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公開番号2025181372
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-11
出願番号2024089324
出願日2024-05-31
発明の名称処理装置及び表示制御方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20251204BHJP(電気通信技術)
要約【課題】処理装置の設置後の使用開始までに要する時間を短縮することが可能な処理装置等を提供する。
【解決手段】画面の表示を制御する制御部と、前記画面を表示する表示部と、起動に初期動作を要するデバイスとを備え、前記制御部は、前記画面を介して装置の初期設定に係る入力を受付け、前記装置の初期設定に係る入力の受付けと前記デバイスに対する前記初期動作とを並列に処理し、前記初期動作の進捗に応じて、前記装置の初期設定の終了時に表示する終了画面の表示を制御する処理装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
画面の表示を制御する制御部と、
前記画面を表示する表示部と、
起動に初期動作を要するデバイスとを備え、
前記制御部は、
前記画面を介して装置の初期設定に係る入力を受付け、
前記装置の初期設定に係る入力の受付けと前記デバイスに対する前記初期動作とを並列に処理し、
前記初期動作の進捗に応じて、前記装置の初期設定の終了時に表示する終了画面の表示を制御することを特徴とする処理装置。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記制御部は、
前記デバイスの初期動作が終了している場合、前記終了画面を表示することを特徴とする請求項１に記載の処理装置。
【請求項３】
前記初期動作は、前記デバイスに対する検知動作と調整動作とを含み、
前記制御部は、
前記デバイスの前記検知動作が終了し、前記調整動作が終了していない場合、前記終了画面の表示前に、前記調整動作が継続中である旨を通知する第１の通知画面を表示し、
前記デバイスの前記検知動作及び前記調整動作が終了していない場合、前記終了画面の表示前に、前記第１の通知画面に加え、前記検知動作が継続中である旨を通知する第２の通知画面を表示することを特徴とする請求項１に記載の処理装置。
【請求項４】
前記制御部は、
前記第１の通知画面又は前記第２の通知画面を前記装置の初期設定で表示する画面の一画面として表示することを特徴とする請求項３に記載の処理装置。
【請求項５】
前記制御部は、
前記第１の通知画面に前記調整動作の進捗状況を表示し、前記第２の通知画面に前記検知動作の進捗状況を表示することを特徴とする請求項３に記載の処理装置。
【請求項６】
前記制御部は、
前記調整動作又は前記検知動作の終了までに要する概算時間を前記進捗状況として表示することを特徴とする請求項５に記載の処理装置。
【請求項７】
前記制御部は、
前記デバイスの起動に要する全ての動作の数に対する、実行した又は実行中の動作の数の割合である進捗率を前記進捗状況として表示することを特徴とする請求項５に記載の処理装置。
【請求項８】
前記デバイスは、
画像形成に係るプロセスを含む画像形成ユニットであって、
前記検知動作は、
前記画像形成で使用される交換部品の検知に関する動作であって、
前記調整動作は、
前記画像形成により形成される画像の画質調整に関する動作であることを特徴とする請求項３に記載の処理装置。
【請求項９】
前記制御部は、
前記装置の初期設定で表示する画面の表示数に制限がある場合、前記第１の通知画面又は前記第２の通知画面をダイアログとして表示することを特徴とする請求項３に記載の処理装置。
【請求項１０】
画面を表示し、
前記画面を介して装置の初期設定に係る入力を受付け、
前記装置の初期設定に係る入力の受付けとデバイスに対する初期動作とを並列に処理し、
前記初期動作の進捗に応じて、前記装置の初期設定の終了時に表示する終了画面の表示を制御することを特徴とする表示制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、処理装置等に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
複合機等の処理装置の設置後の初回起動時には、例えば、画像形成に係る画像形成ユニット等を動作させるための初期動作を行う必要がある。また、初回起動時に、装置使用のための装置設定を対話形式で管理者に対して求める仕様もある（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１５－１５６２０６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本開示は、処理装置の設置後の使用開始までに要する時間を短縮することが可能な処理装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記課題を解決するために、本開示に係る処理装置は、画面の表示を制御する制御部と、前記画面を表示する表示部と、起動に初期動作を要するデバイスとを備え、前記制御部は、前記画面を介して装置の初期設定に係る入力を受付け、前記装置の初期設定に係る入力の受付けと前記デバイスに対する前記初期動作とを並列に処理し、前記初期動作の進捗に応じて、前記装置の初期設定の終了時に表示する終了画面の表示を制御することを特徴としている。
【０００６】
また、本開示に係る表示制御方法は、画面を表示し、前記画面を介して装置の初期設定に係る入力を受付け、前記装置の初期設定に係る入力の受付けとデバイスに対する初期動作とを並列に処理し、前記初期動作の進捗に応じて、前記装置の初期設定の終了時に表示する終了画面の表示を制御することを特徴としている。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、処理装置の設置後の使用開始までに要する時間を短縮することが可能な処理装置等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
第１実施形態に係る処理装置の全体構成を説明する図である。
第１実施形態に係る処理装置の機能構成を説明する図である。
第１実施形態に係る処理の流れを説明するシーケンス図である。
第１実施形態に係る処理の流れを説明するフローチャートである。
第１実施形態に係る処理の流れを説明するフローチャートである。
第１実施形態に係る処理の流れを説明するフローチャートである。
第１実施形態に係る処理の流れを説明するフローチャートである。
デバイス情報テーブルを説明する図である。
第１実施形態に係る動作例を説明する図である。
第１実施形態に係る動作例を説明する図である。
第１実施形態に係る動作例を説明する図である。
第２実施形態に係る動作例を説明する図である。
第３実施形態に係る動作例を説明する図である。
従来技術を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は、本開示を説明するための一例であり、特許請求の範囲に記載した説明の技術的内容は、以下の記載に限定されるものではない。
【００１０】
画像形成に係るプロセス部分（像担持体、帯電、現像等）を一体型又は分離型としてユニット化したデバイス（以降、画像形成ユニットと称する）を備えた複合機等の処理装置は、装置設置後の初回起動時に、これらの画像形成ユニットを正常に動作させるための検知動作や（画質）調整動作等を含む初期動作を行う必要がある。
（【００１１】以降は省略されています）

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