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公開番号2025169752
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-14
出願番号2024074806
出願日2024-05-02
発明の名称床材
出願人岐阜プラスチック工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E04F 15/02 20060101AFI20251107BHJP(建築物)
要約【課題】床材の上面に隙間を形成しにくくする。
【解決手段】基材層30と、前記基材層30の下に配置されたクッション層40とを備えた床材10であって、前記基材層30は、中空構造体70によって構成される上層31、中層32及び下層33の積層体からなり、前記上層31が、前記中層32及び前記下層33より大きく、前記中層32がずれて配置されることにより前記基材層30に雄サネ部51と雌サネ部52とを形成している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
基材層と、前記基材層の下に配置されたクッション層とを備えた床材であって、
前記基材層は、中空構造体によって構成される上層、中層及び下層の積層体からなり、前記上層が、前記中層及び前記下層より大きく、前記中層がずれて配置されることにより前記基材層に雄サネ部と雌サネ部とを形成している、床材。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記上層、前記中層及び前記下層はいずれも平面視矩形状であり、前記上層の辺の長さに対して、これと平行な前記中層及び前記下層の辺の長さが1~3mm短く、前記雄サネ部における前記下層との掛かり代が4mm~15mmであり、前記雄サネ部の突出長さは前記上層の辺の長さから前記下層の辺の長さを差し引いた長さの2倍以上である、請求項1に記載の床材。
【請求項3】
前記雄サネ部の突出長さと、前記下層の厚みとは、前記雄サネ部の突出長さを底辺、前記下層の厚みを高さとした直角三角形における底辺と斜辺とによりなす角θが65度以下である、請求項1に記載の床材。
【請求項4】
前記中層は、コア層と前記コア層の厚み方向両面に配置されたスキン層とを備えた中空構造体であり、前記雄サネ部の端面は前記スキン層により構成されている、請求項1~請求項3のうちいずれか一項に記載の床材。
【請求項5】
前記上層、前記中層及び前記下層の各層間は、両面テープにより固定されており、前記両面テープは前記雄サネ部及び前記雌サネ部の内縁に接して位置している、請求項1~請求項3のうちいずれか一項に記載の床材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建築物に設置する床材に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来より雄サネ部及び雌サネ部を有する床材が知られている。例えば特許文献1には、床材として建築パネルが記載されている(実用新案登録請求の範囲、図1ないし図3)。この床材は、木質板の裏側にハニカム構造板を積層し、該ハニカム構造板の裏側に硬質合成樹脂発泡板を積層し、ハニカム構造板の一方の側端を外方へ突出させて雄サネ部を形成し、同ハニカム構造板の他方の側端を内方へ引っ込ませて雌サネ部を形成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平5-69230号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載された床材は、木質板とハニカム構造板と硬質合成樹脂発泡板とを積層したものであるが、これら床材の雄サネ部と雌サネ部とを嵌合して組み付けていくと、隣接する床材同士が隙間なく組み付けられることとなる。
【0005】
しかし、隣接する床材同士が隙間なく組み付けられると、ハニカム構造板や硬質合成樹脂発泡板に製造誤差や組付け誤差があった場合等には床材の上面となる木質板間に隙間が生じることとなり、その隙間にゴミが蓄積する可能性がある。
【0006】
そこで、本発明は、上面に隙間が形成されにくい床材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための床材は、基材層と、前記基材層の下に配置されたクッション層とを備えた床材であって、前記基材層は、中空構造体によって構成される上層、中層及び下層の積層体からなり、前記上層が、前記中層及び前記下層より大きく、前記中層がずれて配置されることにより前記基材層に雄サネ部と雌サネ部とを形成している。
【0008】
また、前記上層、前記中層及び前記下層はいずれも平面視矩形状であり、前記上層の辺の長さに対して、これと平行な前記中層及び前記下層の辺の長さが1~3mm短く、前記雄サネ部における前記下層との掛かり代が4mm~15mmであり、前記雄サネ部の突出長さは前記上層の辺の長さから前記下層の辺の長さを差し引いた長さの2倍以上である。
【0009】
前記雄サネ部の突出長さと、前記下層の厚みとは、前記雄サネ部の突出長さを底辺、前記下層の厚みを高さとした直角三角形における底辺と斜辺とによりなす角θが65度以下である。
【0010】
前記中層は、コア層と前記コア層の厚み方向両面に配置されたスキン層とを備えた中空構造体であり、前記雄サネ部の端面は前記スキン層により構成されている。
前記上層、前記中層及び前記下層の各層間は、両面テープにより固定されており、前記両面テープは前記雄サネ部及び前記雌サネ部の内縁に接して位置している。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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