラップ板及び前記スロープ部材の少なくとも一方が非導電性素材で形成されており、
前記入出庫に関する情報を送受信するための無線通信機器が前記一方に隣り合う位置に設けられることを特徴とするフラップ装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記無線通信機器は、非導電性素材で形成されている前記フラップ板が前記許可位置にある場合に前記フラップ板に覆われる位置、又は非導電性素材で形成されている前記スロープ部材に覆われる位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載のフラップ装置。
【請求項3】
前記駐車スペースにおける車両の有無を検出する車両センサを更に備え、該車両センサは、非導電性素材で形成されている前記フラップ板が前記許可位置にある場合に前記フラップ板に覆われる位置、又は非導電性素材で形成されている前記スロープ部材に覆われる位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフラップ装置。
【請求項4】
前記非導電性素材は、セルロースナノファイバー、ファインセラミックス、又は炭素繊維強化プラスチックであることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のフラップ装置。
【請求項5】
二輪車の車輪を収容するラックと、
該ラックに対する二輪車の入出庫に関する情報を送受信するための無線通信部と、
該無線通信部を収容しており、非導電性素材で形成されている収容部と
を備えることを特徴とする駐輪装置。
【請求項6】
前記ラックに一体的に設けられており、該ラックを支持する支持体が前記収容部を兼ねていることを特徴とする請求項5に記載の駐輪装置。
【請求項7】
前記非導電性素材は、セルロースナノファイバー、ファインセラミックス、又は炭素繊維強化プラスチックであることを特徴とする請求項5又は6に記載の駐輪装置。
【請求項8】
駐車スペースに対する車両の入出庫を許可するための許可位置と、入庫した車両の前記駐車スペースからの出庫を阻止するための阻止位置との間で揺動するフラップ板と、
該フラップ板と前記駐車スペースの地面とを結ぶスロープ部材と、
前記フラップ板を揺動可能に支持する基体と、
前記入出庫に関する情報を送受信するための無線通信機器と
を備えるフラップ装置を設置する方法であって、
少なくとも一方が非導電性素材で形成されている前記フラップ板と前記スロープ部材とが、入出庫する車両の進退方向に互いに隣り合い、且つ前記入庫した車両の前輪と後輪との間に位置するようにして、前記スロープ部材及び前記無線通信機器を該無線通信機器が前記一方に隣り合うようにして一体的に設けてある前記基体を前記地面に載置し、
載置した前記基体を前記地面に固定することを特徴とするフラップ装置の設置方法。
【請求項9】
前記基体を前記地面に載置する際に、前記スロープ部材及び前記無線通信機器と前記駐車スペースにおける車両の有無を検出する車両センサとが一体的に設けられている前記基体を前記地面に載置することを特徴とする請求項8に記載のフラップ装置の設置方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、フラップ装置、駐輪装置、及びフラップ装置の設置方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、有料の駐車スペースにフラップ装置が設置されていることがある。
特許文献1に記載されているフラップ装置は、管理サーバと共に駐車場管理システムを構成しており、フラップ板、車両センサ、及び制御部を備える。
【0003】
フラップ板は、駐車スペースに対する車両の入出庫を許可するための許可位置と、入庫した車両の駐車スペースからの出庫を阻止するための阻止位置との間で揺動する。許可位置から阻止位置へ揺動するフラップ板の先端部は上昇し、阻止位置から許可位置へ揺動するフラップ板の先端部は下降する。阻止位置にあるフラップ板が、不正に出庫しようとする車両の車輪に当接することによって、車両の出庫が阻止される。許可位置にあるフラップ板を車輪が乗り越えやすいように、フラップ装置はフラップ板と駐車スペースの地面との間を結ぶスロープ部材を備える。
車両センサは駐車スペースにおける車両の有無を検出する。
【0004】
フラップ装置と管理サーバとは、ネットワークを介して相互に通信する。
駐車スペースに入庫した車両を車両センサが検出した場合、制御部は、車両の入庫を通知するための入庫通知を管理サーバに送る。入庫通知を受けた管理サーバは、フラップ装置の制御部にフラップ板上昇指示を送る。フラップ板上昇指示を受けた制御部は、フラップ板を許可位置から阻止位置へ揺動させる。この結果、入庫した車両の出庫が不可能になる。
【0005】
管理サーバは駐車料金の管理処理及び決済処理等を実行する。駐車料金の決済が完了した場合、管理サーバはフラップ装置の制御部にフラップ板下降指示を送る。フラップ板下降指示を受けた制御部は、フラップ板を阻止位置から許可位置へ揺動させる。この結果、入庫した車両の出庫が可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-114070号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
一般に、フラップ板もスロープ部材も鉄製である。鉄製品は無線通信を阻害するので、フラップ装置は有線通信機器を備える。フラップ装置は駐車スペース毎に設置され、各フラップ装置の有線通信機器に対して通信ケーブルが敷設される。
安全のため、通信ケーブルは駐車スペースに埋設されるので、駐車スペースの数が多いほど、フラップ装置の設置工事の工期が伸び、費用が増す。
このような問題はフラップ装置に限定されず、二輪車の駐輪させるための駐輪装置においても起こり得る。
【0008】
本開示の目的は、設置工事を簡略化することができるフラップ装置、駐輪装置、及びフラップ装置の設置方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示に係るフラップ装置は、駐車スペースに対する車両の入出庫を許可するための許可位置と、入庫した車両の前記駐車スペースからの出庫を阻止するための阻止位置との間で揺動するフラップ板と、該フラップ板と前記駐車スペースの地面とを結ぶスロープ部材とを備えるフラップ装置において、前記フラップ板及び前記スロープ部材の少なくとも一方が非導電性素材で形成されており、前記入出庫に関する情報を送受信するための無線通信機器が前記一方に隣り合う位置に設けられることを特徴とする。
【0010】
本開示にあっては、フラップ板及びスロープ部材の少なくとも一方が非導電性素材で形成されており、無線通信機器は非導電性素材で形成されている物に隣り合う。非導電性素材で形成されているフラップ板及び/又はスロープ部材が無線通信を阻害する虞はない。故に、駐車スペースに対する車両の入出庫に関する情報を無線で送受信することができるので、通信ケーブルの敷設は不要である。従って、フラップ装置の設置工事を簡略化することができるので、フラップ装置の設置工事の工期を短縮することができ、費用を低減することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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