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公開番号
2025176533
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-04
出願番号
2024082751
出願日
2024-05-21
発明の名称
インクジェット記録装置、吐出不良抑制方法及びプログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
B41J
2/195 20060101AFI20251127BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】オゾンに起因するノズルの吐出不良を抑制可能なインクジェット記録装置、吐出不良抑制方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】インクジェット記録装置1は、記録媒体Pにインクジェットヘッド241のノズルNからインクを吐出して画像を形成する画像形成装置20と、ノズルN内のインクの変性度に係る情報を取得し、当該取得した情報に応じて、ノズルNからインクを排出させる排出動作を制御する制御部50と、を備える。
【選択図】図8A
特許請求の範囲
【請求項1】
記録媒体にインクジェットヘッドのノズルからインクを吐出して画像を形成する画像形成装置と、
前記ノズル内のインクの変性度に係る情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した情報に応じて、前記ノズルから変性インクを排出させる排出動作を制御する制御部と、を備えるインクジェット記録装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記ノズル面に接触して変性インクを吸液するインク吸収体を備え、
前記制御部は、前記排出動作として、前記ノズル内の負圧を画像形成時の第1の値よりも小さい第2の値に制御して、前記ノズル面を前記インク吸収体に接触させる請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記排出動作として、前記ノズル内の負圧を前記第2の値よりも小さい第3の値とした後に前記第2の値に制御して、前記ノズル面を前記インク吸収体に接触させる請求項2に記載のインクジェット記録装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記排出動作として、前記ノズルから変性インクを吐出させる吐き捨て処理を行う請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項5】
前記取得部は、複数の前記ノズルがそれぞれ最後にインクを吐出したタイミングを取得し、
前記制御部は、前記ノズルが最後にインクを吐出してからの時間が所定の閾値を超えた場合に、前記排出動作を実行する請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項6】
前記取得部は、装置内のオゾン量の推定値を取得し、
前記制御部は、前記推定値が所定値を超えた場合に、前記排出動作を実行する請求項1から4のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
【請求項7】
前記取得部は、オゾンの発生源の出力値及び駆動時間に基づいて前記推定値を取得する請求項6に記載のインクジェット記録装置。
【請求項8】
前記オゾンの発生源は、前記記録媒体を除電するイオナイザーである請求項7に記載のインクジェット記録装置。
【請求項9】
前記取得部は、記録媒体の種類又は装置内の温湿度に基づいて前記イオナイザーの出力値を取得する請求項8に記載のインクジェット記録装置。
【請求項10】
前記取得部は、記録媒体の帯電量に基づいて前記イオナイザーの出力値を取得する請求項8に記載のインクジェット記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット記録装置、吐出不良抑制方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、インクジェットヘッドのノズル面に形成されたノズルから記録媒体にインクを吐出して画像を形成するインクジェット記録装置が知られている。
【0003】
このようなインクジェット記録装置においては、ノズルに異物が付着すると、吐出不良が生じ得る。そこで、例えば特許文献1には、ノズル面をワイピングブレードによって払拭することで異物を除去するインクジェット記録装置について記載されている。
【0004】
また、ノズルに付着する異物の一例として、装置内で発生したオゾンがインクと反応することで形成される有機酸塩が挙げられる。そこで、例えば特許文献2には、装置内で発生したオゾンの量に応じて、払拭メンテナンス時にウェブをノズル面に当接させる時間を長くするインクジェット記録装置について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-205625号公報
特開2021-084226号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、吐出不良の原因となる異物が発生するのはノズル面に限られない。図9は、最後の画像形成後からの待機日数と、吐出不良が生じた不良ノズルの数の関係を、装置内のオゾン量に応じてそれぞれ示すグラフである。図9において、横軸は待機日数、縦軸は発生した不良ノズルの累計数をそれぞれ示す。図9から、装置内でオゾンが発生している場合、インクを吐出していないノズルには、時間経過とともに異物が発生して、不良ノズルとなることがわかる。
【0007】
当該現象は、ノズル内に残ったインクが、オゾンによって変性して異物となり、ノズルの内側に付着したことに起因する。そのため、ノズル面を払拭する特許文献1及び2の発明では、ノズル内におけるインクの変性並びに吐出不良の発生を抑制できない。
【0008】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものである。その目的は、オゾンに起因するノズルの吐出不良を抑制可能なインクジェット記録装置、吐出不良抑制方法及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、インクジェット記録装置であって、
記録媒体にインクジェットヘッドのノズルからインクを吐出して画像を形成する画像形成装置と、
前記ノズル内のインクの変性度に係る情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した情報に応じて、前記ノズルから変性インクを排出させる排出動作を制御する制御部と、を備える。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェット記録装置であって、
前記ノズル面に接触して変性インクを吸液するインク吸収体を備え、
前記制御部は、前記排出動作として、前記ノズル内の負圧を画像形成時の第1の値よりも小さい第2の値に制御して、前記ノズル面を前記インク吸収体に接触させる。
(【0011】以降は省略されています)
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